すっかり寒くなってきました。こんな日はあったかいらーめんです。
漢字1文字と一般名詞の組み合わせという、“検索しにくい”タイプの店名(笑)の「丸中華そば」に初訪してきました。
扉をくぐって店内へ。券売機でトップメニューというか文字どおりの看板メニューである「中華そば」(680円也)をポチ。今どき680円ってのは破格(歓喜)。
思わずトッピングのボタンをいろいろ押しそうになりましたが、ちょっと我慢して[おつり]ボタン。
通されたカウンターは、厨房の様子がよーく見える「アリーナ席」。
狭い厨房で大柄なご主人がていねいにていねいに作ってる。1クールで2.5杯が限度みたいだな。ということは僕の順番は3クール目。しばらくはアリーナ席を堪能させてもらおう。
ご主人、誰かに似てるなぁと思ってたんだけど、たぶん甥にヒゲを付けた感じだと納得した(^^;
テボの上で温めた雷文が描かれた浅めの丼に、醤油ダレ、脂、スープ。中太の縮れ麺。細めのメンマ、バラチャーシュー1枚、そして多めのネギ(ずーっと見てたからね、よく覚えてる)。
手元にまでやってきて、そのスープの色が黒に近い濃~い茶褐色だとわかる。ではひと口。
「あちっっ!」
急性猫舌発症かと思うほど熱々だ。ここまで温度高いのは昨今記憶にない。丼もしっかり熱せられてたし、表面の脂のコートもあるから、こりゃなかなか冷めないぞ。
レンゲをしっかりふーふーしてから改めて味わう。ごく。あー、こりゃいいねー。
麺ももっちりちゅるちゅるで食感とのど越しが楽しい。
ひと言で言うならば、びっくりするぐらい「普通の中華そば」。
ただその「普通」が高次元すぎてちょっと感激しちゃったかもしれん。絶対に間違いのない一杯、そんなふうに思いました。
チャーシューはちょっと脂身が多くてあまり好みではなかったけど、それ以外は過不足なく十二分な中華そばを楽しませていただきました。接客も過不足ないって感じだったな。
最後の一滴まで完食完飲してごちそうさまでした。
店を出たら全身ぽかぽか。アツアツからのぽかぽか。実に気持ちいい。
JR大井町駅西口、バスロータリーから正面の道の右側をまっすぐ300mほど。突き当たりの大井町駅入口信号のちょっと手前。
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