ご近所新店。なんでもかの「つけめんTETSU」の新業態で、毎日でも食べられるような一杯を、とのこと。それは期待しちゃいますね~。というわけで行ってきました「いつもの ねかせ屋」。
がらがらと引き戸を開けて券売機の前に立つ。どどんと書かれたのは[いつもの]と[たまには]。まあ当然[いつもの](780円也)でしょうね。初めてだけど(^^;[すごくおいしい味玉]と書かれたボタンが気になってしょうがないので追加でポチっ(120円也)。
「いつもの」が中華そばで「たまには」がつけめんのことらしい。券売機だから、「俺、いつものね」と口頭で注文できないのがちと残念(^^;
席につくと「お冷とリフレッシュドリンクです」と、ショットグラスに透明な液体が入ったものがカウンターに置かれた。食前酒ならぬ食前水。聞けば自家製はちみつレモン水。甘みはほとんど感じないけど、なんかサッパリしたことは確か。
「おまたせしました、いつものです」と運ばれてきたのは見事なビジュアルを持つ一杯。
透明感がありつつも茶色いスープに油が少々浮かび、チャーシュー2枚にネギ、カイワレ、細めのメンマ、ノリ、そしてもちろんナルト。完璧な中華そば!
「いただきまーす」
ではスープから。うん、ある意味想像どおりの中華スープ。でも予想を超える旨さ。
出汁の味はしっかりとわかるし、柚子の香りも強い。醤油もキリリとしてる。
だけど尖っている感じはなくて、バランスよくて丸くて・・・うまく言えないけど・・・「ふんわりやわらかな味わい」という感じ。
麺は中太平打ちの縮れ麺。店の奥で自家製麺してて、それを一晩寝かせてるとのこと(これが「ねかせ屋」ってことか)。もちもちでピロピロ、噛み応え十分。噛むほどに麦の味がわかる。この麺旨い!
メンマとほぼ同じ太さだから一緒に食べると楽しい食感。
うん、確かに「いつものね」と頼むほどに頻繁に食べられる一杯。あえて表現すれば「楽しくて」「やさしい」。
「いつもの」を漢字にすると「逸物」。そこまですごかったかどうかはちょっと微妙だけど、日常のらーめんとしては相当な水準であることは間違いない。
・・・だけど味玉つけて900円ってのはなぁ、さすがに毎日はなぁ。
あ、すごくおいしい味玉はすごくおいしかったでーす!
JR五反田駅西口から桜田通りを山手通り方向へ。目黒川を渡ったところを右に入り、すぐに左斜めの道を進んで30mほどの右側。
* * *
さらにもう一軒、[肉そば ●中](伏字)と書かれた新店を発見。
いそいそと行ってみると、中華そばではなく日本そば。屋号ですっかりアキバのあの店の系列かと思ったですよ。少々無念なり。
おいしそうだったけど、口がらーめんだったので入店せず。ごめんちゃい。
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