2012年11月19日月曜日

カモン!ワンダーボーイ!!

シーズンが終了するまで書くのはやめようかと思ってたんだけど、やっぱり・・。

31節が終わった後、サポ仲間と酒を飲む機会があった。そのときにも「彼」の話は出ていた。
このタイミングだ。当然、来季は・・という話である。だから、少しだけ覚悟はしていたかもしれない。

浦和レッズ20周年、記念グッズのひとつにタペストリーがあった。ここに描かれたイラストは、わずか11名の「レジェンド」。その中央下に彼はいる。

キレのあるドリブル。一瞬のスピード。スペースに入り込む上手さ。献身的な守備も大好きだった。

が、あの大怪我から奇跡的に復活した後、ついに完全な元の状態に戻ることはなかったように思う。怪我を繰り返し、代表からも縁遠くなった。
やがてプレースタイルも変わってしまっておとなしくなり、ただタスクをこなすだけというような印象を受けるときすらあった。
特に今年はチームの躍進に乗り遅れたかのようで。

初めてのタイトル。2003年秋、雨に霞む国立競技場。ゴールを決め、僕たちのほうに向かってスライディングして喜びを表現してくれた姿――そう、イラストにもなったあの姿。きっと忘れない。

本当に愛されたワンダーボーイ、スーパー達也の未来に。

田中達也との契約について(浦和公式)
田中達也のドリブルテクニック(YouTube)

0 件のコメント: