家の中に妖精がいる。
彼らはおそらく深夜、人間が寝静まったころに、本棚、ちょっとした棚、あるいは洗面台、そうしたところに小さなネジ――多くの場合タッピングねじ――を1つ、ポンと置いていく。人間には何のねじだかわからない。その周辺にねじが脱落しているようなものは探しても探しても見つからないのだから。
何かの目印なのか。はやにえのようなものか。ただのいたずらか。
しばらく経つと飽きてしまうのか、また別の場所に隠してしまう。
男性用トイレにも別の物を置いていく妖精がいるような気がしますが、それはまた別のお話。
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