2011年5月12日木曜日

生身なのだから。

上着を着ているとちょっと汗ばむ。そんな季節は、サイクルロードレースシーズンの到来だ。もちろん、自分で乗るわけではなく、テレビ観戦だけれども。

グランツールは、いままさにジロ・デ・イタリアの真っ最中。

別府史之が上位につけた――などと華やかに幕が開いたのだが、しかし残念ながら、今は心底楽しんで映像を見ることができていない。

第3ステージの衝撃的な事故
Gazzetta dello Sportのハイライトはこちら

静かな、静かな第4ステージを経て、第5ステージは、「激坂・未舗装路」
滑りまくる後輪、次々に発生するオーバーラン、周囲は崖。接触による落車・・・。

普段なら、その心の高鳴りを、スポーツ観戦の興奮として味わうんだろうが、今回ばかりは「恐怖」。

「なら見なければいいじゃないか。」

確かにそうなんだけど・・・。第4ステージのレポートを読んでまた見ようという気になった。

自分の身の周りにも自転車に乗る人はたくさんいる。増えている。

ヘルメットを被っていても防げない事故もある。生身なのだから。だが、生身だからこその感動もある。

それはスキーも同じ。くれぐれもみんな気をつけて。

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