扉を開ける前から注文は決めてた。
「醤油、一三五で」
味噌も捨てがたいが、ここはやはりトップメニュー。なにしろ「ラーメン」と注文しても醤油になるんだから。というわけで、六本木の「天鳳」であーる。
カウンターの中で作業しているご主人の様子は見えるけども手元までは絶妙に見えない。うーん残念(^^;
「どうぞー」
カウンター越しに丼を受け取ると、立ち上る湯気に「あ、こりゃウマイな」となぜだか確信。
茶濁のスープに細く縮れた麺、チャーシュー2枚にメンマ、そしてネギ。見た目に奇をてらったところはまったくない。
いただきます。
ではまずスープ。ずずっ。こちらもイメージどおりの豚骨ベースの醤油スープ。
「おおっ!?」
一三五だからね、パンチは当然ある。でも強さよりもまろやかさのほうが優勢。こりゃいいぞー。
続けて麺へ。ずずずっ。おお、細めの黄色い縮れ麺(by西山製麺)はどんどんスープを連れてくる。いいねぇ。そしてしっかり「固め」だ。細いし縮れてるから、その食感はまるで口の中で踊ってるかのようで。つるつるもぐもぐ。楽しい楽しい。
うん、一三五以外の選択肢はないだろ、これ。
味としては際立った特徴はない。普通なんだけど、らーめん食べてて「楽しい」ってのは珍しくて新鮮な感覚だな。けっこう「ハード」な印象もあるしね。
チャーシューも歯ごたえ十分(ハードw)でいい具合だし、とにかく箸が止まらない。
スープも後を引いて飲むのを止められない。ずずっずずっ・・・
・・・あ、一三五なのに飲みきっちゃった。いやん。
「ごちそうさまー」
席を立とうとするとおねえさんはすでに250円のおつりを用意してた(^^;
750円、堪能いたしました。
・・カウンターにあったおろしニンニク、投入しようと思ってて忘れた。無念。
六本木交差点から外苑東通りの左側を青山方向に250mほど、まさにミッドタウンの真向かいのビルの1Fに入ってちょい奥まったとこ。
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