2013年11月18日月曜日

俺の名は、ゼット!

この週末は留守番をしなければならず、坊主1号は定期テストの一夜漬け中で、坊主2号と静かに過ごした。
というわけで、今回の今さらながらに見てみた映画は「ONE PIECE FILM Z」。

ワンピースに登場する悪役は視聴者から見るとただの「クズ」でしかなく、クズ以外のそれなりに納得できる思いを秘めているキャラは、敵(てき)ではあっても敵(かたき)ではない、そんな設定がされているのが常だと思います。

だから一話完結な映画に出てくる相手役は当然「ぶっとばす」に値するクズ・・・しかし、ゼット先生はただのクズではなく描かれてます。その部下たちも。
その意味でちょっと新鮮・・・ってか、主役は麦わらの一味ではなく、タイトルどおりゼット先生の映画でした。

そうだなー、たとえるならば警察ドラマ。主人公は身内を殺された人、でその人が復讐に燃える姿を中心に描き、それを阻止しようとする人情派刑事が登場する、みたいな感じ(^^;

そのあたりは外部から脚本家を迎えた「功」の部分でしょう。

ただ、冷静に考えるとただの暴走老人だし、戦う意味はそれだけ?みたいな感じだし、やっぱりちょっと本流ではない感じも残ります。

ま、単一の映画としてはすごく楽しめました。絵はすごく丁寧で綺麗だし(いつものアニメでもあのぐらいナミさんをきちんと美しく描いてほしいなぁ、と強く思いつつ 笑)、特に戦闘シーンの迫力は特筆。


・・・満腹にならなかったので追加注文?として「冬に咲く、奇跡の桜」を久々に鑑賞。やはり泣ける!

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