2020年3月26日木曜日

巣ごもりシアター。~第2夜~

WOWOWさんとHDDレコーダーさんのあるくらし。

というわけで、今回今さらながらに見てみた映画は「ハード・コア」です。
こないだ見た「20世紀少年」はけっこうグロいシーンが多いのに年齢制限かかってなかった(大きなカネが動いた大作だから?)ですけど、こちらはタイトルに偽りなしな「工口」のほうでR指定が付いてます(^^;

怪しげな政治結社で徳川埋蔵金を掘る兄(山田孝之)と、エリート商社マンの弟(佐藤健)。そして兄の仲間(荒川良々)。3人の前に忽然と現れたロボット。しかも超高性能!!

ロボットの造形が基本的にふざけてて(褒めてる:「ロボジー」を思い出した)、だからコメディかと思うとさにあらず。

狩撫麻礼×山田孝之ということである意味“覚悟”はしてたんだけど、予想以上にシュールというかなんというか、説明に困る映画だった。
少なくとも得意なジャンルではなかったな・・・。

*  *  *

もう1本、「ビブリア古書堂の事件手帖」
原作小説のほうは一応シリーズすべて既読だったりします。
映画化されたのは、第1巻の最初のエピソードですね。“太宰の「晩年」のアンカット”をめぐる物語――内容からしてミステリーというよりもサスペンス色が強い話で、ミステリー(本を見て謎を解くみたいなこと)はむしろ脇役です。

映像って残酷だなぁと思うのは「この人は悪い人じゃん」ってのが伝わっちゃうことでしょうかね(^^;

ま、それは置いとくとしても原作の空気をよく表現できてたんじゃないでしょうかね。
それはドラマ版(見てません)であまりにイメージと違うと言われた主役の栞子さん役が、この作品では黒木華さんが演じたという点が一番大きいかもしれません!

だって、栞子さんは黒髪ロングなんですよ!それ、重要ポイントじゃないですか!!
ただし原作ではもっとせくしぃに描かれてる栞子さんでありました。それに五浦くんがドキマギするラノベなのです。そこは惜しい。すいません、華さん。

おもしろかったかって?そりゃあもちろん、本を読んだほうがいいよ(笑)。

ちなみに監督は三島有紀子。本の話ってことでどうしても三島由紀夫を想起しちゃいますね(^^;

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