2018年1月10日水曜日

本能寺の焼け落ちた日に。

今回今さらながらに見てみた映画は「本能寺ホテル」です。年末年始は時代劇気分?
スタッフ・キャストが「プリンセストヨトミ」のチームだと聞いて一抹の不安がないわけではなかったような気がしないでもなかったわけですが、こと主演の綾瀬はるかの“描写”(意味深)については逆にかなり期待もしてたりなんかしてたわけで(^^;
その期待は裏切られませんでしたっ!!(喜)これでもかの「π/」攻撃!!

それはそれとして(^^;

プロポーズされた男性の家族に会いに京都を訪ねた現代の女性。ひょんなことから「本能寺ホテル」に宿泊することになり、そのホテルのエレベーターを介して、本能寺の変の前日の「本能寺」へタイムスリップする、という設定。かの時代の寺は宿坊としても使われていたので、その意味ではまさに「本能寺ホテル」なわけですね。

で、本人の意思とは関係なく、現代と戦国時代を何度も行き来した主人公は、本能寺の変の期日を知り、さらに信長や蘭丸とも交流する中で「歴史を変える」ことについて、自らの人生と重ね合わせ、さまざまに思い悩む・・・。

本能寺の変は誰もが知る歴史上の出来事なので、タイムパラドックスとは相性は悪いはずなんだけど、「そこに落としどころを見つけましたか!」でした。それがクリアになったので、本来描きたかったであろう主人公の成長物語を素直に見ることができたかなと。

「やりたいことは何ですか」

くり返し投げかけられるこの問いに答えを出すために、鍵を握るのはやはり織田信長。堤真一の存在感はさすがです。この作品ではあえて抑え目に演じてたような気がする。

というわけで、歴史モノとはあまり思わないほうがいいかと思うぞ、と。
そういえば綾瀬はるかと堤真一って「海街diary」でも恋人役だったな。

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秀吉、信長ときたから、いっそ家康も作って三部作にする?

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