2018年3月19日月曜日

【平昌2018】超人たちとの冬。

ナイトセッションの競技が少ないこともあって、いち視聴者的には「物足りない」という気持ちを残しつつ、平昌パラリンピックの聖火が消え・・・ちょっと燃え残ってたぞ(笑)・・・ました。

最後の週末も楽しませていただきました。
何と言っても、クロスカントリー男子10kmクラシカル立位。
テレビ中継はなく、スマホ片手にNHKが配信するネット中継を注視。並行してPCではアルペン中継。

さあいよいよ新田スタート!・・・・いきなり転倒!(T_T)

このネット中継には実況がない。マススタートではないこともあり、画面からは順位がとってもわかりにくい。別ウインドウで見てた公式のタイム速報もパッと見ではうまく読み取ることができず、レース全体の展開がつかめない。
中間計時でやっとこ+11秒ということがわかった。

・・・実況のありがたみをしみじみと。

余計な言葉で台無しにしてしまう実況がある一方で、画面からは伝わりにくい事実を事実として正確に伝えてもらえる実況は競技を楽しむ上では必要な存在なのだな、と思ったり。

そして。


序盤の転倒で心まで折れてしまうようなアスリートはあの場にはひとりもいないと思うけど、転倒から立ち上がるのってフィジカルには大きな負担だ。もちろんそこで失った時間も大きい。
スーパーアスリートの凄味というものを再認識させられました。そういえばオリンピックでもマススタートで転倒した選手が優勝してたな。
新田選手、おめでとうございます!

そして「私で始まり私で終わる」の言葉どおり村岡さんは回転でも銀メダル。
彼女も2本目途中で停止するほどのミスをしている。それでも転倒せず(してた?)リスタートとして滑りきった。彼女もやはりスーパーだった。
健常者を超える「超常者」、というのを思いついたのだがスーパー胡散臭い言いまわしなので却下(^^;

オリンピックを含め、世界大会に出るアスリートなんだから、一般人には理解できないほどスーパーであるのはある意味あたりまえのことだ。

そういうすんごい選手たちの競技を見せてもらって、主催組織をはじめとするさまざまなオトナの事情があることは十分に承知しているものの、その上で思うのは、やっぱり究極的にはオリンピックもパラリンピックも“一緒”になるべきなんだろうなということ。
競技/種目が違うだけで、スーパーなアスリートが集い争う4年に一度の祭典であるという点に差異はないはずだから。

そういう気持ちをもって、まずは2020のパラリンピックを楽しみにしたいと思うのです。

*  *  *

オリンピックでも活躍したスーパーアスリート、高木美帆選手、渡部暁斗選手。
ワールドカップ総合優勝、おめでとう!!

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