2024年12月20日金曜日

翳りゆくひと。[071]


[071]

実質的にキッチンが使えないので、ランチはコンビニ弁当。食べながらわたしは持参したチェックリストとにらめっこだ。

電気、ガス、水道は室内が完全撤去になってからの解約だが、このタイミングで解約できるものはやってしまおう。といっても今日は土曜日だから、電話窓口が平日のみというところは後日ということになるが。

新聞。どこの販売店かまではわからないので、紙面に書かれている番号にかけ、担当の販売店を紹介してもらった。

「27日夕刊までで止めてください」
『お引越し先のほうでは』
「申し訳ないです、購読の予定はありません」

テレビ。銀行からの引き落としの履歴からケーブルテレビとの契約があることはわかっていた。ただ契約関係の書類がないので詳細はわからない。スマホでケーブルテレビの業者のサイトを見てみると、ここから解約の手続きができそうだった。
まずは私のメールアドレスとマサさんの情報を使ってアカウント作成。これでネット上で契約関係が確認できるようになった。やはりテレビの契約があるようなので、これを月末付けで解約した。手続き完了のメールには『セットトップボックスを返却してくれ』という内容が書かれていた。テレビはまだ見るだろうから、あっちゃんの引っ越し当日に配線を外すことにしよう。

「電話の解約の手続きもしてきちゃうよ」

家の片づけをみぃさんに任せて、わたしは駅前の携帯電話ショップに向かった。
固定電話、あっちゃんのスマホ、インターネット。これがマサさん名義の携帯電話会社との契約になっているのは以前から確認済みだ。
今回はまず固定電話とインターネットを解約、それからあっちゃんが使っているスマホをわたしの名義に変更するつもりだ。以前はわたしの契約回線数の問題で名義変更はできなかったのだが、わたしの息子が本人名義の契約に変更したため、あと1回線はわたしの名義に変更が可能だ。

駅前のショップが道路の向かい側に移転していて少し慌てたが、思いのほか空いていたのですぐに手続きをお願いした。必要な書類は事前に準備してある。自分でもずいぶん手慣れてきてるなと思う。
多少時間はかかったが目的どおりに対応してもらい、固定電話は28日までの利用ということにしてもらった。あっちゃんのスマホは名義が変わったことでネットワーク暗証番号が変更になるが、それはわたしが覚えてればいいだろう。

手続きの最後にインターネットの解約窓口の担当者と電話で話をした。

『インターネットの口のところからつながっている光回線の機材があるのですが、それはレンタルですので返却していただく必要があります』
「はい、わかります」
『返却キットをご用意しますがどちらにお送りすればいいでしょうか』
「わたしの自宅のほうに。それからどうやら御社指定のプロバイダにも入っているようなのですが、そちらも別途手続きしたほうがいいですか」
『このプロバイダは当社とのセットですので、本日の解約の手続きを持って一緒に解約されますのでご安心ください』

携帯電話ショップを出たわたしは、100円ショップに寄ってガムテープや梱包用のヒモなどを調達、そのあと念のため、あっちゃんの年金が入金されているY銀行のキャッシュカードを使って、教えてもらった暗証番号が正しいか、確認してみた。

『暗証番号が違います』

どういうことだろう。さっき聞いたばかりなのに。
まあ今回は時間があるから慌てなくていい。また後で聞いてみよう。

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2024年12月19日木曜日

古本食堂。

あの本、読みました?」というテレビ番組がある(テレ東系)。書評番組とでも言うのだろうか。まあわりとニッチな番組なわけだけど、毎週かなり楽しみにしていて、といってもリアルタイムだと忘れちゃうから毎週録画して。

この本もその中で紹介されていた一冊だったと思う!!)原田ひ香「古本食堂」を読む。

古本が置いてある食堂の話ということではなくて(←なにがしかのネタバレ)、古本の街・神保町を舞台に、急に古本屋を継ぐことになってしまった女性と、彼女を取り巻く人々、そしてアクセントとして登場するのが神保町界隈の「名店」の食。

モチーフとして取り上げられた書籍も、題材になったいちいち旨そうな食も、神保町という街の中の現実にあるはずで、でも「最後まで説明しない」のが実にいいなぁって思う。

余白、とでも言うのかしら。

だから「読むしかないじゃん。食べてみるしかないじゃん。」なんて思ったり。腹減った(笑)。
さすがに国文学的な書物は手を出さないと思うけどさ。


『17歳の地図』、か。
あのころの僕は何を考えてたろう。どんな未来を想像してたろう。
なんも考えてなかったか。受験なんてもんが幸い目の前になかったし、何も考えずに今だけに生きてんだろうな。
あの時もし…いや、考えるまい。未来にはきっと幸せがあったから。

ところで主人公の珊瑚さん(いい名前やな)は意外と若くない(うーん、言い方難しいぞ)。
であるがゆえの、悩みとか思いとか、そのあたりがすんごくリアルに感じる――人生経験=達観ではないからね。でも、それもまた未来の幸せのひとつ。

何せ珊瑚さん、めちゃくちゃキュートなんだもの。

・・・とりあえず、いろんな本を読みたくなったのは間違いない。だね。


2024年12月18日水曜日

好事魔は多いのです。

生活習慣な通院の23回目。前回の話は→コチラ

前回、血液検査でわりといい結果が出ていて気を抜いた、というつもりはなかったが、今回はネガティブ方向に0.3ポイント動いていた。

ドクター「ちょっと大幅ですね」
ぼく「はぁ」
ドクター「何か食べすぎたとか運動不足とか」
ぼく「はぁ」

だって心当たりないもん。答えようがない。
強いて言うなら、少しストレスがかかった日常だったかな。それが食べる量とか酒の量とかに影響してたかも、という程度。

ぼく「少し気を付けて生活します」(o´(エ)` o).oO(...自信なし...)
ドクター「そうしてください(ビシッ)。薬はいつもどおりで(ビシビシっ)


ストレスといえば、先日「痒。」というブログを書いたんですが、その後皮膚科で診断してもらったところ「蕁麻疹」とのこと。
原因は多種多様なので特定はできないけれど、乾燥も寒暖差も暑いのも寒いのも、肌を触ったり見ることですら「ストレス」で、それが原因になると。ましてや「いわゆるストレス」も確かに実感できる日々だったからなぁ。

アトピーに対しては塗り薬だったけど、蕁麻疹に対しては飲み薬。
飲み始めたらたった1日で痒みが止まった。すげぇ。

ま、完調ということではないのだけれど(日によって変動しちゃう)、でも「効く薬あるから」と思えるのはすんごく安心。


2024年12月17日火曜日

エースの最後の言葉を胸に。

※ブログお休みしてる間ですが、J1最終節は一応現地にいました。思い出しつつ記録を残します。

最終戦の浦和レッズさんは毎年のことながらクッソ弱い。
一方の新潟さんは浦和さんにごっつ弱い。

お借りしました(↑)

新潟は残留がかかってたから、勝ち点1へのこだわりが強かったかと思うし、一方の浦和は来季に向けた見極めと、何より“The Ace”こと興梠慎三と宇賀神友弥のラストマッチという“縛り”があったからね、まあ“こういう感じ”になっちゃうのはしょうがないかな。
試合後にブーイングが出る気持ちは超わかる。が、むしろ負けなくてよかったわ。


特に浦和さん、5万5000人とか満員になるとさらにめっちゃ弱いからねぇ(白目)。

前半、興梠に突発的に訪れた決定機。あれが決められなくなったということが彼の限界だったのかもしれない。
だって、この埼玉スタジアムで何度ああいうシーンからのゴールを見てきたことか。
でも60分間もプレーしてくれてよかった。胸でのパスとか相手を背負うプレーとか、いかにも興梠らしいトコもたくさん見せてもらって、しっかり焼き付けましたよ!
今日の記録的には「イエローカード」のみですけどね(笑)。

満了が決まってるリンセンもらしいプレーが随所に見られた。彼のラストプレーは「届かないけどスライディングタックル」だったかな。うん、ブライアンだ(涙)。

ウガはラスト10分間。CKのときにクリアボールがウガの前に飛んで来いって祈ってたけど、そうはうまいこといかないか(汗)。
むしろ左SBとしてはちょっとヤバいぐらいの出来(悪い意味で)だったよ。失点に絡まなくてよかった。特に88番が良かっただけに。


彼らとの思い出は山ほどある。感謝したってしきれない。

でも振り返ってる場合じゃない。ひとつの時代が明確に終わったわけだ。来シーズンは新しいチームで世界に打って出なきゃならないんだよ。
そしてもちろん、国内タイトルだって。

Aceの言葉を胸に、みんなで“ヒーロー”©興梠)になりましょう!


2024年12月16日月曜日

ミッションは達成、そして休養を。

今節手前の順位表を見ながら思っていたのは「順位が上の相手とのアウェイゲームとはいえもちろん連勝したい。でも今の順位と貯金もキープしたい。だからまず、最低でもひとつ勝ぁつ」、でした。

自分でフラグ立てちゃった(汗)。
結果は1勝1敗。Game2での敗戦は次の週末まで気分がよろしくない(笑)けども、トータルとしては「ミッションコンプリート」かな。

品川 62-65 東京Z○

Game1の前半は、相手の高さ(特に落合が出てるとき)に攻守とも壊されてしまった感じだった。それでもザック、ルイス、スペンス、ジェスといったメンバーを投入して(長い時間ガード1枚だった)高さと守備強度を担保しつつ得点源であるビッグマンたちの負担を減らし(だってずっと自分より10センチでかいのとやりあってたんだもの)、結果3Qの大逆転につながった。攻撃面はマリクをはじめ、みんなすばらしい出来だったんだけど、その意味では采配が見事だったかなと。
とにかくオールマイティなザックの復活はありがたく、そして井手不在のPGを担った池田もすばらしい出来だったっす。

そしてもちろんクラッチタイムは強いんです!


品川 69-64 東京Z○

展開としてはGame2も似たような形。前半は先行されて後半追いすがっていく。
で終盤勝負なら・・・が、無念。

Game1との決定的な差は、たぶん体力面。サイズで上回る相手と2日連続でバチバチやってた選手たちが、本当に走れなくなっていた。コンタクトするとバランス崩すからあと半歩のトライができない、そんな感じだったな。

いや、この2日間だけじゃない。

開幕当初からフル稼働してきた選手たちは20試合を超えてちょうど疲れがどっと出てくるタイミングということもあると思うんだ。

幸いなのは、次がバイウィークってこと。
コンディション回復が最優先課題じゃなかろうか。
特にジェイシーとジェイには温泉にでも入ってゆっくり疲労を取っていただきたい。
そういえば蒲田には温泉がたくさん(笑)。


ところで。
シモって本職はスラッシャーな気がするのよね。ガンガン中へのアタックは続けてほしい。特にエンドラインは得意でしょ?
さすれば3Pもさらに。


2024年12月8日日曜日

ブログ更新お休みします。

 数日間、新規の投稿が止まる可能性があります。

もしも、もしも楽しみにしてた方がいらっしゃったらごめんなさい。



2024年12月7日土曜日

アスフレ圧勝。

本当に「圧勝」だったかどうかは別として、気持ち的にはそんな感じです。
ごめんなさいね、と岩手方向を見ながら。


前節終わりに僕はこのブログのラストに「上位との対戦は大きな試金石」って書いた。
なんだかそのとおりというか、期待以上になっててね。おじさん、目から汗が出るよ。

Game1、映像は見ていないんだけど、中盤で大きく離されながらも終盤追いすがって最終的に6点差。「お、こりゃ可能性あるな」というポジティブな状態で迎えたGame2だった。

○東京Z 74-61 岩手

地力の部分ではたぶん岩手が上位で、外国籍は高さだけでなく幅もあって、ガード陣はシュートが上手いのはもちろんサイズもあって、アスフレがこれまでリーグ戦の中でフィジカルの部分で対戦相手に「優位性」を持っていたところが特に苦しい状況だった。
流れはずーっと岩手。そう思ってた。
それが特にリバウンド取れん!に現れてたかな。

だけどアスフレは追いすがった。簡単に失うゲームにはしなかった。
離されずに粘る。そのために走る。

堪えて堪えて、そして現れる日替わりヒーロー。

なかなか手にすることのできかった流れを手中にしてくれたのは、ルイスであり金本でありスペンサー、そしてマリク。いわゆるファーストチョイスではない選手たちだ。

このメンバーは機動力がある。走れる。だから守備強度が上がる。
おまけにシュートまでバリバリ入る!マリクのポスターダーンク!!ルイスのすりぃぃぃぃ!

岩手が音を上げた、と言ったら失礼かな。

でも4Qの勝負所で岩手の得点が58から5分以上動くことがなかったのは守備強度の勝利と呼んでいいと思うのよ。

圧倒的にがんばったから得た勝利。だから「圧勝」。



翳りゆくひと。[070]


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みぃさんに生命保険関係の書類の取りまとめを頼んで、わたしは雑然としている電話台周辺の整理に向かった。マンションの鍵が置かれていたりする場所なので、何か重要なものがあるかもしれない。

ほとんどがゴミでしかない書類の中で、「マイナンバー」と書かれた封筒が出てきた。中を見てみるとマイナンバーカードを作成したときの控え、暗証番号が書かれている書類である。なぜかマサさんの分はなく、あっちゃんの分だけ。

「あれ、この暗証番号、こないだ聞いたのと違うね」
「あらそうだったかしら」

マサさんのマイナンバーカードの暗証番号は確認済みだ。その番号を聞いたときに、あっちゃんのほうも聞いたのだが、その番号と齟齬がある。

「ちょっとコンビニ行ってくる」

コンビニの端末で、あっちゃんのマイナンバーカードを利用して住民票を発行してみる。当然だが書類に書いてあった番号が正解だった。
覚えやすい番号にするのはやめましょう。そう言われるし、そうあるべきだとは思うんだけども、認知症に対してはすごくセンシティブだ。難しいな。

マンションに戻って電話台の整理を続ける。重要な書類のようなものは見つからないが、大量の小銭が出てくる出てくる。数百枚、いや千枚以上はあるか。
マサさん、いつも出掛けるときにはジャケットのポケットに小銭入れを入れていくくせに、家に帰ってくるとポケットに小銭が直接入ってて、それを無造作にその辺に放り出してた。同居してた昔のことを思い出す。

お、これは昔の家計簿か。几帳面とは程遠いあっちゃんがつけてたのか。それにしてもこんな何冊も何冊も、まるでパズルのように棚に押し込められてる。一度出したら二度としまえないだろう。それでも出してみるしかない。

パラパラとめくっていたみぃさんが家計簿に挟まってた封筒を発見した。

「これ・・・」
「えっ」

封筒の中から出てきたのは現金。表書きから想像するに、何かの支払いのために封筒に入れておいたものではないだろうか。察するに支払いは普通に財布から出してしまい、封筒は帰宅してなんとなくここに挟んだ、ということじゃないかな。

ヘソクリとは思えないけれど、この後も現金の入った封筒はいくつか見つかることになる。
一応本人たちの今後の生活費のためにわたしが預かることにしたのだが、これはもう無頓着を通り越して、杜撰だな。わたしは苦笑いをするしかなかった。

家計簿周辺はみぃさんに任せて、わたしはマサさんの部屋に向かった。
これまでも何度か見てはきたがマサさんの物置と化した部屋、とにかく今回は端から端まで。そう決めていた。

カラーボックスに入れられた封筒。表には「○○の書類」と書かれていて、一見きちんと整理されているようには見えるが、封筒の置かれている場所に一貫性がなく、さらには中身が違ってたりしている。覚悟を決めてひとつずつ見ていく。

「ん、あっ」

変な声が出た。これこそ探し求めていた書類。ついにマンションの権利書(登記簿)が入っている封筒を発見した。
なぜか別の封筒に、売買契約書も。

絶対に見つけたかった書類が、初日の午前中のうちに見つかった。このマンションに頻繁に来るようになって、一番うれしい瞬間だったかもしれない。
わたしはリビングに向かって大きな声を上げた。

「見つかったよー」

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2024年12月6日金曜日

翳りゆくひと。[069]


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あと1週間、あと4日、あと1日。
めんどくさい、しんどい、イライラする、そうした思いを堆積させ重ね圧縮したような日々を経て、ついに出発の朝がやってきた。

とにかく今回はあっちゃんを無事に老人ホームに入居させること。
そのための諸々の準備、そしておそらく突発的に起こるであろういろいろな事柄に対して、横に妻であるみぃさんがいるのは大きい。
作業分担はもちろんのこと、情報共有と判断の面で、ひとりだと見なかったことにしてしまいがちなこと、見過ごしてしまうことがきっと少なくなるはずだから。

「やっぱり4階まで歩いて上がるのは大変だね」

久しぶりにこのマンションに来たみぃさんの言葉に、やはり年寄りが暮らすには都合は良くないんだということを再認識する。

「お母さん、お久しぶりですー」
「いつ以来だったからしね」
「今日は引っ越しの準備のお手伝いに来ました」

姑と嫁の挨拶を横目に、わたしはざっと室内を見回す。前回から約1ヶ月しか経ってないから、郵便物が大量に溜まっているということもないが、やはりキッチン周辺のゴミは当然のように増えているし、シンクの洗い物も同様だ。
わたしは「キッチン、すごいことになってる」とみぃさんに目配せをした。みぃさんも「見た見た」という合図をしてきたが、そんなことはおくびにも出さず、あっちゃんとの会話を続けている。

「引っ越しは来週の火曜日ですから、この3日間で準備しましょうね」
「そうね」

この会話で気づいたことがある。
あっちゃんは見栄っ張りだ。だから息子の妻とはいえ、ある意味「他人」がそこにいると、ものわかりのいい人を演じているのではないかと。
言葉は悪いがそれを利用させてもらって、必要と思われることは一気に進めさせてもらおう。

「マイナンバーカード、預かるから出して」
「どこにあったかしらね」

マイナンバーカードを回収し、続いて銀行の通帳もまとめて回収した。
通帳は使用済みのものもご丁寧にすべて取ってあるが、それをひとつひとつ確認しているのは時間がもったいない。

「これ、ウチに送る用のダンボールだから、捨てたらマズそうなものはここに入れておこう」

引っ越し用のダンボールはわたしの自宅に送る荷物もあるだろうからと、イワキさんに依頼して少し大目に用意してもらっていたのだった。

銀行口座といえばマサさん名義のものはこの1年で整理済みだったが、あっちゃん名義のものはここまでまったく見てこなかった。

「使ってる銀行口座ってどれとどれかな。キャッシュカードはある?」

あっちゃん名義の口座は4つ。普段使っているというのは年金の入ってくるY銀行のもの。とりあえずひととおり受け取って、これは荷物として送るわけにもいかないので、チャック付きのケースに入れてわたしのデイパックの中にしまいこんだ。

「大事なものは新しい家に持っていくわけにはいかないから、全部預かるからね。心配しなくていいよ」

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2024年12月5日木曜日

ブラックフライデーから一夜明け。

「一夜」ってことでもないけど、ブラックフライデーのバーゲン期間もようやく終わって今。


たくさんの通販サイトのカートにたくさんのグッズを突っ込んで、でもそのまま週末をやり過ごした自分を褒めたい。


幸せはモノだけじゃないんだぜ。なんてな。

・・・え?もうクリスマスセールなの??クリアランスセールって何??


2024年12月4日水曜日

自宅トレーニング[シーズン3]#26

最近の中ではちょいと負荷強めでトレーニングしてみたんですわ。

そしたらその夜、寝てたら肩が痛い。右肩が痛い。寝返り打てないほど痛い。
肩?胸?背中?とにかくそこらじゅう。
寝返りダメなら直立不動で寝るしかない――寝てるのに直立不動っていうのか?

そしたら朝には腰まで痛い。寝返りって大切。
起きるのも難儀する。痛い。

やはり「日々」の「継続」なんだよね。急にガッツリとか一番ダメなやつ。


【2024年11月度】
加圧トレーニング:1回[自宅トレ通算243回]
寝起き素振り:19回
月間さんぽ歩数:約36万歩

計測
前月比:   体重-0.5kg 体脂肪率+0.6pts
前年同月比: 体重+0.9kg 体脂肪率+0.5pts
2013年7月比:体重-7.7kg 体脂肪率+4.0pts

前月のトレーニング→コチラ



2024年12月2日月曜日

爆勝快勝で連勝。

「貯金4」

ああなんて素敵な響き(うっとり)。
シーズンのおおよそ1/3を経過してこの成績。やるじゃねぇか!!って感じよ。
得失点差も+61。たまんねぇなぁ(笑)。


湘南 69-95 東京Z○

Game1はとにかくシュートがよく入ったってのはもちろんあるんだけど(3P%が42.9!)、それ以上にフィジカルが優位だったような気がしてならない。
うまくプレイタイムをシェアしてて、最後まで走り切れたのが大きいかと。
終わってみれば爆勝。
逆に湘南は、3Qだったかな、プレイが止まった瞬間にもハドルに集まる気力もなく5人全員が腰に手を当てて下向いてたシーンがあったからね。その後は一気に点差がついた。

湘南 77-85 東京Z○

それを受けてのGame2、外をかなり警戒されてたようだったけど、外がダメなら中もある。
競っている中でも、ここ最近の「勝負強さ」がプレイセレクションにもいい影響が出てる感じに見えた。
そして最後は安定の快勝。

プレイオフに向けて、貯金なんてナンボあっても困りませんからね。
この好調の流れを継続したい。その意味でも次節、上位との対戦は大きな試金石。


2024年12月1日日曜日

それはそれとして。

「興梠うめぇ!」

特に決定機に絡んだとかそういうことではないけれど、たったひとつのポストプレーで唸ってしまった。
僕たちはこれをずーーーーっと見てきたんだ。そりゃCFに対するハードルは高くなるよね(笑)。
逆に言うと、そういう選手を育ててほしいのですが。浦和で。

福岡 1-0 浦和●

結果は敗戦。それはそれとして受け入れて改善していくしかないのだけれど(またお前か紺野)。

それはそれとして。

この試合はメンバーを大きくいじってきた。戦前のマチェイさんのコメントから、来季も見据えた戦いであったことは想像できる。
その中で、僕は「誰かと誰かを比べて」、「あの選手がよかった」みたいな話は書きたくない。そうも思ってないし。

その上で、全体としてチームのテンポの速さとか、阿吽の呼吸とか(部分的だけど)、今季なかなか見ることのできなかったリズムみたいなものがものとても楽しかった。

負けた試合が「楽しかった」というのはものすごく苦しいけれど。

ワンタッチのパスが前線に届けられたり。
後方の選手がアタッキングサードに飛び込んできたり。
逆に前線の選手がプレスバックしたり。

2025シーズンがちょっと楽しみになった。

・・・と言えるのは勝ってからな。くそう。