2018年12月18日火曜日

最後の敵は、スペクター。

今回今さらながらに見てみた映画は「007 スペクター」です。
ダニエル・クレイグが演じた007シリーズは、一話完結でありながら、大きな流れの中でつながっている部分もあったりするので、まずは前作「スカイフォール」を見直すところから、です。だって5年以上も経ってると細かいところは覚えててないもん。それは自信ありますもん(^^;

お話としては、そのクレイグ版ボンドの集大成というか、総まとめというか。

これまでの事件とか対峙した敵とか事件とか、そういうもののすべてが今作の“敵”に集約される、というもの。それこそが「スペクター」
スペルが“spectre”だからしっかりイギリス英語ですね。

ネタバレします。
スペクターとは、ボンドにとって「旧い家族」でもある。そう、「スカイフォール」でも描かれた“過去”そのもの。
きゃーーー!(←なぞのこうふん)

MI6は時代遅れ。OO(ダブルオー)システム(英語だと"Double-O Program"って言ってたかな)は過去の遺物。007は年老いた――。
作中では繰り返して語られてきた。

が、ボンドはそれに抗い、決着をつけきってしまう。さすがです。

「スカイフォール」が超名作だっただけに、それと比べちゃうとちょっと盛り上がりに欠けるかなと思ってしまったけども、そういう視点を捨ててかかれば、やはりダニエル・クレイグ版ボンドはサイコーにエキサイティングだろうと。そういうシリーズの、集大成だったんだろうと思いましたです。

ネタバレします。
最後の最後で、殺しのライセンスを持つ男は、「殺さない」という選択をし、銃を置く。
ああおしまいなんだね、としみじみ。
少なくとも、ダニエル・クレイグのボンドは。

・・・今作のボンドガールはとっても「好み」でした(照)。いかにもスパイ映画の女子って感じです(謎)。

*  *  *

もういっちょ、冬の夜長のスパイ映画。それも同じく英国モノの、「キングスマン:ゴールデン・サークル」です。

1作目である「キングスマン」を見てないとまっっっっったく理解不能な設定なんですが、「紳士たる者、世界を守るべし」なので(←意味不明)もうぜんぜんオッケーです。あー楽し。

伏線というかフラグなんかもわかりやすすぎちゃってね(笑)。

007シリーズへのオマージュもある作品ではあるのですが、もはや「ぜんぜん違うわっ!」って感じですが、それももうぜんぜんオッケーです。あー楽し。

0 件のコメント: