ミッドウィークのカップ戦は敗れはしたものの、内容は非常に良かった。その流れがうまく“この試合”にもつながるといいんだけれど。
2014 J.League Division1 #4
△浦和 1-1 清水
前半は、規律はあるけれど情熱が足りない、そんなフットボールだったかもしれない。
そしてそれを払拭しようと、後半ミシャさんは見たこともないような攻撃的な布陣を敷いた。が、必要以上に力んでしまったかも。
原因は言わずもがな。
観客だけでなく、看板の広告もなく、入場の音楽もなく、中継のピッチリポートもなく、そして試合後は当然だが観客への挨拶もなく。すべてが違和感。ふわっとした落ち着きのなさ。
でも選手はすばらしいパフォーマンスを見せてくれた。感激した。
この試合をいろいろな思いで見てた人はいたんだろう。ここに至る経緯に触れるでも考えるでもなく、ただこの無観客という制裁の事象のみをおもしろおかしく見せようとする(ふだんJリーグには興味の欠片も見せない)マスメディア。興味本位でチャンネルを合わせた人々、揶揄することだけに躍起な人々・・・。
そうした風潮には腹は立つけれど、それも制裁の一部。制裁は真摯に受け止めなければならない。
そして、これで終了・リスタートではなく、その受け止めた荷物を背負ったまま歩まなくてはならない。
正直僕はまだ消化できていない。でもたったひとつ言えることがあるとすれば、それはやはり二度とこんな試合を選手に強いてはいけない、ということ。
「プレイヤーズ・ファースト」、そして「SPORTS FOR PEACE」。
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