劇的ビフォーアフター風に言えば「言葉の匠」「内なる声の代弁者」ってところかな。歌人・穂村弘のエッセイ集「絶叫委員会」。
日常に散らばっている言葉を拾い集めること。
それを再び言葉として再構築すること。
その言葉に過不足がない感じ。
さすが歌人、というところか。
特に僕自身の文章は「過」だと思っているので、その絶妙な終わり方と余韻みたいなものに憧憬の念を抱く。
てか、単純におもろい!
二度見ならぬ二度読みしてくすりと笑う場面、そして、声に出して笑ってしまうところが多々。おまけに気がつけば「うんうん」とうなずいていたりするわけで。
相性がいいんでしょうな。自分のことを書かれているみたいで恥ずかしくなるところもあったり(^^;
「ミッションにおいてひとは永遠」という幻想
ここだけ抜き出すと何のことやらだけど、なんだかカッコイイでしょ?
表紙にもいくつか抜き出されてるけど、そのほかにも抜き書きしたいところだらけで困る。蛍光ペンを持ってたら全部「大切」になりそうだ(ネタバレ)。
だいぶ前に買ってたのに、早く読めばよかったなー。楽しい読書時間だった。
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