泡坂妻夫「しあわせの書 ~迷探偵ヨギ ガンジーの心霊術~」を読了。
泡坂作品は以前からずっと読んでみたかったもののひとつ。
なるほどー。こんな感じだったかー。
タイトルや装幀からもなんとなく伝わってくる「妖しげ」なムード。それは間違いなく作中にも存在してて、ミステリーはミステリーなんだけど、むしろ「魔術」とかそういう言葉で表現したいような一冊だった。
泡坂さんって手品師という面もお持ちだそうで。
読心術を起点に巨大に成長する宗教団体。
亡くなってるはずの人物が目撃される。
次期トップを目指す者たち。
十分に怪しげで妖しげでしょ?
こういうのも実に楽しい。
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余談だけど、『結構人』という新しい日本語を覚えた(^^;
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