[061]
実は今回の「帰省」の直前、マサさんの亡くなってる弟の長男、つまりわたしから見るといとこから連絡が入っていた。
マサさんが相続して持っている、マサさんたちの実家近くの土地を譲ってほしいという人がいる、マサさんの状態は聞いているのでわたしに連絡をしてきた、ということだった。
なんでこのバタバタしてるタイミングで、と一瞬思ったが、あんな田舎の土地、買ってくれるという人がいるならありがたい。むしろマサさんから相続したりするほうが面倒だ。
地元で取りまとめをしているといういとこの同級生にわたしの携帯電話の番号を教えて構わないと伝え、その同級生からの電話で、本人の承諾は取れるかという問い合わせがあった。
そんなことがあり、マサさんと面会した折に「あそこの土地を買いたいって人がいるんだけど、進めても大丈夫?」と一応マサさんに問いかけてみた。
いとこの名前、土地のある地区の名称に少し反応を見せたような気がする。
「任せてもらっていいかな」
「んんん」
という程度だが、許可はもらった、ということにさせてもらった。
その後その同級生、さらには地元の議員まで電話口に現れて、意外に大きい話なんだろうなとは想像しているが、その後、実務にあたっているという仲介業者からの連絡は特にない。こちらが気にするべきことでもないのだろう。そう思うことにした。
0 件のコメント:
コメントを投稿