富豪の障碍者と貧困層の介護者、実話がベース、そしてPG-12指定、という事前知識からすると、重苦しくせつない展開があって最後に涙かな、そんなイメージを持って今回今さらながらに見てみた映画は「最強のふたり」。
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なーるほどー。「最強の~」なんてなんだか安っぽい邦題もナットクしちゃうようなー。ホント、まさしく最強でした(←まあ想像してくださいな)。そしてPG-12になった理由は“そっち”か!
「チョビヒゲ」はネタとしてはギリギリでしょうに(^^;
正直なところ、障碍者と向き合うのって難しい。おそらくは、障碍者も健常者に向き合うのって難しいんじゃないだろうか。僕自身ずいぶん長いことさまざまな障碍を持つ方々と仕事をさせてもらっているけれど、「分け隔てなく」というのか、できるだけナチュラルに接しようと心がけている。が、そう思うこと自体も難しいし、それが正解なのかもわからない。どこかで「untouchable」を感じてしまいがちだ。
だけど、ドリスは違う。思いもよらない立ち位置、思いもよらない目線でフィリップに接する。それはフィリップ側からも。ハラハラドキドキも含め、すっげーなって思わされた。
ストーリーそのものはなんてことないんだろうけど、さわやかでいい気分になる。この映画、オススメっす。
・・・ラストシーン、なくてもよかったんではなかろか。感動する人もいるだろうけど、僕は映画の世界から現実に引き戻された感じだった。
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