PCの電源を落とし、慌てて駅へ。
埼京線から高崎線を乗り継ぎ、浦和駅東口。タクシーもシャトルバスも大行列。歩き決定。Navitimeのオススメで、いつもと違う、住宅街の路地を進む。
やがて視界が広がると、夕闇迫る空に煌々と輝く照明。好きなんだよなぁ、この雰囲気。
誰かが言った。今の住まいが埼スタなら、駒場スタジアムは「実家」。なるほどちょっとした緊張感と懐かしい感じが交錯する。
薄暗い西入場口を抜けるころにはもう選手が入ってきそうなタイミング。
とりあえずビールを買って自席に。
ぐいっとビールをひと口。マフラーを首に巻いたところでピッチに目をやれば、すでにキックオフ。
一番近くに見えるのは、ジュビロの背番号1。あ、そうか、代表じゃなくなったんだな、川口。
実はこの試合、一番注目してたのは、アレックス。前節、なんかひとりだけ流れに乗れずにフラフラしてた印象があって。
で、開始早々、そのアレがピッチに倒れこむ。やがて出される「×印」。自力でベンチに戻ることもかなわず、担架に乗せられていく・・・
・・・アレ・・・orz...
交代のアナウンスがよく聞き取れず、急遽投入されたのが永田だと気づくのに時間がかかった。ただ、左SBが永田になったころから、浦和のパス回しが冴えを見せる。永田自身もどんどん眼前に駆け上がってくる。いいねぇ、ホントに。
そして生まれた高原のゴール。スタジアム全体がちょっと涙目(笑)。
素晴らしいコンビネーションから、期待されるストライカーが決める。しかも目の前で。これ以上何を求めろと?(笑)
なぜだかジュビロが縦ポンサッカー???だったのにも助けられたかな。
後半開始直前、レッズの背番号1が西側のスタンドに向かって、胸のエンブレムを叩いてみせた。この刹那、なぜだか絶対に点は取られない、そう思えた。
キックオフ前、ピッチ全体を見ると、センターラインに山岸、坪井、暢久、細貝、啓太、エジ、高原と経験も実績もある選手が並ぶ。その両脇に期待の若手。
ああ、そうか、このセンターラインがあるからこそ、若手はいくらでもチャレンジできるんだ、と思う。安心感だね。
残り20分、「若手」のサイドを崩されて、次々に決定機を作られる。CBに身長がないからね、ファーに持ってこられると少々ツライ。
が、その決定機をことごとく山岸がはじき返す。予感が現実のものとなった。
単なる「大当たり」ではない。僕の席からは、細かくすばやく、ポジションを修正して相手シュートに備える山岸の姿がよく見えていたから。
山岸の名をコールし、高原の名を叫び、凱歌を上げる。そして相変わらず暢久のチャントは異常に盛り上がる(笑)。
実家への帰省はとても楽しい、幸せな時間だった。月末にまた来るね♪
終了間際に投入されたゴン中山。正直助かった(^^;
これが見納めかしら?
2009 J.League Yamazaki Nabisco Cup Group League #5
○浦和 1-0 磐田
浦和の街をあげて行われている「駒場ウィーク」。帰りの駅前で、
「ユニフォーム着ている方は、カレー、200円で~す」
フラフラと寄りそうになった(笑)。
(追記)
ふと。今年もしACLに出ていたら、ナビスコカップは予選免除なんだから、ここまで若手を豪快に使う機会はなかったかもしれないな。うん、ACLなくて良かった(強がり)。
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