我が家には「ジーコの黒魔術」という言葉があります。
「勝ちに不思議の勝ちあり」とはよく言ったもので、まさに「ゴールに不思議のゴールあり」です。しかも試合終盤のギリギリのところで生まれる、ごにょごにょしたゴール。
思い出せばそんなゴール、2006ドイツ大会予選でたーくさん見てきた気がしませんか?神様は何かを操っているのです。
ただし、この黒魔術を発動させるには条件が2つ。
1つは場所、埼玉スタジアム2002。
もう1つは、生贄となる選手(簡単に言うと直前のケガ)。
そのジーコが埼スタにやってきた!
なんだか発動条件満たしてる気がする・・・そして相手10番登場・・・負けるとは思わなかったけども、勝点2を失う心配がずーっと頭から離れなかった・・・ロスタイム短くて「ほっ」。
2014 FIFA WC Brazil Asia Qulifiers FinalRD GroupB #4
○JPN 1-0 IRQ
何一番驚いたって、試合前日にスタメンを思いっきり発表して相手を喜ばせていたような「あの」ジーコが戦略的に挑んできたということ。
未知の若手を出して混乱させ、そいつらにガツガツとマンマークさせて、消耗させての終盤勝負。選手そのものの質も高かった。
「遠藤にマークなんてつけないよ。あしゅけー」みたいな三味線も含めてね(^^;
その術中にはまるどころか、前半でやられてしまいそうだった。もしそうなってたら、中東特有の壮大なる時間稼ぎで少なくとも勝点3はなかっただろうなー。何しろ開始早々からGKが時間稼ぎしてたし。
救ってくれたのは、僕的MOM、香川でないほうの「シンジ」(^^;
もちろん、小野ではない。
「あれ?岡崎ってあんな上手かったっけ?」
何度もそう思った。技術的なとこだけじゃなくて、なんだろう、余裕みたいなもの?
ついに川島のことも認めざるを得ない(笑)になったことも含め、ちょっと選手に対する見方がプラス方向に変わった一戦でした。
一方、五輪以降、まややがネタを提供してくれなくなってつまんない(笑)。
これで事実上、予選終了かなぁ。気を抜いていいわけではありませんが。
試合中イライラしてたくせに、試合が終わると余裕を見せるイタリア伊達男ザックさんに「あっぱれ」。
(リンク)
最終予選#1「10年後の快勝。」
最終予選#3「アジア品質。」
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