2013年8月23日金曜日

天晴。

まだ暑さの残る夕方。傍らにはいい酒があって、流れてくるのはBOSSAのリズム――アルバムは「Parallel World II KUBOSSA」。
日が落ちればグラスを変えて、透明感のある歌声とともにJAZZナンバーが聞こえてくる――アルバムは「DELICIOUS ~JUJU's JAZZ 2nd Dish~」。

・・・と、そんなカッコイイ感じでこの夏は過ごす予定だったわけなんですが、実際に今僕が引っかかってる(という言い方が正しいかどうか)のは、さだまさしのオールタイムベスト天晴

ファンの方には申し訳ないんだけど、「さだまさしを聴いている」と声高に言うのはなんだかちょっと恥ずかしかった。音楽=オシャレなもの、という時代に育ってきた僕たちにとって、さだまさしの音楽に存在する「本音」のようなものは、ちょっと照れくさいのかもしれない。
実はけっこう聴いてたくせに(^^;

で、中年になった今、改めて振り返るように。

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さわやかだったりしっとりだったりほんわかだったりせつなかったりはればれとしたりしめつけられたりはげしかったりやわらかかったり。

若いころからずいぶんと深い深い曲を歌ってたんだなー。今だからこそわかる歌詞も多い。天晴とはよくぞ名づけたと思う。カッコつけてた自分に「喝!」だ。

そういえば2年前に生で聴いたときもいたく感動したんだった。この味がわかるようになった自分のことを「少しオトナになったな」と思うか、それとも「少し老けたな」と思うか、それは人それぞれ。

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天晴といえば、陸上の世界選手権を戦ったみなさん(福士が「本気」で笑ってて嬉しかったなぁ)も、甲子園を沸かせた「すべての」選手も、そしてイチローも。いろいろひねたことを言う人も多いんでしょうが、素直に言いたいと思います。みなさん、本当に「アッパレ!」

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