「醤油が食べたくて」。
理由は特にないんだけど、ここのところずーっとそう思ってた。
んで、昨今話題(?)の赤羽にある「麺処 夏海」を目指す。かの有名店「ほん田」(東京駅の店舗はもうなくなったんだっけ?)の系列というのもポイントだけど、メニューの“豊穣清湯醤油”という文字列の吸引力が強烈でして(^^;
11:30、開店時刻どんぴしゃに店の前に到着。ちょうど店員さんが札を「営業中」にひっくり返そうとしてたとこ。「いいですか?」と聞いてから、店の外の券売機に千円札を吸い込ませる。
赤羽って「中山道さんぽ」とか「浦和観戦」でやたら通るくせにあまり降りたことがない。せっかくの機会だからと具だくさんの「豊穣清湯特製醤油ラーメン」(950円也)をポチ。
食券を握りしめて扉を開ける。あれ?もう4人もお客さんいるじゃないですか(^^;
そういえば、さっきの店員さん、「営業中」の札ひっくり返してなかった。つまりもともと「準備中」じゃなかったのかな?まあどうでもいいっすけど(^^;
食券を渡してカウンターに座ると、「細麺と手もみの縮れ麺が選べますけどどうしますか?」、と。考えるよりも先に「縮れ麺でお願いします」と答えてた。これも理由は特にない(^^;
おそらく細麺がスタンダード。
先客4人は限定メニューのまぜそばを注文してたみたい。この店は月替わりの限定メニューでも有名なんだそうな。
その作業を眺める。これが実にていねい。開店直後で厨房はバタバタしているのに、いざ仕上げとなると本当にていねいに作ってる。期待値がどんどん上昇。
そして僕の注文に取りかかる。麺がぎゅっぎゅっぎゅっと手もみされていきます。すいません、忙しいのに僕のために(^^;
器もしっかり温められて、いよいよ熱々の一杯が到着です。わくわく。
いただきまーす。
まずはスープ。清湯という名のとおり透明感が抜群だ。香味油の香りもいい。すでに視覚と嗅覚が大喜び(笑)。
ずずっ。あーこのスープ、やさしい!
醤油と出汁のまとまりが、とっても柔らかいという印象。おいしいなー。味覚も大喜び。
少しばかり生姜も感じるよ。
そして麺のコシ!!いい意味でヤバい!手もみ大正解っ。
もう思考停止。ブログ用(笑)に何か考えることもなく、ひたすらむさぼりました。具材もどれもおいしかったのに、「おいしい」以外の記憶がほとんどない(^^;
一生懸命思い出してみると・・・ピンクと茶色の2種類のチャーシュー(たぶんローストポークと焼豚。自信なしww)は柔らかいのに噛み応えがしっかりしてて、メンマの味付けが絶妙で、青菜の触感が楽しくて。味玉は、なんとも言えない甘さが楽しくて。
そうだなぁ。あえてまとめるなら、縮れ麺と醤油味という少しばかり昔懐かしいノスタルジックな印象と、すばらしく高い完成度が同時に味わえる一杯、という感じでしょうか。
接客も気持ちよかったし、めったに降りない駅だけど、なんか理由を作ってまた来たいものです。
ごちそうさまでした、と店を出たら、まだ12:00前だけど外に並んでる人がいたわ。
JR赤羽駅、東口を出てロータリーから線路沿いに北上。信号渡って50mほどの右側。
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