いやー、泣いたわ。号泣ですわ。映画でこんなに泣いたの久しぶりだー。
というわけで、今回今さらながらに見てみた映画は「劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン」です。
「え、ヴァイオレット・エヴァーガーデンって人名だったのか!」と最初に驚く程度には何も知らずに見始めたんですけど、それでも十二分に伝わってくるものがあった。
ひと言で言うなら「美しい」、か。
まずは絵そのものが美しい。さすが京都アニメーション!
キャラデザインや衣装もそうだけど、特に風景かな。吸い込まれるよう。
そして物語も美しい。
ストーリーとしてはそれなりに端折られてるとは思うけど、十分にその世界に入り込める構成だし、手紙というオールドツールの持つ力そのものの美しさが素晴らしく表現されていたように思う。もちろん「古いもの万歳」ではないところもいい。
ヴァイオレットが「過去のこと」として描かれるのも何か儚くて良かったな。
何よりも言葉が美しかった。シンプルな「あいしてる」の言葉が。

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