(前編からのつづき)
鶴見中継所で繰り上げスタートになったチームが集団走のように一気に通り過ぎると、あたりには一瞬静寂が訪れたかのような錯覚を覚える。テレビで見ているイメージよりもはるかに短い時間で「観戦」は終了してしまう。
続いて選手が走ってきたほうからどんどん撤収の波がやってくる。正月休みは日常に戻っていく。
B2リーグ、東京Zvs岩手のゲームがあるんだ。道を渡るだけで観戦できるなんて、なんて良いタイミングでしょう。
* * *
なんとか新年初白星をあげたいGame2。前回見たときにはいなかった外国籍選手のフィット具合が鍵なんだろうか。
前半は守り合いか。FGが入っているイメージはほとんどないけど、ウィルがリバウンドを取ってくれている(!)のでなんとかなっている、そんな印象。彼の存在によってペイント内で戦えているのはデカい。
岩手の守備は厳しいけれど、ファウルになることも多くて、早い時間帯にボーナスになったのも助かった。
結果、前半は同点で終わる。
3Qは互いにアンド1を取り合うところからスタート。これがスイッチになったのか今度は攻撃面のアグレッシブさが前に出てくる。イージーなミスも多いけど、それでもパススピードが目に見えて速くなった。当然展開もめまぐるしくなってくる――。そして同点のまま3Qが終了。勝てるぞ。勝つぞ。
4Qは互いに3Pを沈めてスタート。譲らない。譲れない。点差はわずかでも常に東京Zが先行していく展開。ガード陣3人の布陣で勝負をかける。
「でぃぃぃふぇぇぇぇぇんす!」
会場の、いや僕のボルテージも上がってくる。
残り1分、ついに同点に追いつかれる。でもこの1本を取れば!!願いを乗せた3Pはリングに嫌われる。だが、ウィルがオフェンスリバウンドを押さえる。パスを受けたDJがペイントにアタック!そこから外にさばいてからのーーー秋葉ー!!3ポイントー!!!
こうして書いてるだけで興奮してくるよ(笑)。読んでる方には伝わってないかもしれませんね。スラムダンクの最後の花道のジャンプショットの場面をイメージしていただくといいかと(←ぜんぜん違うわww)。
2016-17 B2.League #14 Game2
○東京Z 64-60 岩手
チームの2017年初勝利は、僕にとっての東京Z生観戦における初勝利。あの3Pは思い出に残る3Pかもしれない。
明けまして、勝ちまして、おめでとうございますっ!
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