2025年3月31日月曜日

ニューヒーロー躍進。

Xにもポストしたのだけれど、この試合の個人的MVPは下田平翔 a.k.a. シモ!

○東京Z 90-82 岡山

まずは最初のプレーでスティールを記録。その後の速攻のレイアップ決めきれなかったのともらったFTが1本だけだったのは目をつぶるとして(^^;

その「いい入り」を40分間継続できたんじゃないかな。
ルーズボール、特にリバウンドがことごとくシモの前に落ちてきて、それを確保するだけでなく落ち着いて次の展開につなげられたのが大きい。申し訳ないけどいつもならもう少し慌てちゃうところもあったような気もするのね。

28分間で17ポイント、8リバウンド、3スティールは文句なし。どころかエース級の活躍だった。

シーズン終盤、そしてプレーオフに向けてこうしたニューヒーローが誕生するのは本当にデカいと思いますですよ、ワタシ。


一方ちょっと心配なのがジェイシー。1Q・2Qで得点なしってのは初めて見たかも。フリースローが9/14ってのもらしくない。
でも間違いなく彼もチームの中心。柱。必ず復調してくれると信じてます!

・・
・・・

それはそうと、Game2見られるかなぁ。何せ今日は年度末(涙)。
順位表、よくよく見たらひとつ下とかなり熾烈じゃないの。Game2、落とせませんよ。


2025年3月30日日曜日

反攻の兆し。

渡邊凌磨が戻ってきた!すぐに結果も出た!

2025 Meiji Yasuda J1 League #7
C大阪 1-1 浦和△

とか言いつつ、また勝てなかったわけだけども。
むしろ「よく追いついた」というべきなのかな。

開始早々の失点は、とにかく「安かった」。
ラインは高いけどスペースはスカスカに空いてたし、そらそうよね、という感じ。
前節ATから続けて数分で2失点ってことか・・・。

でも、特に後半、追いかけなければならなくなってから状況が好転したわけで、なら最初からガツガツやる手もあるんじゃないかなって。

その意味でも中心にいるべき凌磨が戻ってきたのは大きい、と思う。

さあ反攻だ。



2025年3月28日金曜日

翳りゆくひと。[086]


[086]

老人ホームへの入居直後ということもあって、わたしのスマートフォンにはいつもよりもかなり多くの着信がある。
多くは事務的な話ではあるのだが、特にあっちゃんからの「帰りたい」という電話があった以降は、正直電話が鳴るのが怖いとさえ思っていた。
そんなときにかぎって詐欺まがいの着信とかワン切りとかがあるのだから困ってしまう。

それはさておき、やるべきことは山積みだ。

マサさんが通っていた、脳梗塞を発症した際にもお世話になった「小規模多機能ホームいぬかい」への老人ホーム入居の報告をメールした。
さっそくケアマネのサダカタさんから返信があった。

『ごていねいにお知らせいただきありがとうございます。ご夫婦で入居されたとのことで、当方も安心いたしました。介護付きとのことですので今後も安心してお任せできると思います』

定型文だとは思うけれど、プロの人にそう言ってもらえることが今のわたしにとって何よりの安心材料である。

6月4日にはさくら老健への最後の支払いを実施し、確認書類にサインそして郵送し、マサさんの老健での生活は完全にひと区切りとなった。

翌日はあっちゃんが長きにわたって愛読している茶道の雑誌の営業部に電話をし、送付先の変更を届けた。通常は雑誌の送付時に年間購読の請求書が同封されているようなのだが、それだと支払いが滞るので、事情を説明して請求書だけはわたしのほうに郵送していただけるようお願いをした。

マンションの管理会社から電話があり、わたしの住所を教えてほしいとの問い合わせだ。住んではいないがまだ名義はマサさんのものなので、諸々書類などがあるようだ。
また、マンションの1階に店舗を構えるクリーニング店からも管理会社に問い合わせがあったということなので、わたしから折り返しの連絡をした。
幸い預けてある洋服などはなかったようだが、40年近くの付き合いもあったのだろうから、挨拶せずに転居させたことを詫びた。同じように不義理をしてしまった方々もいるのだろうな。申し訳ないが、それは諦めよう。

さらにグッドライフからも電話が入る。
あっちゃんがこれまで通っていたクリニックへは継続して通うこととしたい、ついては付き添いの費用が発生するが、とのことだった。いいも悪いもない。「よろしくお願いします」だ。

たった1日でもこれだけのことが起こる。かなり混乱というか落ち着かない。
けれどもホームへ入居する前のキリキリした感じではない。一生懸命にていねいにこなすのみ、わたしはそう思っていた。

転送をしてもらっている郵便物も次々に届く。
その中に『毎年ご注文いただいているお蕎麦、まもなくお送りします』と書かれたハガキを見つけた。これはまずいかも。すぐにスマホを手に取った。

「発送のご連絡のハガキをいただいたのですが、こちらもう手配済みでしょうか」
『いえ、まだですね』
「実は転居をいたしまして、そちらが老人ホームなので可能であれば送付を止めていただきたいのですが』
『承知しました。まだ大丈夫です』
「ありがとうございます。それでお代のほうは・・・」
『到着後にお支払いいただく形なので問題ありません』
「そうでしたか。それで、念のためお伺いするのですが、これまでお送りいただいたものの代金はすべてお支払いさせていただいているでしょうか。未払いになっているものはありませんか」
『確認しますね・・・はい、すべていただいています』

毎度思うことだが、老人の通販は本当に怖い。
「この郵便物はダイレクトメールだから放置」と単純に捨てるわけにもいかない。内容によっては「未払いがありませんか」と確認していかなくてはならないのだ。

085<[翳りゆくひと]>087


2025年3月27日木曜日

クロちゃん5歳。

早いもので“クロちゃん”こと愛車eKクロスの新車登録からもう5年になりました。
3年目に続いて七五三のお祝いという名の車検を通するため、先日入庫してきました。

この写真は今回の車検の様子ではありません。

入庫時の走行距離はおよそ1万キロ。前回車検から2年間で5000キロは走りましたが、相変わらず少ないっすね。ふだんの生活だとついつい歩いちゃうからね、僕。

だもんでコンディションとしては気になるところはまるでないものの、経年劣化は当然あるので、バッテリーは交換しました。もちろんオイル類とかワイパーとかも。
それでも諸費用と合わせて総額は「ヒトケタ万円」ですからね、相変わらず「ビバ軽自動車」であります(^^;
整備工場のシャチョー、いつもありがとうございますぅ。

あ、あとリモコンキー(正確にはキーレスオペレーションキーって言うらしい)の電池残量警告もちょうど出たので、こちらは自力交換。なぜ自宅にCR2023の在庫があったのかは不思議。

この5年での変化と言えば、カタログからクロちゃんの「イエロー」がなくなった、ということでしょうか。当初はメイン色としてカタログのトップを飾っていた色だっただけにちょっと驚きではありますが――人気なかったんだろうなぁ(苦笑)――逆に「貴重品」になったということで喜んだりもしています。

7歳の誕生日も元気で迎えてね。


2025年3月26日水曜日

したかんだ。


舌噛んだ。
実際にはちょっとニュアンスが違うのよね。
上の歯と下の歯の間に舌が挟まった瞬間に、上下の歯で舌を横に「ぎりぎり」ってすり潰したみたいな感触。。
だもんだから、傷口が広範囲。切り傷というより擦り傷が大量、な感じ?

なかなか治んなくてさ、ようやくようやく忘れかけたころにまた違う場所を同じように噛んだ。下神田正輝(←意味不明)。
口内大量出血。鏡を見たら、何が起こった?ってぐらいに歯と歯茎まで血に染まって赤い(涙)。飲んでる酒がしみる。心に沁みるんならいいけどそうじゃない。


理由はなんとなくわかるのよ。
実は今、右の上の奥の歯が1本足りなくてさ、口の中のバランスが悪い。

しばらくぶりに歯医者に通わなくていい2025年かしらと思ってたら、おつまみのピーナツとともにポロっ。右上の被せてたところが、土台(元の歯に接着してただけの土台だけど)ごと取れた。

歯医者さん曰くやはり応急処置ではダメだったね、ということで今回土台をきちんとやり直すことになった。
ちなみに昨年は右下でした(涙)。そのとき『来年は何事もないことを祈ってます』って書いたんですが、ダメでした(号泣)。

ビフォーアフター(笑)でよく聞く「不安定な土台に新しい柱を入れて耐震補強」みたいなことね。
削ったり神経の対応をしたりでそれなりに時間と通院回数がかかってるので、ずっと右側で噛めなくてさ、んで酒飲んでてぼーっとしてるとバランス崩れてるのに気づかなくて「がりっ・ぐりっ」となって。

誰に文句も言えないし・・・ただ小声で「いてぇ」って言うだけな日々。

・・・・3回目は噛まないように。やらないように。やりませんように。


2025年3月25日火曜日

卒業、卒園おめでとう。

この季節、ふらふらとさんぽしてるとあちこちで卒業式に出くわす。
背すじが伸びてるような、ちょっと照れくさいような、少しの寂しさと明日へのワクワクが交錯するような彼ら彼女らを見るとらこちらも思わず笑みがこぼれる。

卒業、卒園おめでとう
次のステップが素晴らしい日々になりますように

心の中でそう祈る。
だって、彼らこそが未来、そのものだから。


とまあそういうちゃんとした話は別にして。

今どきは小学生も袴+ブーツのはいからさんスタイルなのね。
かわいいし素敵だし本人たちの思い出にもなるし、でもさ、そうは言ってもさ、親御さんも大変だ(笑)

ウチは坊主どもでよかったなあ。4月に向けて用意した中学の制服で卒業式に出てた記憶がある。衣装代、実質無料!

ところで。
同世代の知人がセカンドキャリアとして「用務員」を始めたそうな。楽しそうすぎてうらやましすぎる。


2025年3月24日月曜日

最後は気持ち。

100点ゲームでの快勝のGame2。
終わり良ければ、みたいな感じでたいへん気分よく地下闘技場(笑)から帰ったわけですが、家に着いて風呂入ってビール飲んでて、ふと思ったわけです。

「100点取らなくてもいいから2つ勝て」と(^^;


●東京Z 76-80 埼玉

とにかくクヤシイクヤシイ逆転負けのGame1。
前半終わって49-37で、内容も完全に上回ってたから、さすがにこれなら負けな・・・・って思っちゃったのがいけなかったかなぁ。ごめんなさい。

それにしても3Q以降のさいたまのシューティングパーセンテージ、ヤバくなかったか?

ああいうことがあるから、最後まで気を抜いてはいけないのだった(自戒も込めて)
ただ2階自由席もすんごく声が出てて、雰囲気はすごく良かったんだよなー、Game1。

◎東京Z 101-72 埼玉

そしてGame2。前日の勢いそのままに外がバンバン入ってたさいたまだったけど、逆に守備がどうもピリッとしてないように感じた(ありがたや)。前日苦しんだゾーンもなんだか「隙間」が空いてるように見えたし、そこに入り込んでいくジェイシーの勢いはまったく止まらなかったし。

そして「反省」なのかな。リードを奪ってからも集中力を途切れさせることなく、展開を早く、ポストプレーも多用しながら隙を見せなかった。
ラストプレー、セットした田中のスリーが入っていたら満点フィニッシュだったね(^^;

ああこれがGame1もできてたら。たらればたらればたられば。


最低限の1勝1敗という結果。
でも貯金はわずかに「2」。たった1節で溶けてしまう勝ち越し数しか持ってないんだ。
残りは3節。

つまり、何と言いましょうか・・・がんばっていきましょう!!(最後は気持ち、よね)


2025年3月21日金曜日

翳りゆくひと。[085]


[085]

穏やかな日々はひどく短かった。

入居から5日。あっちゃんからの電話である。

『あのね』

そう切り出すと、あとは堰を切ったようだった。

『なんでこんなとこにいることになったの』
『こんなとこにはいられない』
『帰る』

もう帰るところはないんだよ。そこが住まいなんだよ。

『なんでこんなところにいなきゃならないのよ』

一緒に見学してここにしようって決めたんだよ。

『家に帰ろうと思うの』

マンションは売ることにしたでしょ。一緒に手続きしたじゃない。

『なんで勝手にそんなことを』

こうなるともう何を言ってもだめなんだろうな。話の腰を折ることにした。

「大丈夫だよ。困ったことがあればスタッフさんに相談すればいいから」

会話にはなっていないが、なだめるようにそう言って、半ば無理やり電話を切った。
そしてすぐ、施設のミズマキさんに電話をする。

「今しがた母から電話がありまして、自宅に帰るなどと強く言っていまして」
『わかりました。スタッフをお部屋に向かわせますので。大丈夫ですよ』

わたしがなだめられてしまった。
ミズマキさんの口調は実に穏やかだった。こういう話はよくあることで、想定内ということなんだろうな。

新生活に慣れるまではそれなりに時間がかかるだろうが、プロが付いていてくれるのだから、できるだけ心配はしないでおこう。いちいちキリキリしていたらこちらが持たない。

『ご対応よろしくお願いします』
「かしこまりました。それからお父様のほうですが、心臓のペースメーカーは訪問医療を対応してくれているヨシダ内科の循環器内科で、それから脳梗塞のほうは脳神経内科で診てもらうことになりましたのでご報告しておきます』
「ありがとうございます」

マサさんのほうは新しい環境にどんどん移行してる感じだ。もちろん本人にはそういう意識はないだろうが、マサさんが穏やかにいてくれているのは何よりだ。

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2025年3月19日水曜日

しあわせの書。

泡坂妻夫「しあわせの書 ~迷探偵ヨギ ガンジーの心霊術~を読了。
泡坂作品は以前からずっと読んでみたかったもののひとつ。


なるほどー。こんな感じだったかー。

タイトルや装幀からもなんとなく伝わってくる「妖しげ」なムード。それは間違いなく作中にも存在してて、ミステリーはミステリーなんだけど、むしろ「魔術」とかそういう言葉で表現したいような一冊だった。
泡坂さんって手品師という面もお持ちだそうで。

読心術を起点に巨大に成長する宗教団体。
亡くなってるはずの人物が目撃される。
次期トップを目指す者たち。

十分に怪しげで妖しげでしょ?

こういうのも実に楽しい。

・・
・・・

余談だけど、『結構人』という新しい日本語を覚えた(^^;


2025年3月18日火曜日

シーズンラストかしらね。

シーズンラストになってようやく体が動くようになったよ。おせぇよ(涙)。

前日までの悪天候(雨)と気温上昇があって、ゲレンデはすっかりアイスバーン。
始終「足裏から低周波マッサージを全身に浴びてる」ような状態だけど、スキーの上で運動ができているので、ちゃんと板の動きがコントロールできてる感じ。いいぞいいぞ。遅いけど。

ずっと暗い曇り空で雪面状況がわかりにくかったんだけど、きちんと整備をしてくれていた関係者のみなさんに感謝ですね。非常にいい練習になりました。滑走量も速度も個人的にはびっくりするぐらいがんばれたし。筋肉痛ひどい。

(来シーズンのために)個人的備忘録。
  • 重心位置が少し高かったのかも。意識してほんの少し下げたことで動けるようになったのは確か。
  • それに伴って、ストックの長さを-2cmに設定した。
  • スタート時の基本姿勢、特に肩甲骨まわりの意識を再確認。
  • 外スキーの動かし方、横、後ろ、前。ちゃんとやろうね。
  • 急斜面での横方向へのラインの取り方の意識の持ち方!

ここ数シーズン、ずっと課題にしていた「いつも目標にしている急斜面」でのショートターン。4本のトライでついにある程度納得できる内容で降りられた。
うれしいねぇ。ご褒美は斜面下でソフトクリーム。

がもうひとつ課題にしているコブ斜面。
気温が上がって雪が緩む→めっちゃ掘れる→そのままアイスバーンで固まる、というコンディションで「さすがに深すぎんか」「さすがに固すぎんか」のコンボでね。なんとかコントロールして降りるのが精いっぱいでした。整備の入ってない荒れたバーンも同様で、これは来シーズンへの宿題、ね。だって怖いんだもん。

コンディションということでいうと、現地の方々とも少しお話しさせていただいたんですが、結局「お前が来るから天気が」ということになってしまいました(汗)。
まだ積雪量そのものは残ってますけど、「そろそろおしまいかな」という意見で一致をみました。実際急斜面、そこらじゅうで雪崩起きてましたし。

野沢のスカイラインも全部アイスバーン。

そんなシーズン最終盤の1日、ゲレンデに立ってる時間よりも運転席にいた時間のほうが圧倒的に長かったし、そもそもひとりで滑るのってあんまり得意ではないんだけど、それでも心底行ってよかったな、と。


2025年3月17日月曜日

勝敗を超えて。

悔しい惜しいもったいない。

でも。

すばらしい集中力。戦う姿勢。そして内容。

鹿島 1-1 浦和△

あえて言葉にするならば、シーズンを戦う1つの試合として落とせないホームチームと、こいつらには絶対に負けてはならないんだというスピリットの差が、ピッチの上で表現されたような90分だった。
それこそ選手ひとりひとりに「責任」のようなものを感じたよ。

でも、決めきるときに決めないと、という古くからのフットボールの故事に則ったような、90分+αで起こってしまった結果。さすがに相手はホームゲームでは強者だった。

きっとただそれだけ。

浦和は前に進んでいるし、それを喜びたいよ、僕は。
だって最高に楽しい試合だったじゃないか。



2025年3月16日日曜日

プレーオフ争い佳境。

なんというか・・・負けなくてよかったよぉ・・・

八王子 71-72 東京Z○

残り40秒、ヒルズマンの逆転スリーで劇的勝利!!・・・・ってことでなくて。

非常にいい立ち上がりだった。ペイントタッチができていて、着実にスコアを重ねていけていた。得点差が開いて「いい流れ」だったはずで、「あともうひと押し」できれば相手の気持ちを折れるぐらいの点差を・・・と思ったところでイージーなミスが出て相手に流れを渡してしまう。

この試合、そんなシーンが何度あったことか。

ミスが出るのはしかたない。それが挑んだ結果のものであるなら。でもそれだけじゃないよね。さらに言えばミスの後のリカバー(特に心理的な部分)が足りてないように見えてしかたなかった。
4Qなんて「出張蒲田の壁」の活躍がなければ逆転負けしてるのよ。

勝ったけれども反省は反省として、Game2に臨んでほしい。
プレーオフ争い、本気で厳しいんだから。


(Game2、追記予しました)

Game1と違ってずっと追う展開になったGame2。でも、実はあんまり心配してなかった。
「ひと桁差ならぜんぜん問題ない」と。いや、ほんとに。

だって、Game1のような安いミスが出てなかったから。
やるべきことをやってるんだもん。いずれ積み上げてきたものが形になる違いないという確信のようなものがあった。
その積み上げてきたもの、たとえばオフェンス・ディフェンス両面での「機動力」。

それが明確に発露されたのが3Qだった。特に守備面ね。
クリーンをかけられても、ドリブルで抜かれそうになっても、フリーのシュート体制を作られても。1歩でも、半歩でも、数センチでも寄せる、寄せ切る。誰かに任せない。
今季積み上げてきたシーンそのものだったと思う。
24秒のブザーを何度聞いたことか。

グッドウィン!

八王子 63-75 東京Z○

Game1のあとに「反省」とか上から目線ですいませんでしたっ!(陳謝)


2025年3月14日金曜日

翳りゆくひと。[084]


[084]

5月29日水曜日。月火と休暇をもらったので、さすがに朝からバタバタと忙しい。
昼前、そんなわたしのところに電話が入る。グッドライフのミズマキさんだ。

『お父様のほうですが、先ほど無事入居されました』
「ご連絡ありがとうございます。すべてお任せしてしまってすいませんでした」
『いえいえ。それで、今はお父様のお部屋でご夫婦でお話しされています』

マサさんとあっちゃんが会うのって意外に久しぶりなんじゃないだろうか。
あっちゃん、最近はさくら老健に面会に行ってなかったように思うから。
こうしてふたりの時間を過ごせるようになるのだとしたら、同じ老人ホームに入ってもらった意味がある。

『それで、お母様なんですがお部屋で新聞を読みたいとおっしゃっていて』
「はい、お支払いはさせていただきますので、ご手配お願いできますか」

なんだ、引っ越し前に解約しないで転居扱いにすればよかったのか。でもお金の流れもあるし、新規に契約し直したほうがわかりがいい。

『お父様のほうはお部屋に物がほとんどないので、ゴミ箱と時計、それから奥様がいらっしゃったときに座る椅子などがあったほうがいいかと思います。こちらで購入させていただいてもよろしいでしょうか。あとは部屋着も少し足りないので』
「まとめてお願いしてもいいですか。あれこれ申し訳ないです」
『それでは費用などは改めてご連絡します』

特に身のまわりのものは、わたしたちの側が「これがいい」と思うものと、介護側が「これがいい」と思うものに乖離がある可能性がある。コストや好みうんぬんの話ではないとわたしは思う。

ミズマキさんとの電話を終えて30分、今度はあっちゃんからの電話だ。

『マサさん、さっき来たわ』
「よかったね。話できた?」
『そうね。これからお昼ご飯だから』

マサさんとあっちゃん、別々の部屋だけれどもふたり一緒の暮らし。
おそらくは終の棲家での暮らし。

とても穏やかに始まったように思える。そしてこの穏やかな日々が続いていくことを祈るばかり、なのだが。

083<[翳りゆくひと]>085


2025年3月12日水曜日

【ら~めん】銀座紫龍改@戸越銀座

ご近所新店探訪、戸越銀座の「銀座紫龍改」へ。
ここってもともと日高屋があったとこで、八徳がわりと短期で閉じて、その居抜きだわね。


イチ押しメニューとおぼしき「濃厚黒背脂らーめん」(890円也)の食券を買う。
店内満席で並んでる間に、背脂の量と麺の固さの希望を聞かれるも、初めてだからね、「普通でお願いします」。

ややあってカウンターに通されると、「極太麺なので時間かかるよ」という注意書き。うん期待して待とう。

10分弱待ったかなぁ。提供された丼を見て、ちょっと驚く。
何より目をひくのがど真ん中置かれた卵黄!
徳島らーめんじゃないよね?
写真はインスタに上がってます→コチラ

ではいただきます。まずはスープ。

ん?・・・たぶん豚骨なんだと思うんだけど、豚骨っぽくないな。少なくとも「濃厚」ではない
背脂の味がくっきりとあるので、美味しくないわけではないんだけど、なんだろ、不思議。

麺は太いストレート。が、極太というほどでもないか。
食感はわりとワシワシと噛み応えのあるタイプで、具材のモヤシとあいまって少し二郎系が頭をよぎるが、「いや、そんなでもないか」などと思う。
固めで注文したらもっとワシワシ楽しいかも。

さて問題の卵黄。このスープなんで、卵黄を潰しちゃうと全部が卵の味になっちゃいそうだったんで、レンゲですくってひと口でごくっと食べちゃいました(汗)。
他の具材は特記事項なし(^^;

背脂とか濃厚とか極太とか、言葉にはインパクトあるんだけど、全体的には尖ってる感じのらーめんではなくて、バランス重視、そんなことも思う・・・ダメだ、僕のバカ舌じゃ説明できないや

でもまたきっと来ちゃう(笑)。

二国(国道一号線)戸越銀座信号(都営地下鉄戸越駅上)から、戸越銀座駅方向に入って右側3軒めの建物1F。


2025年3月11日火曜日

心の中から取り出して。

誰かを、何かを思いやることって、自分自身に余裕がないとなかなか難しい。目の前のことについつい追われるような日々だ。

それでも、いや、だからこそ、しっかりと意識して思い出したい。心の中にしまってあることを、大切に取り出して確認することは、翻って自分自身にとっても大切なことになるはずだから。

今日は3月11日。

大切な気持ちが曇らないように、取り出して磨いておきたい、そんな日。



2025年3月10日月曜日

安堵。

ほっとした、意外の言葉がなかなか見つからない。

○浦和 1-0 岡山

5節にしてのようやくの勝ち点3。これを安堵と言わずして何と言うのか。


試合間隔が1週間空いたのが大きかったと思う。
メンタル面の回復はもちろん、チームとしての意思統一の再確認、そしてこの試合に向けた「微調整」を施すことができる時間になったと思うから。

なんというかな、細かいとこは説明できないけども、たとえば相手の3バックの1枚をつり出しておいてからの奥のスペースを長いボールで狙うとか、サイドバックの立ち位置を調整して相手のプレスを分散させるとか、単純に「視野が広がった」ように感じたのよね。それは余裕ということでもあるのだろうし、自信ということでもあるのだと思う。

小さなブラッシュアップを繰り返し、積み重ねながら、前に進みたい。


2025年3月9日日曜日

戦うんだという意志。

これは想像(妄想)でしかないのだけれど、Game1の後、ロッカールームでは相当のことがあったんじゃないだろうか、と。

『てめぇら、ビビってんじゃねぇよ!』(妄想ですもちろん)

そしてこのゲーム、選手たちは見違えるように戦ってた。立ち向かってた。
そういう気持ちだけでどうこうなるほどバスケットは簡単ではないとは思うけども、でもまずそこは「あるべき」メンタリティだと思う。

試合そのものは勝てそうな流れで推移しながら、4Qで逆転負けをしてしまった、非常悔しい結果ではあったけども、少なくとも僕の中では、この「戦ってくれた」ということそのものが、残りシーズンへの期待、そしてエナジーだ。

岐阜 84-80 東京Z●

この試合のケントさんの選んだ戦い方はシンプルだった。
岐阜に対してストロングになる「オリビエの幅」を最大限有効活用するべくポスト、それからハイローを多用してインサイドで得点を取る。
もちろん新兵器・下山も最大限活用する。
特に前半はその傾向が顕著だったと思う。

それはもしかすると、アスフレが今季積み上げてきた、機動力で戦うスタイルとは「真逆」の選択だったのかもしれない。

こだわりよりも結果にこだわるみたいな(何言ってんだおれ)、そんな試合を見て、心震えるような気持ちだった。


大丈夫。アースフレンズ東京Zはこれからも戦える。
みんなで行こうぜ、プレーオフ。


ひとつは勝とうぜ。

何が驚いたって、“あの”下山大地の加入である。


被害者(笑)として彼の凄さには自覚がめちゃめちゃあったのだけど、味方になってよりその凄味がわかる。なにせシュートにためらいがない――おそらくアスフレに足りなかった部分だろう。そしてそれを高確率で決めてきてしまうのだから。
ようこそ蒲田へ。

で。

岐阜 81-62 東京Z●

1Q最初のオフェンスでバックコートバイオレーションでターンオーバーしたときにやな予感はしたんだよね。相手の守備の圧力(ファウルだと思うんですけど)に屈した形だったから。

もちろん敗因は自チームにある。ハンドラーの出来はひどかったし、フリーのシュートもまったく入らないし、イージーかつテキトーなパスは届かないし。

上位相手でも連敗はしたくない。してはならない。Game2、期待してるよ。


2025年3月8日土曜日

翳りゆくひと。[083]


[083]

「しばらくはお母さんからしょっちゅう電話かかってくるかもね」

空港に向かう電車の中でそんな話をしているそばから、みぃさんのスマホが震え出した。

「本当にかかってきた」

空港まであと3駅。みぃさんは赤のアイコンをタップした。が、直後にまた着信。
繰り返すその様子を見て、申し訳ないがわたしは自分のスマホを機内モードに設定をした。次はわたしにかかってくるのは火を見るよりも明らかだ。

何度かの着信を経てようやく空港に到着、下車したホームからみぃさんが折り返した。

「ごめんなさい、電車の中だったの」
「うんうん」
「それはチェストの2段目にしまったよ」
「あった?よかった」
「はい。じゃあお元気で」

ちなみに機内モードを解除したわたしのスマホにも4回の着信が記録されていた。

「何だって?」
「パジャマがないって。3着も一緒にしまったんだけどね」
「たったあれだけの荷物なのに探せなかったのか」
「今までと環境が違うからかな」

よく考えれば、さっきまでみぃさんと一緒に部屋にいたことは覚えてたということだ。今日のところはそれで十分だ。

出発ロビーで最終案内を待つ間、あっちゃんの末妹のりつさんに電話を入れた。

「今日、父と母を老人ホームに入居させました。あとで住所などはお知らせしますけれど、新しい生活に慣れるまではしばらく静かにしておいていただけるとありがたいです。里心じゃないですけど、帰りたいなどと言われても困るので。はい、電話などは」

こちらとしてはていねいに伝えたつもりだが、やはり老人ホームに入居させたこと自体に納得がいっていないような話しぶりだと感じた。それはそうかもしれないが、こちらの決断を尊重するという意識はないのだろうか。

「親戚なんてそんなもんだよ。気にしてもしかたない」

憤るわたしにみぃさんが言う。そうなんだろうな。

暴風雨の中、わたしたちの乗った飛行機は予定どおりに着陸した。
空港内のレストランで遅い夕食を取りながら、ここまでのことをわたしは思い出していた。

あの日電話が通じなかったことも。
あの日マサさんが倒れたことも。
今にして思えば今日この日を迎えるための「いいきっかけ」だったんじゃないか。

そして。

感謝。
助けてくれた人たちに。
感謝。
そばにいてくれた家族に。

082<[翳りゆくひと]>084


2025年3月7日金曜日

3時10分、決断のとき。

今回今さらながらに見てみた映画は「3時10分、決断のとき」です。

悪名高き強盗犯ベンを、ひょんなことから駅まで護送することになったダン。彼らの行く手に待ち受けるものとは。そして3時10分の列車に乗せることができるのか――という、ザ・西部劇です。


いやー、面白かったっ!!

西部劇(のリメイクですが)ということもあって、ストーリーはいたくシンプルではあるんだけど、とにかく描かれる人物像がいい。

悪党役にラッセル・クロウ。
悪党は悪党なのだけど、とにかく魅力的な男で、その魅力は配下だけでなく、周辺の人々(女性や子供にも)へ伝播していく。実にハマリ役だ。

護送を引き受ける牧場主にはクリスチャン・ベール。
戦争で心身に傷を負い、生活もままならなず、ひねくれてしまった人物。こうした苦悩する人物を演じたらベールは最高だ(笑)。

そのふたりの心情の移ろいこそがこの映画の最大の見せ場だろうし、3時10分が近づくにつれて盛り上がる緊迫感とともに迫りくるものがあった。
男たちにとって大切なもののひとつが「帽子」。とても印象に残った。

そしてラストシーン!!

・・
・・・

人物という面では、ダンの息子もよかったな。

『子供は本人が思うほど大人ではないけれど、大人が思うほど子供ではない』という言葉をふと思い出したりするなど。


2025年3月6日木曜日

今年も八ヶ岳ブルー。

去年に続いて今年も行ってきたよ、八ヶ岳ブルーのサンメドウズ清里へ。

「嵐を呼ぶ男」がレースにエントリーしないと、毎年いい天気だわ。感謝してね(笑)。
まあちょっと気温が高くってレースバーンのコンディション的には良くなかったけどね。

と言いつつも、ウチのチームからはエントリーがゼロだったんで、完全に冷やかしですけど(^^;


応援の合間にフリーを楽しませてもらったわけですが、まあ本数は少ないです。せいぜい「1日券のもとを取った」ぐらいですけどね。
それでも全コースは滑走したし、特に人工的に作られた固く締まったコブ斜面はいい練習になりました。

備忘。
ここ数年狙ってるライン――外足をコブの腹に通すを継続。おそらくこのやり方はある程度正解だと思われる。切り替えのところの「アップダウン」で次の外のトップを下げる形を意識するとそこを通しやすい。
あと、スタンスの意識は忘れずに。

・・
・・・

今シーズン、あともう1回は行きたいものです。


2025年3月4日火曜日

自宅トレーニング[シーズン3]#29

われらがアースフレンズ東京Zのスポンサー様、uFit様の Twitter Xのキャンペーンがありましてね、軽い気持ちで応募したらなんと当選しちゃったんですよ。びっくりー。

景品はヨガマット。


でも僕よりもちゃんとトレーニングしてる人に使ってもらったほうがいいよね、ということで息子2号にプレゼントすることにしました。
ヤツは親に似ずちゃんと積み上げることのできるタイプで、昨今は日々筋トレに勤しんでいるのでよっぽど有効活用してくれるのでは、と。

え、僕?

日々とは言いませんが、まあちょっとだけね。


【2025年2月度】
加圧トレーニング:2回[自宅トレ通算248回]
寝起き素振り:18回
月間さんぽ歩数:約30万歩

計測
前月比:  体重+0.2kg 体脂肪率+0.2pts
前年同月比: 体重+0.9kg 体脂肪率+1.7pts
2013年7月比:体重-6.8kg 体脂肪率+5.7pts

前月のトレーニング→コチラ


2025年3月3日月曜日

浦和レッズつらい。

過去にも同じタイトルでブログ書いたことがあるけども、比較できないほど本当に「つらい」。

●浦和 0-2 柏

浦和から移籍した選手や監督が躍動しているのを見るのはつらい。でもそれは今回に始まったことじゃないからまだいい。

今季ここまで4試合、見るたびにどんどん内容が悪くなってるように感じるのがつらい。
いや、この試合は前の試合よりもいいところもないではなかったとは思うけど、5万人入ったホーム開幕という面でも印象は悪い。

内容というよりも「状態」は、すごく悪くなってる。チームだけじゃなくてサポーターも含めて。つらい。

解説に『浦和はビルドアップの設計をしてない』と言われるのもつらい。
だがそれ以上に、なぜか実況席にいる某社の営業マンに『もっとやらないと』と発破をかけられてる(あるいは呆れられてる?)のを聞くのもつらい。


だからと言って僕に解決するにはどうこうみたいな意見はないし、もちろんどうこうできる力もない。それもまたつらい。

次節、昇格チームとのホームゲームで上向きの兆しが見えることを期待したいが、逆の結果になってチームが瓦解してしまう悪い想像をしてしまうことが何よりつらい。

つらい。


2025年3月2日日曜日

貯金は減らさないように。

シーズン開幕当初の3節で1勝1敗だった立川とケリをつける、というよりも何よりもプレーオフに向けて連敗を止めなきゃならない。というか、連敗止まって(祈)

●東京Z 75-80 立川

そんなGame1だったが、残念ながら連敗は止まらなかった。
結果としては前半につけられた点差が残ったということなんだろうが、後半の追い上げ、特に4Qで一時ゲームをひっくり返すところまで至ったところは十分期待感の残る内容だった。
いや、すんげぇ惜しかった。大逆転ゲームを見られるかと思ったわ。

Game2は、前日の流れをそのまま継続できた。逆に前半から走った。
余裕すら感じるゲーム運びでそのまま勝ち切った。連敗ストップ!!

○東京Z 85-73 立川

まず「85点」取れたというのが大きいかな。オフェンスがうまく回ったということだと思う。
やはり新加入のオリビエだよね。チームのやり方を落とし込むところまでは至ってないとは思うんだけど、まずはポストでボールが入りさえすればしっかりスコアしてくれる。新しいアスフレの武器になってくれた。

とにかくここからはちゃんと勝率5割以上を確保しながら、連敗せずにレギュラーシーズンを戦わなければならない。オリビエの活躍は必須。がんばれがんばれ。


プレーオフの話ができるぐらいのチームとしてここまでのシーズンを戦ってきたアスフレ。
大きなファクターは、マリク・ベンレヴィという選手の存在だったと個人的には思っている。
エナジーというのだろうか。シックスマンとしてのスタッツはもちろんのこと、チームとファンを盛り上げるその姿こそが今季のアスフレの象徴だった。僕はそう思っている。
彼のおかげで観戦体験がどれだけより楽しくなったことか。

彼とともにプレーオフへ。