2012年6月11日月曜日

時間とも戦うアスリートたち。

時間は平等だと言われる。それはトップアスリートに対しても。
いやでも時間は流れるのだな、としみじみしたり。
かくも厳しい世界、だからこそ見ているこちらの心にも刻まれた、週末のスポーツ。

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末續慎吾は出場さえも叶わず、為末大はまるで “運動会のお父さん” のように転倒・・・。
オリンピック代表選考を兼ねた第96回日本陸上競技選手権大会

男女ともやり投げがおもしろかったなー。ある意味「本番」で好記録をマークできる選手というのはそれだけで魅力的だ。「本当の本番」でも一発を期待したい。

「日本一」のタイトルがちらつくあまり、派遣標準を狙いきれない選手が多い中、女子5000mは世界を見据えたレースをしてくれてワクワクした。勝った新谷仁美はもちろん(最終周のペースは凄かった!)、前日の10000mで負けていようが、いつもと同じように「レースを作るのは私」とばかりに引っ張る福士加代子。グッと来た!

男子200mもレベルが高くて面白かったが・・・何よりも勝った高瀬慧の八重歯が気になる気になる気になる。アスリートとしてあの歯並びはOKなんだろうか???

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新生イタリア代表には、ガットゥーゾにネスタ、デルピエロ、そして大好きなインザーギもいない。彼らは所属チームからも去ったんだ・・・。
ついに開幕したEURO2012、ここまで見た中ではそのイタリアがなんだかいい感じ。
守備が堅いのはお約束としても、いざ攻撃に転じたときにはカウンター一発だけでなく、前線のポストから3バックの特性を生かしたサイド攻撃、そして「ここぞ」で人数をかけるなんてのは、まったくもって「新生イタリア」。
ピルロは見た目おっさんになってしまったけど、相変わらずの指揮者っぷり。ちょっと期待してしまうぞ、と。

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WBO世界ウェルター級タイトルマッチ、マニー・パッキャオは判定に沈んだ。
この試合、正直見ててあんまりおもしろくなかった。パッキャオならきっとワクワクするに違いない、と見てるこっちがハードルを上げすぎてしまってたのかもしれないけど。

放送では「調子が良い・悪い」なんて話題が数多く出てたけど、僕にはやはり「衰え」だと思えてならない。なんか、残酷って感じ。金も名声もすべて手にしているはずだ。衰えていく姿っていうのは実はあんまり見たくない。モチベーションはどこに?

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「クレーのナダルは無敵だっ!!」
そう思いながら見てた全仏オープンテニス。あの読みと足は何度見ても理解と想像のの範疇を超える。
第3セット、ナダルが先行して、正直試合は終わったと思った。寝るか、とさえ(笑)。
・・・ジョコビッチは終わってなかった。ランキング1位というのはそういう力の象徴なんだろう。両方ともすごいっ。
お楽しみはもう一晩。

ところで、ジョコビッチ、いつからUNIQLOのウェア着てた?恥ずかしながら知りませんでした。
あと、ベンチ壊したらあかんよ。

・・・フェデラーの名前はもう霞んでいるんだろうか。

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あ、バレーの話はもういいよね。
サッカー日本代表の話はまあ僕が書かなくても(^^;
そしてその裏番組扱いだったナビスコカップ、お休みの節で敗退決定・・・orz...

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