2018年10月11日木曜日

明日は最高のはじまり。

今回今さらながらに見てみた映画は「明日は最高のはじまり」です。

「この子のおとうさんはあなたよ」というありがち?な展開で赤ん坊を押し付けられたフランス人のプレイボーイ(って言い方は古いかな)。
父と娘と、それを助けてくれる友人との奮闘記なコメディ・・・ではあるんだけど、そこが中心ではなくって、赤ん坊は一気にでかくなって「もう小学生」で、むしろそこからの物語が中心になる。
娘ちゃんカワイイ。髪型もサイコー。

父親役には「最強のふたり」のオマール・シー。この人が映ってると、ハッピーがあふれ出す。それだけで稀有な存在だと思う。実はけっこう重い内容だったりもするのに。

二転三転する物語の中で軸となるのは、子供にとって何が幸せなのかということ。親ってなんなんだってこと。
子供の生というものに対する愛情をしっかりと見せてくれた。
『あたしだって母親役をやってきたのよ』とゲイの友人(見た目はただのおっさん)が語るのが最高にキュート(^^;
それに比べてリアル母ってば・・。


まあ確かにご都合主義的な部分は多々あれど、ラストまで軽やかに重いテーマを描き、そしてさわやかな印象を残す。素敵な一本でした。

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