2021年2月12日金曜日

さんぽニスト、元競馬場を辿る。

「元競馬場」

目黒通りにある信号だ。バス停の名前は「元競馬場前」。寄生虫館のちょっと先ね(笑)。
ずっと前からわりと生活圏内にあって、名前そのものは認知はしていたものの、第1回の東京優駿(日本ダービー)が開かれた「目黒競馬場、今はもうない」という程度の認識しかなかった。

ところがこの間、雑誌「Number」のウェブ記事を読んでて、道路にその名残が一部残っているという記述を見つけた。へー。

早速Google Mapで見てみると、おおっ。確かに!!


1周1マイルの1/3程度が残ってるってことなのかな。
よーし、ご近所さんぽのときに歩いてみよう。ということで行ってきました。

トウルヌソル像。思ったよりも小さい像でした。

まずは目黒通りの元競馬場信号のところ、「目黒競馬場跡」と記されたトウルヌソル像を起点に一本路地に入る。

3コーナー入口。実際にその場に立つと周囲の道路との違和感。手ブレひどい!!

おおここだ。コースで言うところの3コーナー入口あたりになるのかな。
なんとも微妙にカーブがかかった路地。

入ってみると想像以上に幅が狭い。だけど、そのカーブは緩やかに一定の曲がり方で続いていく。明らかに人工的に作られた道だ。

3コーナーから4コーナーへ。手ブレひどい!!

四方から道路が交差してくる。でもそれらはすべて直線。ただ僕の歩くこの路地だけがカーブしている。左右の家の建ってる「向き」が少しずつ変わってることで、進んでいる方角が少しずつ変化しているのを感じるけど、歩いている道そのものが大きく曲がってる感じはあまりしない。本当にナチュラルに少しずつ右に右に

4コーナーを抜けてゴール前直線へ。手ブレひどい!!

直線に出てふと思う。知ってて歩いてるからいいけど、何も知らずに歩いてたら、自分が180度逆向きに歩いてるなんてこれっぽっちも思わないだろうなぁ。絶対迷子になるよ(笑)。

元競馬場通りにぶつかったところで一応ゴール、ということにしよう。あっけないです(^^;

短い、ほんの500メートルほどの、でも歴史を辿る道。

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