2017年11月20日月曜日

ラスボス現る。

「つ、つええ・・」(ごくり)

深夜のテレビ前で少年マンガの主人公のようなセリフを吐く。
これまで対戦してきた東アジアのどのチームよりも強い。上海上港よりも。

ラスボスの名はアルヒラル。
フィジカルに長け、技術も確か。ひとつひとつのパススピードは早く、おまけに「こんなにオーガナイズされてるのかよ」とため息が出るほどで。これまでの中東のチームのイメージを思いっきり上書きされてしまった。

これがファイナルという場所か。すっかり忘れてた。

AFC Champions League 2017 Finals 1st Leg
Al-Hilal 1-1 Urawa Red Diamonds


序盤、少しばかりラッキーな形で先制。貴重な貴重なアウェイゴール。
だけどその後は正確でスピーディなサイドチェンジから左SBの裏を徹底的に狙われた。そこからダイレクトでの折り返しが悲しいぐらい正確で、何度も決定機を作られてしまう。
サイズや身体能力のミスマッチは残念ながら大きかった。ただ一概にすべてウガの問題ということではない。逆サイドにボールがあるときのSBの守備のスタート位置の決まりごととかもあっただろうし、中盤のサイドの選手の守備対応力のこともある。

「ひぃぃぃぃ~(@_@)」「西川~!!」「たすかったぁぁぁ」(くりかえし)

西川のビッグセーブ連発でなんとかしのいでいたが、残念ながら前半のうちに追いつかれた。これも少しばかりアンラッキーな形だったが、流れ的には崩されてるからなぁ。

でも後半は少しだけ空気が変わる。だからこそ前半しのぎきりたかった・・。

ボールホルダーへの寄せのところもあるだろうし、最終ライン設定とか、細かい修正が施された感じ。
一方でアルヒラルの運動量も前半ほどではなくなり・・・・そしてイメージが変わったはずの「中東」がじわじわと顔を出す。

プレーがどんどんラフになり、苛立ちを隠せず、アルヒラルに出たイエローは7枚。主審が違ったら退場者出ててもおかしくない。7枚出てても特にセカンドレグに影響出ないのが残念。あと、アフターで長澤を足裏で蹴ったヤツは許さん(怒)。

こうなるとね、まあ、ね、ゲームが一方的になることもない。なんとか後半も耐え切った。
それでも「つええ」という印象は強烈に残る、サウジでのアウェイゲームだった。

・・
・・・

だけどセカンドレグは違うよ。

今度はこちらがラスボスになる番だ。
サウジは魔窟だったかもしれないが、埼スタは「R E D H E L L」だ。
同じようにはならないぜ。
少なくとも槙野(覚醒中)が左SBに回ればそこの1対1では簡単にはやられない。

アウェイゴールとか関係ないっ!ぜったいにかーーーーつ!!!

*  *  *

そんなわけでセカンドレグは11月25日19:25キックオフ。

僕はチケットないっす。ただ、クラブが転売に対して毅然とした態度を表明し、結果的に髪の毛一本ほどの可能性が僕にも出てきた。

・・・フットボールの神様に「チケット当たりますように」と祈ろうかと思ったんだけど、もしも願いがかなうなら、「チームの勝利」のほうを祈ろうと思います。

なので、BS日テレの前に集合な!

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