無重力にひとり。
横目でテレビを見ていた坊主1号がつぶやく。「宇宙めっちゃ怖えぇ」と。
というわけで、今回今さらながらに見てみた映画は「ゼロ・グラビティ」です。油井さんがISSに行くことになったという話題の横で。
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・・・・うーん。
「怖い」と思うのは、無重力をこれでもかと体感させる映像(もちろん無重力がこういうものだと体験したことはないけれど想像させるには十分)、静寂、漆黒、閉鎖感、さらには事実上のひとり芝居による圧倒的な孤独感によるものだろう。
ここまで引きこまれれば、これはもう「すごい!」だ。
それを支えるサンドラ・ブロックの存在感もまたしかり。
「サンドラってやっぱりトラブル引き寄せ体質ww」とかちょっと思ったのはナイショ。
でもね、よーく考えたら、おはなしそのものは「別にー」「ありがちー」だし、展開は「うそだー」と思うことも多々。
極論すれば、リアルな宇宙を描いているようで、まったくもってリアリティのない話なの。
いや、映画なんだからそこはOKでしょ、と思う自分もいて、ちょっと評価に困る。
ワクワクドキドキはするんだけどな。
劇場の大スクリーンで見ていたら、それが3Dだったら、きっと高評価だったな。誰か60インチのテレビ買っとくれ(^^;
で、制作者が最も描きたかったものは、おそらくラストシーン。なぜなら直後にタイトルが表示される――その原題には「ゼロ」は付いていない。ネタバレっぽいですね。すいません。
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