2018年10月3日水曜日

さらば愛しき女よ。

今回今さらながらに見てみた映画は「さらば愛しき女よ」です。
かのレイモンド・チャンドラーのハードボイルド小説の映画化、1975年の作品です。

舞台はジョー・ディマジオが連続ヒットを続けていたあの時代、ロサンゼルス。

出所した大男が起こした騒動。そこに居合わせた探偵フィリップ・マーロウは彼の「元カノ」を探すことになるのだが、そこに隠された意外な真実とは(って映画の宣伝文句みたいな言い回しですな)。
若き日のまだ細いスタローンを発見して大喜びなワタシ。

時代の空気、小道具や背景、音楽。いいですねぇ。
、ハードボイルドとはそうしたものなのかもしれないが、話があまりに身を蓋もない。なさすぎる。

そして、マーロウ役のロバート・ミッチャムはかっこいいが、老けすぎかなと思う。
もうこの仕事はやめたいやめたいって言い続けているのがその雰囲気に拍車をかけてるし、そのくせモテるのが腹が立つ(違)。

そんなわけでちょっと苦手だっかも。
あと、「ひとり語り」つまり主人公の心情を本人のナレーションで説明するってやつも苦手なのです。

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