他人に本棚を見られるのって恥ずかしい。
こうしてブログで読んだ本を晒している僕が言うのもなんだけど、本棚ってその人が透けて見えるような気がするから。
若い頃は飾りとしての本――知的人物を演出するような――を差したりもしてたね(笑)。
だけど、その「オススメ」をしあう大会が存在する。それが「ビブリオバトル」と呼ばれるもの。
その本自体の魅力以上に、その本を「読んでみたいと聴衆に思わせることができるかどうか」を競う。
この間、高校生によるビブリオバトルの結果を新聞記事で読んだ。
そこで紹介されていた本は僕の目にはどれも魅力的に映った。読んだことのないものばかりだったし。
「よし、今度読んでみよう」
本のタイトルをメモりながら記事を読み進めると、その大会がテレビ放映されるって書いてあった。しっかりと見せていただきましたよ。
ある意味「高校生の主張」だから、もっと弁論大会っぽいものかと想像してた。そういう雰囲気を出している人も確かにいたけども。
あれだね、いかにも「弁論大会口調」より、横にいる人に一生懸命話しかけてる感じのほうが好感度高いっすね。
熱量。
本に限らず、自分の好きなものを、好きな人に知ってもらいたいという熱量なんだと思う。
実際、優勝者も「カミカミ」だったりしてるけど、上手にしゃべることよりも、聴衆を笑顔にしてしまうほどの勢いと熱量で押し切ってたもの。
すごいや。
「よし、今度読んでみよう」
その思いを新たに。まず一冊、『チャンプ本』を買ってみた。
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