ということで麺屋ひょっとこに初訪です。注文は基本メニューの「和風柳麺」、650円也。
人がすれ違えないほど狭い厨房。湯切りするとお湯がかかるんではないかという至近距離(^^;
だからおばちゃんがていねいに1杯ずつ作っていく姿がよくわかる。あまりにも近いので、「お待ちどうさま」と言われた瞬間、つい「いただきます」と返事してしまった(^^;
見た目がまず美しい。すばらしく透明度の高いスープにインパクトある大きなチャーシュー、三つ葉の緑。
まずはスープ。穏やかな香り。ずずっ。
・・・うめー!!
確かに三つ葉の香りも立ち上ってくることもあって、「おすまし」のような和風ではある。が、その和風という単純な言葉だけでは語れない奥行きのある味。
鶏出汁の塩・・・だと思うんだけど、最後のほうではすこーし醤油も感じる(残りが少なくなると色まで変わった気がしたんだ)。すまん、俺の舌だからあてにはならない(^^;
とにかく絶品の上品でやさしいスープ。細く縮れた麺との相性も抜群。ひとつのマスターピースではなかろうか。
チャーシューも決してバランスを乱さない。大きいだけでなく、ほろほろと崩れるような柔らかさで、実においしい。
なんとも心和む、笑顔こぼれる一杯、ごちそうさまでした。
席を立つと大行列ができてた。次々に訪れるお客さん、女性のおひとりさまが多い気がする。「この街に買い物に来たら、帰りは必ずこの店ね」とか(妄想)。そんな素敵な一杯がこのお値段。なんとお値打ちっ(^^;
有楽町・東京交通会館の地下1階、メイン通路の真ん中あたり。
* * *
【おまけ】中華屋さんに入ってチャーハンを頼むのは何の抵抗もないけれど、いわゆる「らーめん屋」でチャーハンを頼むのには少々勇気がいる。半チャーハンならまだしも、フルチャーハンだと「麺を食べない」ことになるのだから。
あえてそれに挑む。
きみはん@五反田でチャーハン。看板には「名物」と書かれている。
・・・ふつう(^^;
ただし、ついてくるスープが、いわゆる中華スープではなくって、きみはんらしい煮干しの出汁がしっかり味わえるスープ。これのおかげで強く印象に残るチャーハンになったのでありました。
永楽@大井町のチャーハンもいつか食べてみたい。
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