今回今さらながらに見てみた映画は「ミステリと言う勿れ」です。テレビドラマの劇場版ってやつです。
「なかれ」って言ってんのにタイトルにしちゃってごめんなさいね(笑)。
原作はちょびっとしか読んでないんでその視点で語ることはできないんですけど、少なくともこの映像作品の中では主人公のもじゃもじゃ頭のちょっと風変わりで気難しい大学生の立ち振る舞いこそが見どころなんだと思います。ストーリーも面白いんですけどね。
観察眼に加えて論理性、そこから導き出される人生訓というか、何らかの神髄や本質みたいなもの。
事件は事件として、その本質に迫っていく部分こそがこの作品の魅力なのだろうな、ということを改めて思いましたね。
気づきを得る、みたい言い方でもいいかもしれない。だから主人公の名は「整」(ととのう)なのだなと。ちなみに名字は久能。「苦悩」かしら、などとも思ったり。
その意味でも菅田将暉はさすがの好演だと思いますし、そのちょっと不思議なイメージづくりにあの“もじゃもじゃ”は大きく寄与しているとも思います。
そして今作のエピソードではそのもじゃもじゃが!皆まで言わんが。
我路くんという謎キャラの部分を除けばテレビ版見てなくても楽しめるんじゃないでしょうか。そう思いました。
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