まず。
長谷部と本田の身体の強さ。これに尽きる。
展開としてはある程度予想どおり。
両SB、特に長友はエトー係として基本的に守備専任。
その前ではアンカー、というかフォアリベロ気味に阿部。長谷部も自重気味。
この6人のブロックの前で、遠藤がふらふら(いい意味で)してて、大久保と松井は相手SBを含めたケア。
残りは本田だけ(笑)。
まずは守備から、というか守備オンリー、という、実は岡田監督が最も得意とする戦術。
これが機能。
カメルーンが攻撃に入ろうとしたときには、「どこにもスペースがありません」。
サイドは無理。ならば中央、となってもすべて “ハエプレス” の餌食。
攻めどころのないカメルーンと、攻める手立てのない日本。互いにシュートすら打てない展開。この時点で1点勝負の様相。岡田の目論見どおり(笑)。
だからこそ、ファーストシュートでの得点は、超サプライズ!
じれるカメルーンの左サイド(日本の右)を遠藤が突き、それまで右足だけでクロスを上げていた松井が左足でクロス。
高地のため、当然のようにボールは長い。DF2枚と大久保が被る(^^;
そのボールが、それまでも繰り返しファーに流れて受けようとしていた本田△の足元にピタリ!!
それにしても後半は長かった・・・
残り20分。
「大丈夫です、日本代表はまだ落ち着いていますっ」
山本さん、あなたが一番テンパってますよ(^^;
スカパー!の解説がセッキーだったから、苦手だけど山本解説のNHKを見てました。
さすがに終盤、広いスペースをケアしていた松井と大久保が疲弊。ハエプレスが機能しなくなる。
カウンターで決着をつけにいくのか、やり方を変えずに1-0を死守か。
いずれにしても中村俊輔の出番はないだろうな(^^;
本田△が身体を張りつつ、ひとり相手に突っかかっていく。カメルーン側からすれば相当イヤだったと思われるので、ここに森本投入も考えにくい。
カウンターを狙うなら、玉田(プラス中村憲剛か)。
が、投入されたのは岡崎と矢野。日本の誇るDFW。わかりやすい。
守るならもっと早く遠藤→稲本でもよかったかもしらんが。
・・・まあ、あまり役には立ってなかったが。
全敗を予想してた僕にとってはウレシイ誤算の勝点3。
とは言うものの、ハエプレス以外は何もできていなかったのも事実。攻撃らしい攻撃は皆無に近い。「世界を驚かす」にはほど遠い。厳しく言うと、「世界を失笑させて」しまってるかも。
残り2戦のほうがさらに厳しいはず。予断はまったく許さないが、すこ~しだけ、期待値が上がった。
オランダ、舐めてくれないかしら(笑)。だって、普通にやったらオランダのパス回しのほうが、ハエプレスよりも速いと思うんだよな。
* * *
最後にパワープレー対策で投入されたのは稲本。どうやら岩政の出番はないのかな。最後に阿部がもらったイエローが、ヘンな形で悪影響にならないことを。
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