2008年11月1日土曜日

歓喜と涙

坊主1号の出場する地区のドッジボール大会。
地区内にある小学校から、それぞれ高学年・中学年・低学年の数チームずつをエントリーして、トーナメントで戦う。

まあ、朝7時半に集合させられて、場合によっては最初の試合が午後だったり、朝一番の試合で負けてしまうと、「以上終了」になるわけで、いろんな意味でなかなかに「厳しい」。

イマイチ要領の悪い運営にちょっとイライラしつつも、坊主1号の出番を待つ。

初出場だった前回大会、彼のチームは緒戦敗退。自分なりに精一杯がんばってきたからか、試合後控室で号泣していたのが印象に残っている。

緒戦、1セットオールの最終セット。残りおそらく30秒ぐらい。奇跡的な逆転で勝ち抜いたっ!!
子供たちの歓喜の表情がまぶしい。

気持ちよく弁当を食べ、午後の準々決勝へ。

・・・・まったく勝負にならず、惨敗。

他の学校のチームは、技術的にも戦術的にも相当なトレーニングを積んできていることが明らかで(だって、低学年できちんとパス回しするんだよ)、個人のスキルだけで闘うチームには限界があった(浦●レッ●みたいだ)。

そりゃ、
「ウチの学校でもちゃんと練習しましょう(怒)
と校長に直談判する母親がいたとしてもうなずける。

敗れたチームは、エース格を中心に号泣。号泣、また号泣。
つられてどんどんみんな泣いていく。
ウチの坊主は、必死に涙をこらえてる。お、ちょっとは成長したな(^^;

こういう大会で、「勝つためだけ」に準備することが正解かどうか、ちょっとわからない。
ただ、泣けるほど、真剣に取り組んでいる子供たちを見て、大人として、何がしてあげられるのか、十分に議論する余地はあるように思う。

「僕、来年も出るよ」

そうか、がんばろうな。

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