「チーム・バチスタ」同様、テレビ版を熱心に見てたがゆえに、“先が見えてしまうのではないか”という不安が大きかったのですが・・・。
杞憂でした。
いや、むしろ映画版のほうが面白かったかも。
ミステリーはミステリーなのだけど、それだけじゃなく、人間模様を描く。どちらかというと、医療ドラマが主軸かもしれない。
コミカルなテイストは残しつつも、走り抜けるような展開。そこに見え隠れする「ジェネラル」の狂気(堺雅人がよく似合う!)。そして迎える大団円(オチ、とも言う)。
2時間たっぷり楽しめましたー!
そして話は「極北」にちゃんとつながった!(こないだNHKでドラマやったやつ)。
大事なこと。相変わらず竹内結子は美しい(^^;
ラスト近くで、手を振るシーンがあるんだけど、「ヒジを体に付けて低い位置で手を振る」という“個人的なツボ”を突いてくれて非常に何と言うか・・・ウ・レ・シ・カッ・タ・デ・ス。
ちなみにちなみに、同じ海堂尊原作の映画「ジーン・ワルツ」の主演は菅野美穂である。
* * *
マンガならば全世界を股にかけた壮大な物語も、狭い浴槽サイズの物語も同じように作れるんだろうけど、映画だとそういうわけにはいかない。エンタテインメントという大義名分のために、どうでもいいようなことを金も時間もかけて本気かつ全力でやる(褒め言葉だと受け取ってください)、これが映画というものの魅力のひとつなんでしょうね。
ということで、今回の今さらながらにもう1本見てみた映画は「テルマエ・ロマエ」です。阿部寛2本立てです(笑)。
多くは語りませんが、これはもう阿部寛という存在がなければ成立しない映画で、それを発見した時点で「勝負アリ」でした(^^;
家族そろってけらけらと笑って過ごす2時間弱。楽しかったです。
・・・それにしても、あの中に入ると北村一輝でさえ、そんなに濃くないとは。古代ローマ人、恐るべし(違)。
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