2015年9月14日月曜日

大雨の爪痕。

今回の大雨のさなか、気象庁が発表した土砂災害警戒情報の発令に伴い、自治体から自宅住所に避難勧告が出た。
ウチの町は1丁目から3丁目まであってそれなりに広いんだけど、その中でわずか2つの番地のみが対象地になっている。なんというピンポイント(@_@)

こちとら仕事中だったので様子がわからず非常にヤキモキしてたわけだけど、一方自宅にいた家族はみんな落ち着いていて――というかむしろのん気といったほうがいいぐらいで。

確かに冷静に考えれば同じ番地でも危険度は高い場所ではないことはわかるんだけどね。この心理的温度差がなんというか。

そんなこんなで実際には避難はしなかったし、避難施設も様子を見たけれど誰も来ている風ではなかった。もちろん何の被害も発生しなかった。ほっとしたのと同時に、ちょっとあることを思い出した。

もう数十年前になるけれど、首都圏を通過した台風による土砂災害で親戚の家が流された。
テレビのニュース速報でその事実を知り、親父と2人して慌ててクルマで現地に向かった。そこらじゅうが通行止めで非常に難儀をしたが、途中で出会ったパトカーに事情を説明したところ先導してもらえた。ありがとうおまわりさん!
そして現場で目にした信じられないような光景――。

今回も衝撃的な映像が次から次へと送られてきた。
非現実感と現実の間で思考がフラフラする。
「線状降水帯」という耳慣れない恐怖の単語も覚えた。

やっぱり災害はないのが一番だ。
でもなくならないのなら、大きな被害にならないように。それをまず前提にしなきゃな。

被害に遭われた方々へ心からのお見舞いを。
行方不明の方々のご無事を。
・・・個人的に縁もゆかりもある阿蘇方面の皆様にも。

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