今回今さらながらに見てみた映画は「亜人」です。
亜人ってのは突然変異的に登場した“死なない人類”のこと――死なないんじゃなくて死んだらすぐに生き返るという表現のほうが正確だと思う。そこの概念がしっかりイメージできてないと展開に付いていけない。
人の世に生きる人ならざる者、その者同士の確執、それを利用しようとする人間、といった設定や、映画冒頭で世界観を説明してくれるところとか、生身の役者と融合させるVFXとか。
ただ、こちらのほうがだいぶ“わかりやすかった”。
登場人物の感情を「シンプル」にして、しっかりエンタメに振り切ってるからかな、などと思い。
そうしてシンプルにしても、佐藤健と綾野剛という画になる役者の力で押し切れたかな。説得力とでもいうんでしょうか。
ドラマで「半分、青い。」「義母と娘のブルース」を見てるとこだったので、僕の脳内の佐藤健に落ち着きがない(汗)。
ええ、難しい話(亜人と人間の心理描写)は抜きにしたアクション映画です。そう思えばいいのです。
ラストシーンは「これしかない」という落としどころだったのでそこそこ納得感はあるのですが、その後の佐藤健のドアップのカットはなんだろう。ダサすぎないか(毒)。
あとは・・。
川栄さん(←「さん」付けが僕のデフォルト)は例によっていいですねぇ。彼女が出てるだけで安心できるという域に近づいてきたかも。
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