2024年10月31日木曜日

1ポイントを大切にしたい。

コンディション的に有利?
いや、逆に「手負い」でしょ。その意味では何のアドバンテージもないし、互いにギリギリの一戦だったと思う。

その戦いを、自分たちらしくやり切ったと思うよ。この引き分けはなんら恥じることのないゲームだったと思う。

横浜FM 0-0 浦和△

しっかり守ってチャンスをうかがう。
流れがくれば一気呵成に攻め立てる。

ねらったとおりの試合だったんじゃないかな。

ただひとつ、ゴールと言う結果が足りなかった。
2回ネットを揺らしたけれど、いずれもオフサイドで。
松尾が裏を突いて渡邊がフィニッシュ。元気のドリブルから裏を取った二田の折り返し。どちらも惜しい以外の言葉が出ない。

結果は結果。妥当な勝ち点1とは思う。
この「1」を大切にしよう。しっかり戦って得たポイントなのだから。


効果的だったかどうかは別として、原口元気が左サイドからドリブルするだけでワクドキしてしまった。おっさんちょろいな。


2024年10月30日水曜日

翳りゆくひと。[063]


[063]

ごんっ。

ゴールデンウィーク前半の最終日の夜、わたしの自宅に鈍い音が響く。妻が慌てて隣室に走ると、同居の義母が自室でつまづいて転倒していた。
痛みを強く訴え、起き上がることもできなかったので、時間帯のこともあって救急車を呼ぶことになった。

その夜遅く、診断が下された。大腿骨頸部骨折。

義母はマサさんとあまり年齢も変わらないので、転倒すなわち骨折というリスクは常につきまとう。

手術は翌朝から行われたのだが、まさにその同じ時刻、さくら老健からわたしに電話がかかってきた。

『お父様が今日、トイレで転倒されて』

重なるときには重なるもの。
一瞬悪い想像をしてしまったが、幸い膝をついた程度で、湿布で経過観察しているとの報告だけだった。驚いたが、大事なさそうで安堵した。

とにかくホームへの入居まで、何事もないように。そう祈るばかりだった。

ちなみに義母の手術は無事に終わり、リハビリ病院への転院を経て、2ヶ月半後には杖を使いつつ自力歩行ができている。こちらも寝たきりなどという事態にならずに済んで何よりだった。

そんな間にも、わたしはマサさんの業界団体やらOB会やら何やらの退会申請、年会費の取り扱いの確認、郵便物の停止依頼など、諸々の手続きもこまごまと行っていた。
退会申請に対して、ご丁寧に「長い間お世話になりまして」などとわざわざメッセージをくれた方もいた。マサさんのこれまでの人生に思いを馳せる瞬間でもあった。

そしてゴールデンウィーク後半。朝起きると妻から言葉をかけられた。

「昨日の夜、お母さんから電話があったよ」

わたしがすでに眠ってしまっていて電話に出なかったからだという。

「『もう少しここにいたい』って。もう引っ越しの申し込みはしたと聞いてるけどって言ったけど、あまり刺激するようなことも言えないから、電話させますねって言っといた」
「わかった、電話するよ。でも、電話したこととか、忘れちゃってるかもしれないから、少し後でかける」

少し時間をおいてから折り返したが、案の定あっちゃんは引っ越したくないと電話したことはまったく覚えていなかった。

「引っ越ししてマサさんと一緒に暮らせるまで、あと1ヶ月ぐらいだからね」

わたしの言葉に、この日はとても納得したような感じだった。
物忘れを利用したようなやり口で、わたしの中には罪悪感もあるのだが、それよりも前向きに老人ホームへの入居に向かってほしいという気持ちのほうが強い。

その入居に向け、SS社のイワキさん、グッドライフの相談員ミズマキさんから相次いで、ホーム側との面談の日程が確定したとの連絡が入る。

マサさんが5月10日、あっちゃんが15日。

マサさんはさくら老健での面談なので何も心配ない。
あっちゃんのほうは、ながいきセンターのセイコさんが同席してくれることになった。

この面談を経て、ホーム側での入居可否の判定、それが通れば入居日の確定と進んでいく。いよいよだ。

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2024年10月29日火曜日

ヴィクトリアン・ホテル。

『――優しさは呪いだ。』

下村敦史「ヴィクトリアン・ホテル」を読んでいる。

ホテルを舞台にした、まさに“グランドホテル形式”の作品で、最初に書いてしまうと、その多種多様な登場人物たちの関係性が、最後に収束していく、あるいはホテルとともに終焉に向かっていく様は、それはもう素晴らしく気持ちのいい読後感をもたらしてくれる一冊だった。
由来である映画「グランドホテル」の話も作中に登場します(^^;

・・・のだけど。

主要な登場人物それぞれの視点で語られていく物語を読み進めていく中で、「ん?」という疑問にもならないような小さな引っ掛かりがあった。
それを気にせずスルーしてたら!まさかの!!ああっ!これは!

やーらーれーたー!!!(@_@)

というわけで現在二度読みの真っ最中です。復習と確認作業が必要なのです。なので冒頭に“~を読んでいる”と書いたのです(^^;


作中にはたびたび出てくるのだが、本作は「呪い」の物語と言えるかもしれない。誰もがどんな立場でもそれぞれ「呪い」にかけられて。
おそらくは作者である下村さんも。

じゃあどうすればいいんだ。

おそらく下村さんが今作で最も言いたかったのはその部分なんじゃないだろうか。登場人物として「作家」を出したのはそのためだったんじゃないか、そんなことを思った。

同調とか同意とか共感とか、呪いにかかってしまった人たちが、どのような形であれ救われればいいなと心底思う。「呪いからの赦し」の物語に。
ふざけんなよ、名前のない悪意さんたちめ(怒)。

『「生まれた時代も、生い立ちも、人間関係も違ったら、当然、価値観も変わってきます。積み重ねてきた人生は色々です。犯罪行為や迷惑行為をしているのでなければ、それぞれの価値観を尊重して、理解を示すことが多様性と共存――そして寛容ではないでしょうか」』


2024年10月28日月曜日

シンプルイズベスト。

休日出勤でGame1は観戦できず。さすがに仕事中にバスライするわけにもいかんもんなぁ
そんなこんなで迎えたGame2。

埼玉 65-74 東京Z○

(o´(エ)` o).oO(ブロンコスは「さいたま」なのに略称は「埼玉」なんだよな。市と県で表記が違うのにどういうアレなんだろう..今さら人に聞けない...)

3Q終わって8点リード。流れ自体は「どっちつかず」だったと思うので、その8点を溶かすぐらいのことはやりかねん・・・とかなり心配しつつ応援してたわけですが。


超失礼な言い方をすると「らしくない」というか、慌てるでもなく混乱するでもなく、「ちゃんと」勝ち切った。いやはやこれはお見事
こういう勝ち方ができると勝ち星は増えていくぞ。うんうん。


前も書いたかもしれないけど、戦い方、特にオフェンスはすごくシンプル
井手→ランプキンのPnRをベースにして(決まってるうちはやり続けるべし!)、いいディフェンスリバウンドが取れたらまずは走る。ヒルズマン、ベンレヴィが持ち上がったのならそのままアタック!
平均的に身長と運動能力があるからかなりリバウンド粘れるのよね。

いくつかボールを動かして、ダメならポスト――。

役割分担含めて選手に迷いを生む要素が少ないから、「停滞」がすごく少ないように思うのよね。
24秒とか数えるほどしかないでしょ?マネージャーの「ごーよーんさーんにー」の声、あんまり聞いてない気がするもん。

できることをできるように、とにかくシンプルに――その方向性は間違ってない、そう思ってます。


2024年10月26日土曜日

翳りゆくひと。[062]


[062]

あっちゃんちから戻った翌日の昼、仕事中のわたしにあっちゃんから電話がかかってきた。

『マサさんがいるのってグッドライフってところ?』

当然ながらマサさんは「さくら老健」に入所中だ。グッドライフはこれから入居する老人ホーム。

「違う違う。今はまださくら老健にいるよ。グッドライフはこれからふたりで住むところだよ。昨日入居の申込書書いたじゃない」
『そうなの?なんだかわからなくなっちゃって』
「マサさんの面会、無理して行かなくていいから。スタッフさんたくさんいるから心配ないよ。どうせもうすぐ一緒に暮らせるし」

入居予定の老人ホームの名前を覚えていないのはまだいい。もう半年以上もマサさんが入居している老健の名前がわからなくなっているというのはかなり衝撃的だ。
おそらく、昨日わたしがテーブルの上に置いてきたグッドライフのパンフレットを見ているうちに、記憶が混乱してきたんじゃないだろうか。その混乱した情報で再構築してしまった結果ということのような気がする。
いずれにしても事前に電話をしてきてくれて助かった。この状態でもし出かけていたらと想像すると背中に冷たいものが走る。迷子になりでもしたら本気で困る。

さらに言えば、マサさんの面会に行くという行動が習慣として定着はしていなかった、つまりはもうずいぶんと面会には行っていないんだろうということも想像できた。

この件での心配もあって、夕方改めてわたしからあっちゃんに電話をかけた。
もっとも、マサさんのいる場所はわかる?などと聞くつもりはなかった。

「もしもし、今日はどうしてた?」
『ごろごろしてたわ』
「そうか、ゆっくり過ごせたなら何よりだね」

ヘタに外出してなかったということにひとつほっとした。

「今日の晩御飯は?」
『何か出来合いを買ってこようかと思ってるんだけど』
「そうか、買いに行くときにね、今日燃えるゴミの日だから、玄関に4つまとめてあるけど、それ捨ててほしいんだ。もう出していい時間だから」
『わかったわ』
「余裕があれば、ベランダにあと2つあるんだけど」
『3回ぐらい行けば捨てられると思うわ』
「大変だと思うけど、玄関のやつは生ゴミも入ってるから絶対に今日捨ててね。忘れちゃうといけないから、電話切ったらすぐに行ってね』

何とかゴミは捨てられただろうか。

もちろんゴミの件だけじゃない。
とにかくあと、おおよそ1ヶ月。
老人ホーム入居まで大過なく過ごしてほしい。そう願わずにはいられない。

その1ヶ月を乗り越えるため、「今日は燃えないゴミの日だから」「今日はクリニックに行く日だから」と、わたしにしては珍しく、細かく頻繁に連絡を入れ続けた。

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2024年10月25日金曜日

コイズミさんのKKBCに行ってくるよ、の予習編。

いよいよライブ本番まで1週間。どきどきしてきましたねぇ(笑)。

KYOKO KOIZUMI TOUR 2024 BALLAD CLASSICS、略称は“KKBC”でいいのかしら。
2023年の「KKCP」の話は→コチラ、2022年の「KKPP」の話は→コチラ

幸いにして東京公演の1日目がゲットできておりますので、今その個人的準備段階としてリリースされたばかりのBALLAD CLASSICS IIIを聴きまくっております。


いやー、いいわーーー。これをストリングスとかが入った生演奏で聴けるのね。想像しただけでたまらんわ。

もちろん旧作の「I」「II」も聴いてます。
久しぶりにCDを引っ張り出してみたわけだけど、とにかく当時からものすごい好きな曲がたくさん詰まってたことを再認識させられた。あの曲もこの曲もその曲も。特にあれが(ナイショ)。

「この曲、やってくんないかなぁ」などと妄想する日々、あと1週間続きます。


2024年10月24日木曜日

90分、プラス10分。

自分の場所から、
自分のできることを、
精一杯、それだけ。

これが試合前に考えてたことのすべて。
順位とか試合内容とか、選手がどうこう監督がどうとか、どうでもいいとは言わないけども、それを考えずにすむ程度にはいいテンションで集中できてたし、実際最後まで精一杯できたと思う。

そしてこういうときの埼スタには、何かが渦巻く。

○浦和 1-0 柏

良かった。結果につながって。ただそれだけ。


でも古いサポーターだから知ってるんだ。まだ何も決まってなんだから、安心もできないし気を抜くわけにもいかない。
1999年のことはしっかり思い出しておかないと。

ゴール裏に挨拶に回ってきた原口が「ここからここから」と言ってた。そのとおり。


2024年10月23日水曜日

ライン上。

生活習慣な通院の22回目。前回の話は→コチラ

いつものように血液検査をしてその結果とともに問診を受ける。

ドクター「さて、結果は・・・おっ!」
ぼく「あっ、久しぶりですねこれ」

いわゆるA判定とそうでないところのボーダーラインの、まさにその数字。
「オンラインのラインの上」とでも言いましょうか(違)。

ドクター「(電子カルテのデータをさかのぼりつつ)・・・去年も一昨年も秋の数値がいいんだねぇ」
ぼく「・・・(そう言われても)・・・」

秋に何かあるとは思えませんが、ひとまず安心できる状態になったことが何より。
9月の健康診断の結果もこの「持病」関連以外はオールAだったしねっ!
ま、年末年始で悪くなるのよ。知ってる。

ドクター「この調子でいきましょう」


というわけで次回も7週間後です。

そうそう、ついでにインフルエンザの予防接種も受けてきました。何度も病院行かなくてすんだのはラッキーでした。注射した日は休肝日(笑)。

ちなみに調剤薬局でも「いい値ですねっ」って褒められたよー(喜)。


2024年10月22日火曜日

二眼レフ。

ずっとカメラが欲しかった。

ただ、なんとなく。

我が家に子供がやってきたときにはそれこそ一眼レフでも買おうかと思ったりしたものだけど、結局買ったのは「記録優先」でコンパクトデジカメ。
昭和の時代に「ば●ちょ●カメラ」なんて言い方(決して蔑称として使っていませんのでご理解ください)があったけども、まさにそんなんだった。

そのカメラは今やスマホに取って代わられてホコリをかぶってるし、何より今さらカメラ沼に沈む気もない。
でも一方で日々の生活や自分の感情みたいなものを画像としてアーカイブしたいという気持ちもあって。
Instagramという写真アーカイブプラットフォームが日常にあることも大きいかな。人の画像を見たり自分をアピールしたり、というよりも自分の記録を残すことほうを重要視して使ってるからね、インスタ。


そんな僕が出会ってしまった二眼レフカメラ。いや、正しくは二眼レフっぽい形をした「トイカメラ」、それがPIENIFLEX

ただのデジカメだけどファインダーもなければモニターもない。
映えるとか画角とか設定やら何やらぜーんぶ関係ない。ただ気ままにシャッターを押す、ただそれだけ。
撮られた写真はPCにつながないと見られない――まるで往年のフイルムカメラのようなめんどくささ(笑)。

いいじゃないか。それこそ「感情の赴くまま」だと思うし、それこそが「自分のためのアーカイブ」だ。


何が写ってるかわかんないわくわくと、画像の粗さがもたらす味。いいでしょ。


2024年10月21日月曜日

窮屈。しんどい。

解説の林さんがさんざん言い続けた「相手ワントップに対してボランチが1枚降りての3枚回し」の弊害。とにかく前に人数が足りない。ひたすらに窮屈。
実際にグスタフソンが出たら驚くほどリズムが生まれたもんなぁ。交代もすべて後手だったなぁ。

こちらがボールを奪ってもどこも「窮屈」なのに、相手がボールを奪ったときにはそこここにスペースがあって「人数同じ?」と思うほど。

渡邊のある意味「理不尽」なゴールで先制はできたものの、そのままゲームが終わらせられるほど甘くはなかった。

東京V 2-1 浦和●

代表ウィークの中断をはさんで2週間。ビルドアップも守備もいったい何を積んできたんだ・・・と思う。
コーナーキックの守り方を少しいじったみたいだけど結果的に失点してるしね。


本格的に残留争いか・・・しんどいなぁ。


2024年10月18日金曜日

翳りゆくひと。[061]


[061]

実は今回の「帰省」の直前、マサさんの亡くなってる弟の長男、つまりわたしから見るといとこから連絡が入っていた。
マサさんが相続して持っている、マサさんたちの実家近くの土地を譲ってほしいという人がいる、マサさんの状態は聞いているのでわたしに連絡をしてきた、ということだった。

なんでこのバタバタしてるタイミングで、と一瞬思ったが、あんな田舎の土地、買ってくれるという人がいるならありがたい。むしろマサさんから相続したりするほうが面倒だ。

地元で取りまとめをしているといういとこの同級生にわたしの携帯電話の番号を教えて構わないと伝え、その同級生からの電話で、本人の承諾は取れるかという問い合わせがあった。

そんなことがあり、マサさんと面会した折に「あそこの土地を買いたいって人がいるんだけど、進めても大丈夫?」と一応マサさんに問いかけてみた。
いとこの名前、土地のある地区の名称に少し反応を見せたような気がする。

「任せてもらっていいかな」
「んんん」

という程度だが、許可はもらった、ということにさせてもらった。

その後その同級生、さらには地元の議員まで電話口に現れて、意外に大きい話なんだろうなとは想像しているが、その後、実務にあたっているという仲介業者からの連絡は特にない。こちらが気にするべきことでもないのだろう。そう思うことにした。

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2024年10月17日木曜日

オリンピックは死なない。

堂場瞬一「オリンピックをコ口す日」を読了。物騒なタイトル付けてからに。
オリンピックに対抗するかのように、同時期に開催されるといううわさが流れる「THE GAME」。その正体を追うスポーツ紙の記者。取材の先に見え隠れする「彼」の正体とは。そして何より「THE GAME」の真実とは。


というような感じの話。帯とかに「真相を追う」みたいな書き方がされてたけど、実際のところは物語冒頭で完全にネタバレしてるので、黒幕が誰かなんて問うまでもない。

むしろ「THE GAME」という大会の存在意義が声高に語られ続ける話だ。

堂場さんのスポーツ小説はこれまでもたくさん読んできてて、毎度「堂場さんたらロマンチスト」とスポーツに対する立ち位置みたいなものを好ましく思ってきたんだけど、今作はダメだった。

ロマンチストに過ぎるというか、作者の主義主張をただ叫び続けているだけで、ちっとも共感できるところがない。
気持ちはわかるが、その結果生み出されたであろう「THE GAME」の絵空事っぷりが。

以前の名作の登場人物を再登場させてまで書いたのがこれかいや。


2024年10月16日水曜日

緯度ゼロの海で。

今回今さらながらに見てみた映画は「緯度0大作戦」です。1969年作品。
緯度ゼロって赤道上だよなぁ、違ったかなぁと急に心配になる私。

地図にも載ってない赤道上(と海の中)に地球上の先端技術の粋を集めた「社会」――あえて世界とか国家とかは言わない――があって、そこを中心に二大勢力の争いとそれに巻き込まれた「地上人」の顛末を描く、SF特撮作品です。
本多猪四郎監督、特撮は円谷英二とくれば、これはちょっと見てみたいと。


時代なのかなぁ。
日本の特撮技術をもってすればもっとスゴいものが作れたのではないかと思うんだけど、どうにも軽い。チープというのは違うような気もするけれど、それでも予算不足はどうしても感じてしまう。


それでも岡田真澄の持つ強烈な美しさでなんとか押し切れたかな(違)。


2024年10月14日月曜日

わくわくしちゃうじゃないか。

いろいろバタバタしてて、第2節のホーム開幕戦、それから第3節のGame1は会場はもとより、配信でも見ることができなかった。
その3試合を3連勝したアスフレさん。

そしてようやくテレビの前に座れたGame2。

立川 100(OT)92 東京Z●

なぜようやく見れたのに・・・。

という残念な気持ちもあるけれど、例えば1Qの躍動する攻撃陣とか、4Qラストの強烈な追い上げ――ヒルズマン、下田平、井手の3連発スリーにはマジで痺れた。てか息が止まった――とか、最終的な勝敗を除けば(除いちゃいけないんだけど)最高にエンターテインメントだった。

特に出色の出来だったのが、相手の得点源(というか攻撃そのもの)であるフィッツジェラルドへの守備。押し負けない、持たせない、距離を詰める、ヘルプに走る――最後の最後のにファウルがかさんだりフィジカルが持たなかったりしてしまったのは残念だったけど、非常に忠実な守備意識だったと思う。
そうか40点取られたのか(涙)。


攻撃の形も複雑にすぎず、言い方を換えれば頭が疲れすぎないやり方だし、わずか3節にてなんとなく「チームの形」ができてきた感じ。すごいすごい。わくわくわくわく。


2024年10月8日火曜日

【ら~めん】人類みな麺類@五反田

「あ、こんなとこに」

全国的に有名な大阪の店が日常の生活圏内にあることを、通りすがりに発見してしまいました。フランチャイズなんかな、でもまあ食べたことないし、ランチタイムだけど空いてるし、オープン記念で割引価格だし、入らない理由がありませんね。

というわけで、「人類みな麺類」です。
居酒屋のランチタイム営業の形態です。


カウンターに座ってメニューを見て、店員さんが横に来たので「あ、すいません」と声を掛けたら「書いてください」と。ああ、そういうシステムなのね。言ってよ。
「薄切りチャーシューメン」(800円也、通常1000円)の欄に丸を付けてカウンターの中の人に手渡す。厚切りチャーシューメンとそれぞれのつけ麺がありました。

まわりをきょろきょろしてみると、居酒屋時間帯には使われるであろうテーブルに水とコップが置いてある。ああ、セルフなのね。なんの説明もないっすけどね。僕の後に来たお客さんも、まったく同じ一連の行動。さすがにちょっとなぁと思うなり。

「薄切りチャーシューメンです」とカウンターの中からお盆に乗った器が手渡される。正直言うと、目線よりも高いところでお盆を受け取ると、ひっくり返しそうで超怖いんだよ。

ではいただきます。うん、味はおいしかったよ。

スープをすすると、「あ、蕎麦」って思う。中華蕎麦でなくて日本蕎麦。和の出汁を強く感じる。
全粒粉の麺の見た目も日本蕎麦っぽさを感じる要因とも思うけど、食べるともちろん中華麺。不思議。
麺の長さの不ぞろい感も「手打ちの日本蕎麦」っぽくて。

おいしかったですよ。ええ。
でもそこまでかな。

JR五反田駅西口、桜田通りを渡ってすぐの桜並木を入って100メートルほどの最初の角の先の左側マンションの奥のほうの中二階の居酒屋「炎丸酒場」の昼営業。「彩音」が入ってるマンションと同じ。


2024年10月7日月曜日

不本意。

『不本意だと思いますね』

後半途中交代した原口に対する水沼パパのコメントである。

ホント、そのとおり。元気のことだけじゃなくてさ、チーム全体が。
あれも、これも、それも。

●浦和 0-1 C大阪

監督とかフロントとか選手層とかシステムとか、なんやかんや言うじゃん。
でもね。埼スタでコロっと負ける?とか、点が取れないとか、シュートすら打てないとか、さらにはホーム3連敗とか。

ないわ。うん、「ない」。実に不本意である。



2024年10月4日金曜日

翳りゆくひと。[060]


[060]

買ってきた袋のまま放置されてしなびてしまった野菜、賞味期限がはるか前に切れている食材、積み上げられた空き缶、倒れて転がった空のペットボトル・・・分別しながらゴミ袋にまとめていく。
自治体指定のゴミ袋が足りなくなって、コンビニまで走る。そしてまたゴミを集める。

収集日ではないので、集めたゴミはいったんベランダに出しておくことにする。が、ベランダにも古いゴミが放置されていて、ゴミ袋が劣化して破け、中身が散乱していた。それをまた新しい袋に入れ直し、改めてベランダに並べ直していく。

可燃ゴミは6袋。不燃ゴミが4袋。そしてペットボトルの入った資源ゴミは8袋。

時計を見ると2時間ほどの時間が経過してた。

「ゴミだけは少しだけだけど片付けといたから」
「悪いわね」
「ほら、キッチンも広くなったみたいでしょ。あと洗い物、こんなに溜まってるよ」
「あら。2、3日分かしら」
「いや、そんなことないよ」
「そうよ」
「まあ何日分でもいいけど、とにかく虫が湧いたりするから、自分で片付けるんだよ」
「ちゃんとやるわよ」

絶対やらないんだろうな、そんなことを思いながらもあまり無理強いはできないなとも思っていた。何より、最終的にマンションの片づけはSS社がまとめてやってくれるという安心感が今のわたしにはある。

「そろそろマサさんのところに行ってくる。今日のうちに帰らないとならないんだ」
「そうなのね。今日はありがとう」
「そうだ。これ、昨日見学に行ったところ、マサさんと一緒に暮らすことになるグッドライフのパンフレット、ここに置いとくね。来月には引っ越しになると思うから、洋服とか、大事なものとか、できればまとめといてね。また来るから」

入居の申し込みをした事実を、現実として受け止めてほしいがどうだろう。それも難しいかな。

さくら老健に到着したときにはすっかり夕刻になっていた。

夕食の時間を待つマサさんは、2月に会ったときと印象は何も変わらない。基本的には元気そうだ。もちろん会話のキャッチボールはできないけれど、これだけ元気そうなら十分だ。

あとは1ヶ月後、何事もなく老人ホームに移ってくれるか、それだけだ。

「もうすぐあっちゃんと一緒に暮らせるようになるからね。今準備進めてるから」

ちょっと頷いてくれただろうか。

復路便の搭乗案内を待つ間、今回会えなかったさくら老健のオオヌキさんに、老人ホームの申し込みをした旨をメールした。次の受け入れということもあるだろうから、情報は早いほうがいいに違いない。
もちろん、あっちゃんの心配を続けてくれているながいきセンターのセイコさんにも。一応ゴミだけはまとめたことも補足しておいた。

搭乗直前、わたしはあっちゃんに電話をかけた。

「玄関に燃えるゴミの袋があるけど、ゴミの日は明日だから、大変かもしれないけど明日がんばって捨ててね。ベランダにも2袋あるけど、玄関のは生ゴミも入ってるから必ず捨ててほしい」
「わかったわ、大丈夫よ」
「忘れちゃうといけないから、明日また電話するね」

さっきまでわたしがゴミをまとめてたことは、忘れてたかもしれないな。

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2024年10月2日水曜日

秘密の情報屋。

今回今さらながらに見てみた映画は「ザ・コンフィデンシャル」です。
原題:Confidential Informant。


雑にカテゴライズするならばクライムサスペンスなんだろうけど、ネタバレしないで感想を書くのはものすごく難しいなぁ。
戦争帰りという固い絆で結ばれたバディと、彼らの情報屋。3人に迫る死期という制限と、それぞれの選択と。

・・・って話なんですけど、まあ映画としてはインパクトが薄かったかなというのが正直なところ。
ただベースの設定はすごく面白くて、「つまんねぇ映画見ちゃったぜ」という気にもならなかったのも確か。

もうひとひねりあったら良かったかなって感じかな。「正義」「正論」の圧勝だったのがオチとしては寂しかったから。

・・・で、メル・ギブソン?出てた?というぐらいわかんなかった(笑)。


2024年10月1日火曜日

自宅トレーニング[シーズン3]#24

トレーニングというか、自分自身の体に対して気を遣ってあげることって、すごく大切なことだとは思うんだけど、実際のところ、自分自身の心の中に余裕がないとできないことなんだろうな、なんて思う。

いや、トレーニング回数が少ないことの言い訳じゃなくて(言い訳だけど)。


【2024年9月度】
加圧トレーニング:1回[自宅トレ通算241回]
寝起き素振り:19回
月間さんぽ歩数:約34万歩

計測
前月比:   体重+0.5kg 体脂肪率+0.2pts
前年同月比: 体重+2.9kg 体脂肪率+1.6pts
2013年7月比:体重-7.1kg 体脂肪率+4.4pts

前月のトレーニング→コチラ