2015年9月3日木曜日

我慢しての敗戦と我慢しなかった敗戦。

ブラインドサッカーアジア選手権(リオパラリンピックアジア最終予選)の放送開始が19時10分。ナビスコカップ準々決勝のキックオフが19時4分。我が家のテレビ環境では2試合を同時に見ることはできない。ブラサカをTVで、ナビスコをタブレットで見るというのにトライしてみたんだが・・・。

結局どちらも中途半端(同時CKとかもう無理ですわ)。
そこでまずはブラサカをしっかりと応援して、その試合後に改めてオンデマンド追っかけ再生でナビスコカップを見ることに。

IBSA Blind Football Asian Championships 2015 match #3
JPN 0-1 CHN


それにしても中国強い。というか選手がすごい。まさにワールドクラス。
あの速度でドリブルできるのか!あのすき間からあんな強烈なシュート打てるのか!
思わずため息が出る。ついついテレビの前でも声を出さないようにしてしまう(^^;

それに対して引いて守る日本。バランスを崩さないフォーメーション、横方向への鋭いスライド――単純なドン引きではない組織的守備は目を見張るものがある。
我慢して我慢して我慢して、なんとか最後まで・・・残念。

あるいはもう少し早い時間帯から点を取りに出ていれば・・・いやそうするともっと失点してたリスクもあった。それはこの日の次の試合で嫌と言うほど味わうことに(泣)。

組織が機能していることは確認できた。耐えることもできた。
勝負は今日のイラン戦。きっと。

・・・あ、今夜はハリホリさんの代表戦とカブってる。今夜は2画面にトライしてみるか。

*  *  *

ワントップを担う興梠とズラタンの2人ともが代表招集、そして、今季最も稼動している槙野がケガという物理的な問題。
リーグ戦で大敗した直後という精神的な問題。
シーズン終盤に向けて、準レギュラー陣の底上げとコンビネーションの熟成という近未来への課題。
これがどう選手起用に反映されるのか。ミシャさんの選んだ11人は。
  • GK 大谷
  • DF 森脇 永田 阿部
  • MF 平川 柏木 青木 橋本
  • MF 梅崎 武藤
  • FW
槙野のポジションは岡本さんかとも思ったが、阿部が下りてきた。

さて、必ずと言ってもいいほど“渋い”ゲームになるアウェイ新潟戦。はたして。

2015 J.League Yamazaki Nabisco Cup Quarter Finals 1st Leg
新潟 5-0 浦和●


渋いどころか、メッチャ“派手”なスコア(号泣)。

新潟の守備がそう良かったわけではないと思う。が最後のところでちょっとずつズレてしまい、相手守備にチャンスを与えてしまう。コンビネーションの悪さ、そして特に判断の遅さが気になる。
そうこうしている間に「隙」だらけの失点劇。開いた口がふさがらん。

そして一番の問題はここで落ち着けなかったこと。しっかりと我慢すべきだった。今季の強さはそこではなかったのか!
決勝トーナメントは180分のゲームなんだ。0-1での敗戦はひどい結果じゃないし、たとえ0-2になったとしても、1点返せば2ndレグは1-0でOK。3点目が取られてもまだ時間は十分あった。バンザイアタックの必要はない。
そういう単純な算数が誰ひとりできなかった。おそらくは監督も。

試合前に考えていた問題点や課題は何ひとつクリアできず、特に精神面での問題は傷を広げることに。そして今季のナビスコカップはわずか90分のみでTHE END。
負けたこと自体ではなく、頭悪かったのが悔しくて腹立たしい。

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