今回今さらながらに見てみた映画は「愛のメモリー」です。1976年作品。もちろん松崎しげるは関係ないが、タイトルを見て「おっ」って思ったのは確か(^^;
ちなみに松崎しげるが「愛のメモリー」をリリースしたのが1977年。近い。
事件に巻き込まれて妻子を亡くした主人公マイケル。
そのときのトラウマを抱えたまま生きてきた16年後、マイケルはその妻とそっくりな女性と出会い、そしてまた事件が。
監督はかのブライアン・デ・パルマ。
サスペンスの上に置かれたラブストーリーかなぁと思いつつ見てたんだけど、より「犯罪の匂い」のほうが強くなりつつ、最終的にはスリラーなラブストーリーでした~みたいな展開だった。
意味不明ですね、すいません。
クライムサスペンスとして盛り上がってくると緊迫感もぐっと上がってくるんだけど(その手前の中盤は正直ものすごく眠かったです)、その真相が明らかになったとき、「んなわけあるかい。気が長すぎやん」と計画そのものに真実味がなくてがっかりもして。
さらにラブストーリー部分についても、かなり「ヘンタイ」寄りだったりもするので、決して気持ちよくはなかった。
じゃあダメ映画だったかと言うと、映像というのか演出というのか、なんだかこう引き込まれてしまったのよ。やたらにくるくる回るカメラワークとかね。
このデ・パルマが後に「ミッション・インポッシブル」を撮ることになるのだから世の中わかりません。

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