夜明けの中央高速下り線、府中近辺。
緩やかにカーブする照明のライン。荒井由実が歌った、夜空に続く滑走路。
ミラーに目をやれば穏やかなオレンジ色が空を染め始める。
この時間、なんかワクワクする。
ここ数年の正月は「山沿いは大荒れです」のニュースに、「スキーに行かなくて正解だぜ」などと強がりが言えたのに、なんだか今年の場合、友人から届く便りが「快晴です!」「ピーカン!」などなど、なんともうらやましく。
そんなわけで、年末年始休暇の最終日、前夜の酒もたって急遽初滑りへ。
やたらにスムーズに到着。駐車場から見上げた空は雲ひとつない快晴。これだよ、これっ!!
ブーツを履いて、ゲレンデへ。坊主1号がちゃんと自分の道具を持てるようになったので、ずいぶん楽ちんになったなー。
あれ?曇ってません?
眼前にそびえているはずの赤岳が見えない。
振り返ると、美しいたたずまいを見せているはずの富士山もぼやけてる。
ま、いいか。
と思ってたら、ものの15分で雪がちらつき始める。めちゃめちゃ気温も低い。「標高あるしなー」などとノンキなことを言ってたら、1時間も経たないうちに・・・
大雪!!
リフトの上で「口開けたら雪が食べられるね~」と坊主1号が喜んでたのも束の間。あっという間に顔中真っ白。凍りつくような雪で、坊主2号がつぶやく。「・・・顔、痛い」。
そんなサンメドウズ清里スキー場。山の天気は変わりやすい。まさしく肌で実感してきました(^^;
ま、それでもフラワーリフトを18本。坊主どもはそれなりに満足したみたい。
先シーズン、あれだけ直滑降野郎だった坊主1号が、またビビリに戻ってて緩斜面以外に行こうとしなかった・・・orz..
僕?
ずーっとストックも持たずにプルーク。シーズンはじめのポジション確認と割り切ってます。はい(涙)。
結果的に天然雪も滑れたし(^^;
急な雪にトラックが目の前でずるずるずる。新調したスタッドレスが、こんなに早く役に立つとは。
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