2010年は神戸が大勝して奇跡的な残留を決めた。埼玉スタジアムで目撃した。
2009年は鹿島が勝利し、優勝を決めた。埼玉スタジアムで目撃した。
2008年は横浜に豪快に6失点。幸いなことに見に行けなかった(^^;
2007年は横浜FCに破れ、優勝を逃した。日産スタジアムで目撃した。
なんと最終節に勝ったのは2006シーズン、つまりガンバに勝ってリーグ優勝を決めた試合(なぜか当日仕事中・・・涙)までさかのぼらないとならない。
われらが浦和レッズ、開幕戦も弱いが最終節も激弱です(涙)。
まあもはや習慣みたいなもんなので、そういったジンクス的なことも踏まえつつ、めちゃくちゃ気温の下がった埼玉スタジアム2002へ。
どのぐらい寒いかって、熱いお湯割りを買って席に戻るまでに「冷」になってるぐらい(^^;
* * *
名古屋のやり方はある意味簡単だ。早め早めにトップの位置にいる4番に向かってハイボールを蹴る、というもの。ヘディングはまあ強いからねぇ、ゴールに近ければそのままシュート。ある程度遠ければそこを起点に。
わかっちゃいるけど、多くのチームがそれに屈してきたわけだ。
対して浦和の守備陣には高さがない。普通に考えれば厳しい展開になりそう。
が、今日は「魂」のプレーだった。決してヘディングが得意ではない坪井が競り負けない。暢久は、いつものように「相手が強けりゃスーパーになる」。
そして槙野だ。
1点リードの前半の終了間際。ちょっとアクシデント的に完璧に崩されて無人のゴールに蹴り込まれる・・・とその瞬間、どこからか槙野が飛んできた。
ディフェンダーがボールをクリアして、あそこまで強烈なガッツポーズをするなんて初めて見た。
それほどのスーパープレーだった。2点ぶんぐらいの価値はあったな。
守備陣が魂のこもったプレーをすれば、攻撃陣もやるべきことを積極的に繰り返す。
啓太って、今年マジで巧くなったかも。
そうして50000人を飲み込んだスタジアムの雰囲気は、最高潮になっていく。
2012 J.League Division1 #34
○浦和 2-0 名古屋
槙野劇場にはまだ続きがあった。
後半の追加点、とんでもない強烈なフリーキック。それまで何点も防いでいた楢崎の指先をかすめ、ゴールポストの内側に轟音を立て、反対側のネットに突き刺さる!!
スタジアムのどよめきは何分も収まらなかった。
ヒーローインタビューで本人曰く、「世界中のディフェンダーの中で、3本の指に入るぐらい、毎日シュート練習してきましたっ(笑)!!」。
そして何よりうれしかったのが、「来季もやる」と宣言してくれたこと(今季は一応ケルンからレンタルしてたんだ)。浦和に「明るさ」という力をもたらしてくれた槙野は、もはや欠かすことのできない戦力なのだから。
マイクの調子が悪くてインタビューがとぎれとぎれだったのも、まあ槙野らしくてご愛敬(^^;
さあ行こう、アジアへ。
* * *
試合展開的に、達也とポポの出場はかなわなかった。ミシャさんはプロだった。
・・・達也の挨拶を聞き、彼のチャントを叫び・・・ちょっと涙が出た。でも「前に進みます」と宣言した魂のプレーヤー田中達也をこれからも応援したい。ただし、相手になったら話は別だけどね(^^;
0 件のコメント:
コメントを投稿