2019年11月13日水曜日

毎日ぼくらは電車に揺られて。

今回今さらながらに見てみた映画は「トレイン・ミッション」です。

毎朝同じ時間に起き、駅に向かい、いつもと同じ通勤電車に揺られ、見慣れた他の乗客の顔を見ながら出勤する。

サラリーマン的には当然のことなんだけど、オープニングで描かれたこの一連の「日常」の映像がすんごくいい!!
季節は移ろい、家族との会話も日々違うし、子供も成長していく。それでも日常は日常であって、いつもどおり。何も変わらない。
だからこそ唐突にやってくる“非日常”が際立つ。

突然宣告されたリストラ。昔の同僚に愚痴をこぼし、それでもいつもの通勤電車に乗って家に向かう。
その電車の中で謎の女から彼に与えられたミッションは「終点まで行く、顔見知りではない、たった1人の乗客を探す」こと。家族を人質に取られ、しかたなくそのミッションに挑む、というお話。

可能性のある人物を絞り込んでいく過程はスリリングだけど、全体に通してみれば「黒幕はきっとあいつやなぁ」とは想像できちゃったりするので、ミステリーっぽさは薄い。
それでも次々にいろいろ起こりつつ、やがて派手なアクションシーンの連続!!

だって、主演はリーアム・ニーソンですもの(笑)。
この人の家族はしょっちゅう人質になりますな(^^;

そしてクライマックスの閉鎖空間(←ネタバレしないようにぼかします)でのシーンは思わずグッっと引き込まれたりします。

ハラハラは満員電車です!

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