2020年6月24日水曜日

おいしい小説。

「たまには外でメシ食いたいよなー」なんて思うことが多い昨今です――僕の場合は外でメシ=外で飲む、ですが(^^;
テレビで「ワカコ酒5」なんて見てると余計に・・・なのです(ワカコ酒は4K放送でしてね、これがまあ旨そうに映るわけです。4Kテレビ自慢しちゃいました。すいません。てへ)

そんな気分を反映(?)して、手に取ったのは福澤徹三「侠飯」(おとこめし)。
ものすごく簡単に言うと、ひとり暮らしの大学生の部屋に転がり込んできた893さんが、日々腕をふるって美味しい料理を作ってくれる、そういう話です。


「外メシ」ではなくて「自炊メシ」の話ですが、“行間から漂ってくる”湯気や香りがおいしそうでおいしそうで。おまけに「酒の肴」的なものも多くって。

僕自身は料理はまったくしないので、レシピ部分は斜め読みではありますけども、読み進めれば読み進めるほどにますます外メシしたくなるわけです。
料理しないくせに料理番組とか見ちゃうんだよね~。不思議。

お腹が減っちゃうこと間違いなしの、おいしいエンターテインメントでございました。
両手を合わせて、「ごちそうさまでした」

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余談ですが、プロローグの前段から繰り返し描かれる大学生・良太の生活っぷり。僕自身の自堕落大学生時代やら、単位が足りない夢を見た件とか(→リンク)、いろいろ思い出して泣きそうでした(^^;

ちなみに「単位が足りない夢」はこないだリバイバル上映されました(笑)。


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