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自分で言うのもなんだが、僕の文章はまさにこのブログのように、まったく濃縮されておらず、だらだら長い。
天然素材のままならばまだしも、さまざまな添加物を加えているような、そんな長さだ。
何度か書いたように、考え方としてこのブログは自分自身のアーカイブでもあるから、極論してしまえば「原則として自分さえわかればOK」だ。
だけれども、わずかでも読んでくれる人がいて、読んでほしいとも思っている部分がある以上、できるだけ“伝わるように”文章を書きたい。そう思うわけで。
僕は誰かに誤解をされたくない。八方美人な小心者の偽らざる心境だ。だから“伝えたい”。
一番原因になりそうなのは「言葉足らず」。だから推敲しているうちに、どんどんと建て増しされていくことになる。建て増しすると文章構造が、まるで温泉旅館のようにおかしなことになるので、また書き直して書き足して。そうして次第次第に長くなっていく。
ものによっては何日も何日も書き続けてる。
感情に任せて瞬発力でガリガリと短時間に書き切ったほうがいい文章が書けることはある。そういう自覚もある。
でもやっぱり心配。夜中に書いたラブレターをそのまま投函する勇気は僕にはない。翌朝、もう一度冷静になってから読み直したい。
そうしたところで、やっぱりちょっと怖いんだよなー。伝わってないんじゃないかってビビる。
僕にとっては枝葉のようなコトバが読む人の反応を呼んだり、予想もしないようなコトバに引っかかる方がいたりする経験もあるしね。
ニュアンスまでを文章だけで表現する力量はないので、顔文字だとか記号だとかを使って補って、いや誤魔化しているけれど、これがなかなか。
ネットワーク上のコトバって、本当に難しいや(ネットワークに限ったことではないけど)。
というわけで、話がまとまらなかったので――というか結論が見えなくなっちゃったので、もう少しつづく、つもりではいる。[中]なんてタイトルにしたけど[下]で終われるかなあ。そもそもこの話はどこに向かってるんだろ(大汗)。
はなのあな なかにかさぶた みぎのよこ
つかずはなれず いたいきになる
今最も意識させられていることを詠む。もちろん他人には伝わらないはずだ(^^;
写真はぜんぜん関係ないが、こないだ見つけた古本屋。さまざまな文章の宝庫。
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