2012年6月29日金曜日

空中庭園に酔う。

今回の今さらながら見てみた映画は、我らがキョンキョン主演の「空中庭園」

ゆるやかに、それでいて確実に引き込まれ、しかも酔ってしまうような映像。
個性的でリアルな役者。あたかもそこにいるような感覚さえ覚える。だけども絶対に触れることのできないような距離感。大楠道代も凄かったけど、特にソニンはヤバイ(^^;

そして小泉今日子の「微笑み」と「言葉」。背筋が凍る!!
ホラーかと思ったわ(^^;

隠し事なんて、フツーにあるだろうに。

ルールの上に成り立つもの。ルールでは成り立たない、いや、ルール以外のもので成り立っているもの。

物語の終盤、バスの中で板尾創路が娘に語る言葉こそ、その答えなのか。

面白かった!と大声ではいえないけれど、よかったんじゃなかろうか、この映画。
えーっと、これR-15とかじゃないんだよな・・・すっごかった。見るのにいろんな意味でけっこう体力使ったかも(^^;

心に刺さるような、それでいてあんまり痛くない感じ。まさしく「酔う」、というのはこういうことかも。
相変わらず伝わりにくい感想である(^^;

もう一本、同じ角田光代原作の「八日目の蝉」も見ないとなー。

放置。

確かに僕はヘンタイ気質(笑)かもしれないけど・・・

「公」の放置はカンベンだなぁ(^^;

2012年6月28日木曜日

コパ・デ・ラス・ガラクシアス。

ジャイキリはずいぶん前にカレー食って終わっちゃったし、イナズマイレブンはすでにサッカーではない(ボクシングマンガでなくなった「リンかけ」みたいな感じ?)し(^^;
ということで、昨今サッカーアニメといえば「銀河にキックオフ」ですよね(え、知らない?NHKです)。

といっても一生懸命見ているわけではないのですが、チラリと見たかぎりでは、少年たちが知らなくていいようなこと(笑)も含め、すごく丁寧に描いている少年サッカーアニメだな、という印象でした。

そしてその原作が川端裕人「銀河のワールドカップ」

発表は少し前の作品(それは設定を読めばよーくわかる)だけど、アニメ化に伴って本屋でやたらに見かけるようになったのが気になってて。

夢物語であることは間違いない。実にマンガ的なファンタジー。「ありえんだろ」と突っ込むのは至極簡単。

でもね。

サッカーは、路地裏からサンティアゴ・ベルナベウまで、どこまでもつながっているんだ、ということ。
だから夢を見ていいんだ、夢はつながっているんだいうこと。
どこに行ってもボールは丸いし、トップ選手だろうと足は2本という事実。

実際にプレーをしている選手はもちろん、たとえプレーをしてなくても、すべての少年少女にオススメしたい「夢物語」だと思います。

一方、オトナはどうか。

Jリーガーのセカンドキャリア問題なんかをモチーフに、「次に踏み出すときの躊躇」であったり、「置いてきたものに対してのなんともウズウズモヤモヤした感じ」とか、「ちょっとイラッとする周囲の人々のそれぞれの思惑」とか、肩肘張って生きなきゃならない、協調や妥協も必要なのかも、だけど自分も貫きたい「大人になりきれていない大人」の心情の描き方も伝わってくるものがありました。

おもしろかった。

もうひとつ言えば、指導者のあり方――特にゴールデンエイジに対して、何を求めるのか、何を目指すのか、「コーチ」と呼ばれる「オトナ」の側の人は、ちょっと必読かもしれんぞ。

2012年6月27日水曜日

隼は奇跡を起こす。

今や「はやぶさ」は、日本人にとって “奇跡の代名詞” である。

FIBA World Olympic Qualifying Tournament for Women GroupA
TUR 65-49 JPN●


惨敗、だったな。
あれだけ外が入らないと、日本の攻撃そのものが成立しない。ちょっとイメージできないほどに入らなかった。
これが最終予選のプレッシャーってとこか。相手が地元、しかも2戦目というハンディキャップがあったにせよ。
大神のコンディションも1日やそこらで上がってくるとは思えないほどの状態。

でも。

こんなもんじゃないはず。
今夜のプエルトリコ戦で負ければそこで終了。勝てば道は残る。

あきらめたらそこで試合終了ですよ・・・。

テレビの前で応援だー!!ガンバレ、隼ジャパン!
22:45~BS1

2012年6月26日火曜日

金皿解禁、たんとお食べ。

「昼飯を食べに港まで行く」

いい企画じゃないか。自画自賛(^^;

高速使ってびゅーん。小一時間で目的地。思ったよりも近いじゃんか。

半ば観光地化された回転寿司だが、そこは港町。
ネタは新鮮そのもの。ま、一部築地から来てるのもあるそうですがね(笑)。

アジをはじめ、「ヒカリモノ好き」にはたまらないラインナップ。
とにかく、いつもの100円均一とはわけが違う!
小心者には珍しく、特に燃費が良くなったわけではないけれど、皿の色を気にせず堪能(^^;

満足満足。

*  *  *

帰路の高速、ふとIC出口表示のところに「アウトレット」の文字発見。
「金皿」食べて気がでかくなってたのか、「地魚五貫握り」のせいで浮かれてたのか、ついつい左ウインカーを点滅させちゃった(^^;

夏のおっかいものー、第2弾。

思ったよりも空いてる駐車場に車を入れて、しばし考える。
えーっと欲しいものは・・・そうそう、夏物のジャケット!

・・
・・・あれ?

これは違います。これはジャケットではありません・・・。

しまった、衝動買いしてもうた!(笑)

コットンで、ボタンダウン(隠しボタンです)で、プルオーバーで、襟裏とかに遊びがある白シャツ。
まさに好みのど真ん中。

しかも表示価格からさらに30%OFF。
しょうがないよね。
実はこないだベージュに黒ドットのシャツ買ったんだけどね。
しょうがないよね。(←自分に甘い)

なかなかの休日でした。

2012年6月25日月曜日

挑戦の継続。

上位対決、勝点差「5」。

感覚的には勝点差が6(つまり2試合分)以上になると、簡単ではなくなると思っている。

だから、負けてはいけない。

・・・そんな意識が強すぎたかな。

今季のこれまでの戦い方から考えると、浦和がボールを保持して、ゆさぶりをかけようとする。仙台はそのボールに対して「ガツン」という守備からの早い展開を狙う――逆になっちゃった(^^;

最初にいやがったのは主に浦和のほうだと思うけど、仙台のほうだって自分たちのペースにできなかった。

2012 J.League Divison1 #15
△浦和 0-0 仙台


よく言われる「決勝戦はつまらん」という典型的なスコアレス。

だけど、後半浦和は勇樹勇気を持って、自分たちのスタイルである縦へのトライを出せるようになった。
いくつか「やった!(惜しい!)」というシーンが作れたし、ちょっとの運があれば勝利できていてたところまでは迫れたと思う。

今年は1年を通じて成長し続けることが何よりも大切。
現在の順位はうれしいことは間違いないが、立ち位置を勘違いせず、後半のようなトライを続けてほしい。

とか言いつつ、実は個人的にはまったく「つまらなくなかった」
選手が戦っていることは十二分に感じられたし、守備面での少しずつの成熟とか(流れの中の決定機は与えなかった)、緊張感とか、いいゲームだったと思います。

ま、何にせよ、達也が戻ってきたのは大きいぞ、と。
あ、あと中継ではなぜあれほどのブーイングが出てたのか、オブラートに包んでましたね。言えるわけないと思うけどさ。

2012年6月22日金曜日

明るいし。

すっかり時間が経ってしまったわ・・・

劇的勝利の後、せっかくの機会なので・・・『列車は一路、西明石へ向かいます』(石丸謙二郎の声で読んでね)。

友との酒はやたらめったら美味い(笑)。
たのしー(はぁと)。

・・・いろんな意味で中略(笑)・・・

翌日、前日の大雨がウソのように晴れ渡った空の下、周辺を案内してもらいました。

・・・考えてみるに相当に贅沢なガイドさんですね(^^;

いわゆる観光地だけではなく、もう少し生活者に近い部分。

明石海峡大橋を臨む明石・大蔵海岸

遊具で遊びまわる子供たち。その遊具と風景に溶け込むように設置されたモニュメント。そのコントラスト。

実物大?鉄人28号が力強くガオーな神戸・新長田の商店街。

アーケードを進むと、震災とその復興をパネルと映像で紹介する常設展示がひっそりと佇みます。じっくり見るとちょっと言葉が出ません。

明るい陽に照らされるこれらの土地にも、必ずそこには人々の生活があって、決して楽しいだけの過去ではなく、つらくて悲しいことも内包して、そして「今」がある・・・そんなことが感じられたのが、一番の思い出になりました。

いい経験ができました。本当にありがとうございました。

また近いうちに訪ねてみたい、そう思っています。
来シーズンはヴィッセルを倒しに行くかな(^^;

あ、大事なことを書き忘れるとこだった。

タイ、タコだけでなく、アナゴやカレイやシマアジ・・・
明石の魚介類はべらぼーに美味い(笑)。
しあわせー(はぁと)。

2012年6月21日木曜日

これまでのユーロ、これからのユーロ。

※通貨の話ではありません(^^;

クロアチアの選手が「~ッチ」だらけなのは当然必然なんだけど、そんな中に「和」の風情を発見してしまった。ディスカバージャパーン。

マンジュキッチ・・・まんじゅきっち・・・萬寿吉。

・・・どーもすいません(^^;
リンク: 朝日酒造「久保田」のページ

↑実はこれが言いたかっただけ(笑)。

そのグループC。恐ろしいほどのパスサッカーを展開する王者スペイン、個人技に長け魅力溢れるクロアチア、復活を遂げつつあるアズーリ、そして “Boys in Green” アイルランド。

いずれも大好きなチーム。この中から2チームが落ちるなんて・・・なんてもったいない(^^;
ちなみに僕が持ってる数少ない海外代表チームのユニフォームは、アイルランドとイタリア。特にアイルランドは2002年に生で見て、チームとサポーターの「戦う姿勢」に惚れ込んでしまったのです。

で、やっぱりグループCはエキサイティングだったっ!

そんなわけで出揃ったベスト8。

しげしげと日程表を眺め、ここまでの戦いっぷりを振り返りつつ、やっぱりこのグループCを抜けた「イタリア」をイチ押しとしておきたいと思います。単なる思い入れだな(笑)。

QF:
○CZE-●POR/●ESP-○FRA/○GER-●GRE/●ENG-○ITA
SF:
●CZE-○FRA/●GER-○ITA
F:
●FRA-○ITA

これでどうだっ!
ブックメーカーに賭けて、結果かすりもしなくても当方は一切関知しませんので(^-^;

2012年6月20日水曜日

加圧トレーニング#104

「体調はどうですか?」
、ですかね」
「じゃ、メニューは大盛にしましょう」
つゆだくで」

というくっだらない会話でスタートした今回のトレーニング、内容としては前回からの継続です。つまり・・・

加圧ベンチプレスっ!

左右に1.25kgずつ増量。このたった2.5kgがちょうど限界点の向こう側だったみたい。

1セット目30回。なんとかかんとか。

2セット目20回。もうヤバイです。呻きます。脳からの指令が腕に伝わってないような感覚にとらわれます。「ちゃんとバランスとってくださいっ」と注意を受けます。全身から汗が出てきます。

3セット目15回・・・10回しかできませんでした(涙)。サポートしてもらったから実質的には8回か・・・(^^;
バーが前後左右にフラフラ動くし、バランスを取るために全身使わなきゃだし・・・うう。

折からの台風が運んできた湿度の影響もあったんだろうか、起き上がった瞬間、大汗が吹き出る・・・まさに「つゆだく」(笑)。

もうね、このあとは何やっても、たとえ加圧ベルトは足に巻かれていようと、ただひたすらに腕がツライ、重い。
本来、胸を鍛えるべきトレーニングなのに、腕のほうに負荷がかかってる気がするわ(←ヘタクソ)。

なのに、一晩経つとまたやってみたくなるこのドM体質(^^;

2012年6月19日火曜日

ずぶ濡れの先に。

なんか豪雨と試合展開のせいで、かなり記憶がぶっ飛んでしまってます。
なので、ウソ書いてるかもしれないので・・・しかもまとめるのにも時間かかっちゃいました。長文です。あらかじめ、あやまっときます。ごめんなさい。ぺこり。

2012 J.League Divison1 #14
G大阪 1-2 浦和○


新大阪から在来線で茨木駅。心配してた雨は小降り。傘を差していない人も多数。これならイケる、とスタジアムまでの交通手段に選んだのは300円の「駅レンタサイクル」。楽だし安いし実際バスより早いし。

帽子をかぶってればレインポンチョはいらない。すいすい~っと。なんかママチャリって楽しい(^^;

最後の坂を登りきると・・・お、太陽の塔!
小雨の中たたずむ後姿、ちょっと物悲しい(笑)。

駐輪場にチャリを置いて待機列。あれー、ちょっと雨足が強くなってきたよ。赤いポンチョを着込み、入場までは傘も差した。

入場してスタジアムグルメベストイレブンに選出されている「粉モン」を食べてるうちはまだたいしたことはなかった雨。「ポンチョ脱いでも大丈夫かも」と思わせる瞬間すらあったんだけど、キックオフ直前には、ちゃんと本降り(^^;

キックオフ。

立ち上がり、ガンバが攻勢に出る。濡れたピッチの影響もあったんだろう、とにかく落ち着かない。小島がんばれー!!
いきなりパウリーニョにきわどいシュートを浴びるがクロスバー(笑)と加藤が防ぐ。このときなぜだか「今日のパウリーニョには点は取られない」と確信。
が直後、CKから豪快にヘディングされて失点。パウリーニョではなかったけども・・・。

その後も右サイドを中心に攻められる。さらにそのサイドの平川が負傷交代。
相変わらずパスがつながらず、攻め手がない。前の3人はほとんどボールを触ってないんじゃないかな。

まずいなー・・・。

とその時!突如フリーでボールを持った柏木がスピードを上げて前に持ち上がる。縦に抜ける原口の背中が見える!
あとはよく見えてない。ただ、柏木がスルーパスを出す動き、原口がDFよりも先にボールに届くであろう雰囲気だけはわかった。
そしてネットが揺れた。前線だけ、しかも2人で取っちゃった!

拳を突き上げる。ポンチョの袖から水滴が舞う。照明に照らされてちょっとキレイ(笑)。
そして袖口から雨が中に流れ込む(^^;

このゴールはでかかった。このワンチャンスしかなかったけれど、展開そのものは五分五分に近くなったから。
ポストにも助けてもらったがな(^^;

後半開始。

ガンバは頭から遠藤を投入。さらにガンバのポゼッションが上がっていく。でもね、逆に攻撃にスピード感がなくなった気がするんだ。主導権は渡していない。よしよし、とちょっとほくそえむ。にやり。

たぶん60分頃。

ドンという音が聞こえた(ような気がした)直後、バケツをひっくり返したような豪雨。
いや、バケツをひっくり返してもこんなに水は落ちてこない。ピッチの向こう半分なんて霞んじゃって何が起こってるやら。

ただ、この猛烈な雨が、浦和の選手の集中力を1段上へと押し上げた。

ワントップの原口が必死に相手のバックパスを追う。GKのキックを足に当てること2度。2回目なんて、そのボールがそのままゴール方向に転がって、あわや(^^;

このプレーでスイッチが入った。選手だけでなく、ゴール裏も。

ゴール前での決定的なシーンも増えてきた。
一方ガンバは足が止まってきたのが目に見えてわかる。運動量の低下なんだろうけど、「怖がっている」ようにも見えた――。

そして迎えたアディショナルタイム。

再びの「ドン」という雨音とともに 「Pride of Urawa」 のチャント。
頭の中をよぎる誰かのセリフ。「このクツ曲でなら、行けると思う」 。
そしてここから先、テンションMAXになっちゃってて、何がなんだかわからない。

・・
・・・

ファーサイドのゴールへボールが吸い込まれ、前後左右の「見知らぬ仲間たち」とハイタッチを繰り返し、雄たけびを上げた。
口の中に雨が入った(^^;

ちなみに決めたのが梅崎だと理解したのは「♪あれあれ~うめさき~」と歌い始めてから(^^;

試合後茨木駅に戻り、電車を待ちながらその梅崎のゴールを少しずつ思い出す。
あの角度は練習のときから何本も蹴ってた。でも強いボールを蹴ろうとしてるのか、ぜんぜん枠に行かなかった。前半にも1本枠外があった。
だけど、あのシュートだけは丁寧に、しかもしっかりと蹴っていた。水しぶきを上げながら滑るように転がってくボール。目の前で揺れるネット。あー思い出すだけで気持ちいー。

これがあるからサポーターはやめられないっ!

*  *  *

ちなみに、スタジアムから駅まで、当然のようにチャリで戻る。ポンチョを着てようが関係ない大雨
横を走る車から水を浴びる(^^;
イマドキのママチャリ、ブレーキよく効くなー。

プールから上がったときの鼻の奥がツーンとする感じ、久々に味わったわ(^^;
クツの中がぐちゅぐちゅしてキモチわりぃ。気分はいいけど(笑)。

2012年6月18日月曜日

感謝と激励と。

父の日。

坊主1号からはハンドメイドのキーホルダー、坊主2号からはメッセージカードをいただいた。

「いつもありがとう」と言われるのは、ちょっとこそばゆいけどうれしい。でもまあそれは予想される文言。

まさか「がんばって」と激励されるとは思わんかった(^^;

ありがとね。がんばります。

2012年6月15日金曜日

おっかいものー。

買物。かいもの・・・というと、いまだに「おっかいものー おっかいものー」と脳内でくまが踊り出すのは僕だけでしょうか。
たぶん、僕はくま好きだ(^^;

そんなわけでそろそろ夏物調達の季節でございます。

第一弾はスポーツ系P社のバーゲン。
事前のワードローブチェックでは、特に「これほしぃ~」なものはない(笑)。でも必要なものはなくても、買物そのものはしたいのです(^^;
会場内をウロウロしつつ、何かひっかかりがあるかどうか、自分の心との会話をしてみます。

ゴルフウェアとか、かなりカワイイものがいろいろあったんだけど、「いらんわ」とのお答え。

あ、帽子見つけたっ。

事前にネットでチェックしていた「気になる一品」が大幅プライスダウンで売られてた・・・あれー、ちょっとイメージと違うわ。これなら買わなくていいや。
と、ネットショッピングの怖さを再認識(^^;

結局のところ、坊主2号のスニーカー(ちょっと瞬足風味デザイン)を1足買ったのみ。こういうのを骨折り損って言うんでしょうね。

だが、この程度で買物欲は終わらないのだよ。きっと。えへ。

このサンバくまCM、好きだったなぁ。

2012年6月14日木曜日

大きな森の小さな密室。

犯人当てからSFまで、さまざまなミステリーの手法を使って描かれた短編集、小林泰三「大きな森の小さな密室」読了。

河合奈保子の曲ではありません!(^^;

読み進めていくと『さて、犯人は誰でしょうか。推理してみてください。密室の謎が解ければおのずと犯人が・・』のように書かれているページがあったり、冒頭に『犯人以外は嘘をつきません。』みたいな前提が書かれていたり、小学生のころに好きだった推理クイズ本みたいなのによくあった感じで、ちょっと面白がって読み進めた。

この作者の作品は初めてだったんだけど、全体にシニカルというか、何かを揶揄しているような雰囲気とか、そのあたりがどの作品にも共通する「空気感」。

後半の何作かは、ミステリーの手法そのものが苦手な部類だったこともあって、この「空気感」が・・・だったな。

正直好みは分かれるような気がするし・・・うーん、この作品を評価できるのは「ツウ」の人たちだけかもしれんな。
なので、僕には無理(^^;

2012年6月13日水曜日

アジア品質。

これぞアジアン・クオリティー!(笑)

ワザと(笑)じゃないかと思わせるピッチ状態。
埼玉スタジアムってなんて素敵(はーと)。
ハイパントによる肉弾戦(手のタックルあり)。
非常に 狡猾な 上手い被ファールとばれない与ファール。
・・・そんなアウェイの洗礼。

カードでしかコントロールできない審判。
でも実はぜんぜんコントロールできてない審判。
マリーシアに見事にだまされる審判。
自分が一番熱くなってパニックになる審判。
長谷部になだめられる審判(^^;
あまりにブーイングされると「帳尻合わせ」をしてしまう審判。
そのくせ威厳(笑)だけは失わない審判。
ちなみに結構良かった第1戦の審判はウズベキスタンの人。
・・・そんなジャッジ。

ああ、これがアジア・・・。

ここにオージーの野太い声が加わり、さらにベンチにはホルガー・オジェック(笑)。

2014 FIFA WC Brazil Asia Qulifiers FinalRD GroupB #3
AUS 1-1 JPN△


このイライラする感じとか罵声を浴びせたくなる感じこそ、アジアの予選であり、怒りながらも実は結構楽しんでたワタシがそこにいます(^^;

逆に言えば、前半をしのぎ、後半あの状況で「ニッポン・スタイル」、つまりパスで相手を翻弄できたのは、本当にスゴイと思いました。だからこそ、勝ちきってしまえば「アジアに敵ナシ」に近づけたんだろうけどね。

・・・そのためにも打てそうなときは迷わずシュート打てよ、カガー!、と一応言っておく(^^;

まあ結果はアウェイのドロー。2位抜けであることを考えれば十分「ヨシ」です。

それにしても栗原ですね。いいぞ!いろんな意味で(^^;
実力だけでなく、もともとネタには事欠かない選手だけど(失礼)、それはあくまでJリーグの範囲。
そういえば、吉田麻也が代表に定着したアジアカップ2011、彼も「点を取って退場して」目立ったんだったなー、なんて思ったり。吉田同様、名前の後ろに「(笑)」と付けたくなる感じといい、期待大、というところでしょうかね(笑)

えーっと・・・やたらに「(笑)」って書いたな、今回(笑)。

おまけ。
BS1の放送で、最後のFKを蹴らずに終わった直後、ものすごく興奮して何言ってるかぜんぜんわかんなくなった某「人間力」氏。監督には向いてないと心底思いましたとさ。

2012年6月12日火曜日

レッツハンサム!

今回の今さらながらに見てみた映画は「ハンサム★スーツ」

「見た目か、中身か」、「大きな幸せvs小さな幸せ」という、ある意味使い古されてきた図式。
そしてもちろん、「今そこにある小さな幸せ」こそが大切なのだよ、ということを語るわけだが・・・そんなことは別としても、これが実に楽しいコメディに昇華されている。別にしちゃだめだろ(^^;>俺

濃い目に味付けられたキャラを演じるキャストは、みんな「リアル」と「バカ」の狭間に漂っているような感じで、笑いながらうなずくことのできる、実に楽しい面白い映画だったと思う。おすすめよん。

エンドロールを見ながら、「そうだ、鈴木おさむが脚本なんだった」と思い出す。
助演の大島美幸のリアルの夫だ。彼自身がハンサムスーツを脱いだ人なんだと実感し、だからこそこの映画がリアルに感じられるのだと納得したのです。

ま、心を許せる、言葉を選ばずに会話ができる友がいるという時点で十分幸せなのだよ、などは思うわけですが、それでも僕はやっぱり、人間中身よ~なんて達観しちゃったわけでもなく・・・
「俺、めっちゃハンサムやん!」って一度でいいから言ってみたい(笑)。

それにしても全仏とEUROの合い間に映画を見たりするのは身体につらすぎる(爆)。

2012年6月11日月曜日

時間とも戦うアスリートたち。

時間は平等だと言われる。それはトップアスリートに対しても。
いやでも時間は流れるのだな、としみじみしたり。
かくも厳しい世界、だからこそ見ているこちらの心にも刻まれた、週末のスポーツ。

*  *  *

末續慎吾は出場さえも叶わず、為末大はまるで “運動会のお父さん” のように転倒・・・。
オリンピック代表選考を兼ねた第96回日本陸上競技選手権大会

男女ともやり投げがおもしろかったなー。ある意味「本番」で好記録をマークできる選手というのはそれだけで魅力的だ。「本当の本番」でも一発を期待したい。

「日本一」のタイトルがちらつくあまり、派遣標準を狙いきれない選手が多い中、女子5000mは世界を見据えたレースをしてくれてワクワクした。勝った新谷仁美はもちろん(最終周のペースは凄かった!)、前日の10000mで負けていようが、いつもと同じように「レースを作るのは私」とばかりに引っ張る福士加代子。グッと来た!

男子200mもレベルが高くて面白かったが・・・何よりも勝った高瀬慧の八重歯が気になる気になる気になる。アスリートとしてあの歯並びはOKなんだろうか???

*  *  *

新生イタリア代表には、ガットゥーゾにネスタ、デルピエロ、そして大好きなインザーギもいない。彼らは所属チームからも去ったんだ・・・。
ついに開幕したEURO2012、ここまで見た中ではそのイタリアがなんだかいい感じ。
守備が堅いのはお約束としても、いざ攻撃に転じたときにはカウンター一発だけでなく、前線のポストから3バックの特性を生かしたサイド攻撃、そして「ここぞ」で人数をかけるなんてのは、まったくもって「新生イタリア」。
ピルロは見た目おっさんになってしまったけど、相変わらずの指揮者っぷり。ちょっと期待してしまうぞ、と。

*  *  *

WBO世界ウェルター級タイトルマッチ、マニー・パッキャオは判定に沈んだ。
この試合、正直見ててあんまりおもしろくなかった。パッキャオならきっとワクワクするに違いない、と見てるこっちがハードルを上げすぎてしまってたのかもしれないけど。

放送では「調子が良い・悪い」なんて話題が数多く出てたけど、僕にはやはり「衰え」だと思えてならない。なんか、残酷って感じ。金も名声もすべて手にしているはずだ。衰えていく姿っていうのは実はあんまり見たくない。モチベーションはどこに?

*  *  *

「クレーのナダルは無敵だっ!!」
そう思いながら見てた全仏オープンテニス。あの読みと足は何度見ても理解と想像のの範疇を超える。
第3セット、ナダルが先行して、正直試合は終わったと思った。寝るか、とさえ(笑)。
・・・ジョコビッチは終わってなかった。ランキング1位というのはそういう力の象徴なんだろう。両方ともすごいっ。
お楽しみはもう一晩。

ところで、ジョコビッチ、いつからUNIQLOのウェア着てた?恥ずかしながら知りませんでした。
あと、ベンチ壊したらあかんよ。

・・・フェデラーの名前はもう霞んでいるんだろうか。

*  *  *

あ、バレーの話はもういいよね。
サッカー日本代表の話はまあ僕が書かなくても(^^;
そしてその裏番組扱いだったナビスコカップ、お休みの節で敗退決定・・・orz...

2012年6月8日金曜日

フモフモ的ロンドン。

僕が最も敬愛するブロガー、フモフモ編集長。

あらゆるスポーツとアスリートに対する深くて広い見識を持ち、読み手を選ぶ(笑)その筆致、筆の速さ、情報量たるやそこらのライター諸氏が裸足で逃げ出す切れ味。

巧妙に隠された本音。一文字として流せない複雑な伏線とネタ。字面どおりに受け止めるとバカを見る、そのねじれまくった愛情wwww

毎日読み続けないとその真意が読み解けない。いや決して読み取ることのできない何かwwww

天才にて変態。あるゆる賛辞と罵声を投げかけたくなる~wwww

そんなフモさんの処女作「自由すぎるオリンピック感染観戦術」がついに出版!!

回し者でもなんでもないですが(笑)、常日頃大笑いさせてもらっている感謝をこめて、勝手に宣伝させてもらっちゃおう、と。
まあ出版物ですからね、「ヤバさ」はだいぶオブラートに包んでいるみたいですが、十分オモロイっす。

あ、執筆活動も終わり、ますますネタにキレが増してる「スポーツ見るもの語るもの~フモフモコラム」こちら

ただし!

職場や電車の中で見るのはあんまりお勧めしません。なぜなら・・・まあいいか(^^;

2012年6月7日木曜日

初夏眠暁を覚えず。

入梅する前のさわやかな季節。
日も長いし、本当は仕事を早めに終えて散歩でもしながら帰りたいところなんですが・・・

なかなか仕事が終わりませーん。

仕事量そのものというよりも、なんだか効率が悪い感じです。だって、最近とみに眠いんだもの(^^;
深酒しているわけでもなく(笑)、しっかり睡眠時間はとってるつもりなんだけど・・・。

マズイな、6月はスポーツのビッグイベント目白押し。
サッカーにテニスにバスケにゴルフにサイクルロードレース・・・本格的に「眠い~」になりそうだ。

・・とか言いつつ、「マズイ」よりも「楽しみ」のほうが大きいのですが(^^;
まずはローランギャロス!そしてEURO!!

不良サラリーマンでごめんなさい。ぺこり。

あ、カスタムフェアにも行きたいのに。

はばたく鳥、堕ちた龍。

日本バレーボール史上の最高傑作――身長、運動能力そのもの、サーブ・レシーブ・トスといった基本的なスキルのレベルの高さ、アタッカーとしての技術と力、さまざまな状況を楽しめる笑顔、あと「見た目(笑)」(参考リンク「エースであるということ。」)――である木村沙織のコンディションにチームが依存してしまっていることが露呈した女子チーム。

でもこのチームは歴代最強のメンバー構成の可能性もあることも事実。
ちょっとした意識付けで大きく成長してくれると信じています。

まあ「火の鳥」ですからね、予選で予想以上に苦しんだぶん、本大会では再びしっかりとはばたいてくれるのではないかと――。
木村の負担を考えるとやっぱり栗原恵の存在には期待しちゃう。最終メンバーに残るかどうかもわかんないけどさ。

一方男子。
見ていて「そのプレーはいらんだろ」と思うシーンが多いわけですよ。僕みたいなシロートが「あたまわりーなー」と思うようなプレー。
たとえば、相手のほうが苦しいのに、わざわざ勝負にいってミスしたり、打てない2段トスを強打してまともにブロックにぶち当てたり。
ただ、コートに立つメンバーも含め、そうした部分を修正できた韓国戦の第5セットは見事だったと思います。

エースである福澤にはいい「雰囲気」が出てきてるので、ヘンなことさえしなければチャンスは来る、と思ってたんだけど・・・。

なんだよ、中国戦の体たらくは(怒)。

弱いのならしかたない。でも、「戦ってすらいない」ように感じる。東京体育館まで行ってブーイングしたかったわ!宇佐美のケガは言い訳にはならない。

まったくぅ、「神」を名乗るなんて、なんておこがましい!

*  *  *

そんなわけで、同時間帯のナビスコカップは見ることがかないませんでした。
決して総選挙を見てたからではありませんから(笑)。

2012年6月6日水曜日

加圧トレーニング#103

前回ちょっとおかしかった足の後ろ側は、まあ「ほぼ無事」で何より。

さて今回、終わってみてから思うに「大きい筋肉特集」。

まずは大胸筋

「行きますか、ベンチプレスっ(にっこり)」

のっけからそんな(涙)。「おりゃーぁぁぁぁ!!」

3セットを何とかこなすと、胸よりも腕にダメージ(^^;
腕がパンプアップされて加圧ベルトがキツイ~!痺れる痺れる。握力がなくなるなくなる。うぅぅ。

広背筋はラットプルダウン。
すでに腕が厳しい状態なもんで、背中よりもバーを持つ手のほうがヤバイ。腕から漂う何とも言いがたい違和感。で、3セットめ。

ごりっ

脱臼癖のある肩からヘンな音がぁぁ(痛)。
幸い大事には至らず。ほっ。

下半身はレッグプレス3セットで大腿部を。

あのー、いつもよりもプレート多いですよ?「のぉあぁぁぁぁ!!」(←ヘンな掛け声になってる)

セットを終えて、ベルトを外してもらったら、なんか中空をぼーっと見つめてしまったワタシ・・・(笑)。

そんなこんなで “やりきった感” 満載の中、下半身にベルトを巻きなおしてトレッドミル(ランニングマシン)で有酸素運動。
・・・残り時間がわずかになったところでスピードを落とし、ゆっくりめのウォーキングに移行。ふう。とそのとき!!

けつまづいた~!

あたふたじたばたどたどた、そしてマシンから落下!!
転びはしなかったけど、恥ずかしい~!
芸人だったら後ろのプールに落ちてたな(^^;

足に力が残ってなかったのか、ちゃんと足を上げて歩けてなかったみたい。

年寄りは、わずかな段差でつまづくものだとか。気をつけます・・・orz...

2012年6月5日火曜日

またフラれちゃった。

きっとダメなんだろう、なんてことは自分でもわかってたさ。

去年拒絶されたときに、あきらめてしまえばよかった?
僕にはそんなことはできなかった。

だから、最後まであがいてみた。

きちんと答えを出してくれてありがとう。

これが君の答え。↓


くっそー!
2年連続でダメだったぜ、キョンキョンのライブ。しかも今年はデビュー30周年記念・・・

○| ̄|_...

頼むよ、もう少しキャパのでかいとこでやってくれよ・・・。

2012年6月4日月曜日

10年後の快勝。

不思議な感じだ。

公式戦前の壮行試合はたいていグダグダで、本番を不安の中で迎えるのがお約束。
なのにアゼルバイジャンを圧倒して最終予選へと突入した。

不思議な感じだ。

最終予選の初戦って、「おいおい大丈夫かよ?」と感想を持つのがお約束。
なのにオマーンを圧倒して初戦を快勝した。

2014 FIFA WC Brazil Asia Qulifiers FinalRD GroupB #1
○JPN 3-0 OMN


ヒマだったので(笑)確認してみた。
2010南アの最終予選(岡田監督)、初戦はアウェイのバーレーン。3-0でリードしていながら終了間際にドタバタで2失点して「後味悪し」。ホーム開幕ではウズベキスタンとドロー・・。
2006ドイツの最終予選(ジーコ監督)、初戦はホームで北朝鮮。どうにも攻め手がなく、1-1の同点で迎えたロスタイム、ごにょごにょと大黒が決めてかろうじて勝利・・。
ほらね(^^;


ま、正直なところ、GKを除いて力の差がありすぎたな。
にしても快勝快勝。それ以外の言葉はないよ。

予選全体についてはまっっったく心配してないけど、たとえば「前半の後半」のちょっと間延びしたような時間帯で、ケリをつけてしまうような戦いも見てみたい。だって、本大会で優勝狙うんでしょ>本田△
贅沢なお願いだとは思いますが(^^;

そうそう。
この試合、ジャッジが良かったわー。無駄に笛を鳴らさないし、多少のコンタクトはノーファウル(ウッチー、だからセルフジャッジはダメよ)。いわゆる「戦いなさい」という笛。
プレーオンの判断も早かったし、ゲームが流れるように進んだ(=すなわち日本ペースだ)のはジャッジのおかげもあるかと思われる。オフサイドの見逃しもありがとう(^^;

*  *  *

日曜日だというのに、19:30KOというのはどういうことだろう。も少し早くてもいいのに。
フルハウスの埼スタから帰るのはマジで大変だっただろうと思います。
ワタシのお友達も何人か行かれていたようですが、お疲れ様でした。

明けて今日6月4日、日本代表がワールドカップ本大会で初の勝点1をゲットした、あの埼玉スタジアム2002でのベルギー戦からちょうど10年。
強くなってるな、ニッポン。