2018年9月12日水曜日

潜入する者。

今回今さらながらに見てみた映画は「潜入者」です。
タイトルが示すように、犯罪組織へ潜入捜査を行う捜査官を描くもの、と言いたいところですが、実際には潜入するわけではなくって、犯罪組織の取引相手になることで証拠を引き出そうとする、何と言うか、正義の詐欺師みたいな捜査官のお話でした。

ターゲットの犯罪組織は麻薬カルテル、捜査官はそのマネーロンダリングを請け負う者に扮して。

取引相手になるには信用を得なければならない。そのためにはギリギリの選択も迫られる。
そして少しでもミスをしてしまえば、摘発ができないだけでなく、捜査官もその家族も命の保証はない。

少しずつ少しずつ、しかし大胆にタイトロープを渡っていく――。

こういう映画の魅力は、ズバリ緊迫感っすよね。意外にも捜査官が人間味にあふれる人物なので、組織との距離感の作り方(感情移入?)とか、潜入中にちょっとした本音がのぞいてしまうとか、「危ないっ」って瞬間のドキドキがたまりません。エキサイティングな映画でしたよ。

が。

この映画は「実話に基づく」ってやつなんですよね。ってことは「死なないわな」「うまくいくんだろうな」って心のどこかで思っちゃってるんだよね。オープニングではそれを提示しないでほしかったかも。

*  *  *

夏休みアニメ祭りと称して「カーズ」を3部作イッキ見をやるつもりでした。
が、パート1を見て、うんそうかと納得しておしまいにしました。

おもしろくなかったわけではぜんぜんなくて、むしろちゃんと楽しんで見たことは見たんですよ。でも思い返してみると、登場人物、じゃなくて登場クルマ同士の関係性がイマイチ響かなかったなと。
やはりどこかで「トイ・ストーリー」と比較してしまう自分がいる。

「振り返る」という動作のためにいちいちバックして切り替えして、というクルマならではの所作がなかなか可愛かった。

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