今回今さらながらに見てみた映画は「ターミネーター:ニューフェイト」です。
シリーズ「3」と「4」をなかったことにして(笑)、さらに「2」の続編としてリブートした「新起動/ジェニシス」もなかったことにして(大笑)、今さら「2」の正当な続編と言われてもね(爆笑)。
鑑賞前はそんなことを思ってたわけです。
でも実際には・・・正直、楽しんだなぁ。
ネタバレになるから細かくは書かないけど、冒頭シーンはびっくりした。
そのCGの出来はもちろん、「こりゃまちがいなく『2』の続編だ!」と思わされるに十分な数分間だったぞ。
まあターミネーターってのは、エンディングで「未来が変わる」ので、「違う未来からやってきた」って感じでガンガン枝分かれのようにプロットが広がってもいいわけですよ。必ず「2」のエンディングに起点として戻るのであれば。
その冒頭のびっくりシーンから先は、続編というよりもズバリ「1」「2」のメンバーによる“セルフ・リメイク”って感じなのかなぁって思っちゃった。続きは続きなんだろうけど。
REV-9もT-1000のアップデート版でしかなかったしな。
うまく言えないんだけど、「ジョンが生まれないように母になる予定のサラをねらうターミネーター」という図式は、まんま本作でも適用されてるわけ。ああネタバレしないように書くのが難しい。
そうするってぇと、旧作のどんでん返し的な「父」という命題に今作でもぶつかって・・・ああそうなるのかぁ!!と旧作を一気に飛び越えるような真実がわかって・・・。ああネタバレしないように書くのが難しい。
♪だだんだんだだん だだんだんだだん
前述したように、構造的になんぼでも続編やらリブートやら可能なシリーズです。
でも、今作が楽しめたからこそ、もう終わりでいいんじゃないかな。
老けてないおニューなT-800はもはやCG以外では作ることはできないでしょうし、サラ・コナー役のリンダ・ハミルトンも、まあその。
「ニューフェイト」なんて新シリーズを思わせぶるタイトル付けちゃうからなぁ。原題どおり「ダークフェイト」で良かっただろうに。
ラストシーンでの「匂わせ」もなかったことだし、作中のセリフのように。
『I won't be back.』
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