2022年9月26日月曜日

まだまだ途上なのです。

Akatsuki Fiveという愛称がいつの間にか「Akatsuki Japan」に変わってました。そんなことすら知らない私ではあるのですが、女子のワールドカップであります。

となると「次の世界大会では金メダル」を、となるのはまあ当然のことのように思うし、選手にはそう思いながら進んでいってもらいたいとは思うんだけど、そんなの言うまでもなく簡単なことではなくて、見てる僕たちはそこを理解しつつ応援したいなと思うわけです。

グループフェーズ3試合を終えて1勝2敗の5位。決勝トーナメント進出に黄色信号、というところでしょうか。

FIBA Women's Basketball World Cup Australia 2022 [GroupB]
JPN 89-56 MLI
SER 69-64 JPN
JPN 56-70 CAN

もったいなかったというか、勝ちたかったのは2戦目のセルビア戦。カナダには手も足も出なかったけど、セルビアにはチャンスあったからね。

素人目にも「スリーが入ってない」という現象が気にはかかります(カナダ戦の3PTMは17.1%)。
単純なシュート精度の問題もありそうですが、そもそもワイドオープンが作れてない気がします。オープンを作ろうという「動き」はあるけど、結果としてできていない。

余裕があれば日本のスリーは入ります。それはマリ戦でも証明済み。
つまり、「対策されている」にほかならないのだと思います。それが銀メダルの副産物。
余裕がなくなる原因のもうひとつ、それは「両手打ち」かもしれません。必ずリングに正対する時間を作らないならないし、胸の前にボールをセットしないと打てないのですから。

アジリティに優れた日本のPGが、P&Rも使いながら相手ディフェンスを混乱し収縮させ、最終的に外を使うという形を作らせないように。そのためにはハードなディフェンスでまずは自由を与えない――。

宮崎も山本も平間も「ひとりでできた」なタイプじゃないから、なかなかそれが打開できない・・・なのかな、と想像しています。
ダイブやカットのプレーを多く取り入れながら、なんとかチームとしてサポートしようとしている気はするのですが・・・。


でも、この大会で結果が出なくてもTOKYO2020はフロックだったとは思わないし、したり顔で「やっぱダメなんじゃん」とか言いたくもない。強化は一朝一夕には進まない。3歩進んで2歩下がる。いや、10歩進んじゃったからね、7歩ぐらい下がることもあるだろうさ。

応援は続くのです。
成長もまだまだ途上なのです。マスコミさんがはしご外さないことを祈ってますよ。


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